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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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田園都市線開業50周年記念ヘッドマーク付きの東急5102F

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こちらは、6月9日に、二子玉川駅で撮影した、東急田園都市線開業50周年記念ヘッドマークが付きの東急新5000系の5102Fです。


東急新5000系は、2002(平成14)年5月2日に田園都市線の輸送力増強及び8000系列の置き換え用としてデビューした車両であり、当時は1編成しかなかったです。


車体は当時東急車輛製造(横浜市金沢区、現、総合車両製作所横浜事業所)で近郊用を含めて盛んに製造されていたJR東日本のE231系がベースであるので、東急車輛製造→総合車両製作所横浜事業所でのJR東日本向けの車両の取り引きが盛んであることの縁もあります。


これにより、新3000系よりもコストが低減されているし。


2012(平成24)年4月2日に、東急電鉄の系列だった東急車輛製造がJR東日本の系列の総合車両製作所に譲渡されていたのもそのはずであるし。


その2年後の2014(平成26)年4月1日にはJR東日本の直営だった新津車両製作所が、総合車両製作所に譲渡され、旧東急車輛製造が横浜事業所、旧新津車両製作所が新津事業所となっていました。


2003(平成15)年3月19日の営団地下鉄(現、東京メトロ)半蔵門線の押上延長の時までには、5106Fまで導入され、玉突きにより8590系が一時的に東横線に戻され、半蔵門線の新ATCに対応出来なかった8500系の8601Fと8602F、5+5編成だった8638+8639F、8640+8641Fが置き換えられていました。


8638+8639F、8640+8641Fは分割の上で大井町線に転用され、玉突きで8000系が置き換えられていたし。


初期の6編成は、種別表示が幕式で、行先表示が3色LED式という珍しい形状であり、それが同時期に導入された目黒線用の5080系5181Fと5182F(前面のみ)、2004(平成16)年2月1日に開業した横浜高速鉄道みなとみらい線のY500系にも受け継がれていました。


2004(平成16)年4月1日にデビューした東横線の5050系は、当初から種別表示を含めて全面LED化されています。


2005(平成17)年2月14日には、ラッシュ時の混雑緩和により5104Fに6ドア車が組み込まれ、2009(平成21)年までに5122Fまでの22編成が6ドア車と共に導入されていました。


当初の計画では、田園都市線に新5000系が250両導入されるはずだったけど、東横線の5050系の導入が優先された為に180両の導入に留まっています。


田園都市線では、2020年度までに東横線や大井町線と共にホームドアが導入されるのに伴い、山手線のE231系の時みたく6ドア車から新4ドア車への差し替えが、5120Fを皮切りに順次行われることになり、今年1月12日には新4ドア車が営業運転入りしていました。


新4ドア車は、東横線の4110F(渋谷ヒカリエ号)と同じハイバックシートに加え、関東の通勤型電車の固定式ロングシート車で初めてヘッドレストが取り付けられていることで話題になっています。


新5000系の6ドア車は、4,5,8号車に連結されているけど、4ドア車に順次差し替えられる理由は、ホームドアに対応出来ないことだけでなく、座席定員が少ないこと、朝ラッシュ時の急行の一部の準急への格下げや、大井町線の溝の口までの複々線化により混雑が緩和されていることも挙げられます。


現在は、宮前平駅にホームドアが試験的に取り付けられているけど、6ドア車もある為に、新幹線のホーム(熱海駅等)と同様に内側に寄せられた形となっています。


その他の駅では、このようなことをするスペースがないので、4ドア車への差し替えが行われるのもそのはずであるし。


乗り入れ先の地下鉄半蔵門線にもホームドアが導入される計画もあります。


5102Fは、以前6ドア車が連結されていた編成でありました。


新5000系のうち、5118,5119,5121,5122Fが6ドア車抜きの8両化の上で東横線に回されたけど、2017年度中に予定されている田園都市線への新車の導入により東横線に残留することが予想されています。


こちらは、西武ATSが搭載されており、東武東上線のT-DATCに更新されているし。


東横線の5050系や新5000系の一部には、種別表示が幕式の中間車が混在しているので、統一させる為に6ドア車の置き換えを兼ねて田園都市線に戻される確率が高いと思っています。


この画像を撮影した二子玉川駅は、2000(平成12)年8月5日まで二子玉川園駅と呼ばれ、改良前は外側に大井町線、内側に田園都市線と新玉川線が入っていました。


現在のように田園都市線と大井町線が完全に入れ替わったのは、1999(平成11)年9月4日のことで、大井町線の二子玉川園駅1番線到着列車では、緑色の方向幕が使われていたし。


二子玉川駅で田園都市線と大井町線の順序が逆になっていたのは、新玉川線が二子玉川園折り返し、大井町線が田園都市線として長津田、つきみ野方面まで直通運転されていた頃の名残であり、1979(昭和54)年8月12日に田園都市線が新玉川線直通にシフトされ、大井町~二子玉川園間が大井町線に戻されて二子玉川園の1,4番線交互の折り返しに変更されてからは不便な状態となった為に、大井町線の溝の口への延長及び二子玉川園→二子玉川駅の改良工事を期に、現在のような外側は田園都市線、内側は大井町線となったのであります。


二子玉川園は、1985(昭和60)年3月31日に閉園となり、跡地には、再開発開始までの繋ぎとして、二子玉川タイムスパーク(ナムコ・ワンダーエッグ、いぬたま・ねこたま、釣り堀、二子玉川園東急スポーツガーデン、ミズノフットサルプラザなどがありました。


ナムコ・ワンダーエッグは、1992(平成4)年にナムコ(現、バンダイナムコエンターテインメント)によって期間限定により開設されたけど、幾度の延長を経て、20世紀の最終日である2000(平成12)年12月31日に閉園となっていました。


現在バンダイナムコによるテーマパークは池袋のサンシャインシティにあるナンジャタウンがあり、今年で開園20周年を迎えることになります。


いぬたまとねこたまは、その名の通り、犬や猫と触れ合うことが出来たテーマパークであったけど、2006(平成18)年1月8日に惜しまれて閉園となっていました。


伊豆高原(静岡県伊東市)にある伊豆高原ドッグフォレストや、池袋の東急ハンズにあるねこぶくろなどでその流れが受け継がれています。


これらの跡地は、二子玉川ライズとして整備され、2011(平成23)年3月19日に、ショッピングセンターが開設されていました。


昨年には、テラスマーケット、シネマコンプレックス、二子玉川エクセルホテル東急、楽天クリムゾンハウスの新設によりグランドオープンされ、楽天の本社が品川シーサイドから移転してきていました。


りんかい線の品川シーサイド駅には、楽天タワー前と表示されていたのはその為であったし。


楽天は、楽天市場や楽天トラベルで有名であるけど、2005(平成17)年に東北楽天ゴールデンイーグルス(楽天イーグルス)というプロ野球チーム(パ・リーグ、本拠地は宮城県仙台市宮城野区にある楽天Koboスタジアム宮城)が出来てから楽天の知名度が上がるようになり、2013(平成25)年には、初のリーグ優勝、日本一となっていました。


隣接する二子玉川公園は、2009(平成21)年12月まで東急自動車学校(東急グループの自動車教習所で、現在は多摩市唐木田に移転されている)があった場所であり、二子玉川ライズと共に整備されています。


東急自動車学校の移転後は、周辺にあるコヤマドライビングスクール(二子玉川と成城、緑色の自動車教習所)が受け皿となっているし。


コヤマドライビングスクールは、渋谷区に本社があり、二子玉川(世田谷区)、成城(同、旧東京日産ドライビングカレッジ)、石神井(練馬区)、秋津(東村山市)、綱島(横浜市港北区)の5校があります。


因みに、コヤマドライビングスクール石神井は、以前自分(しゃもじ)が車の免許を取る為に通っていた自動車教習所でもあり、その送迎バスを見る度に通っていたことを思い出します。


二子玉川公園の園内には、スターバックスコーヒー(スタバ)があるので、公園の中のスタバとして珍しいなと思いました。


ステーション♪のさやぽんこと葉月沙耶氏は、スタバのベイクドチーズケーキがお薦めだと言っていたし。

今回撮影した平日の10K運用は、南栗橋駅に14時02分に到着した後、南栗橋車両管区に入庫し、南栗橋 19時11分発の中央林間行き(東武線、東急線では急行)で中央林間へと向かい、折り返しの長津田行きでの入庫となります。

このように、田園都市線開業50周年ヘッドマーク付きの5102Fも撮影することが出来て良かったです。


このヘッドマークは、来年3月末まで取り付けられる予定です。






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