こちらは、6月29日に、JR新宿駅の2番線と、JR池袋駅の4番線で撮影した、東京臨海高速鉄道(TWR)りんかい線の70-000形のZ3編成(2代目70-030F)によるりんかい線開業20周年記念のラッピング電車で、新宿から池袋までそれに乗って行きました。
反対側(新宿、新木場寄り)の先頭車には、大崎、大宮、川越寄りの先頭車と異なるヘッドマークが付いていたので、初めて撮影することが出来たのであります。
りんかい線20周年記念ヘッドマークは、4種類であり、残りの2種類が70-070Fに取り付けられていたほか、先頭車の側面にもラッピングされていました。
埼京線及び湘南新宿ラインの1,2番線は、1986(昭和61)年3月3日(当初はうぐいす色の103系(一部山手線から転用されていた)が使われていた)に埼京線が山手貨物線の旅客兼用化により新宿まで延長された時に増設されたホームであり、当初は10両編成までしか止まれない埼京線専用ホームとして扱われていました。
埼京線が新宿まで延長されてから、今年3月で30周年を迎えていたし。
当時は池袋から山手線の停車駅である目白、高田馬場、新大久保を飛ばして新宿まで直行するようになったことで、話題になっていました。
埼京線の新宿止まりの時代は、1996(平成8)年3月16日に恵比寿まで延長されるまでの間の10年間続いていたし。
埼京線の渋谷、恵比寿延長からは、八高線の八王子~高麗川間の電化及び川越までの直通化と共に、今年3月で20周年を迎えていました。
当時は恵比寿駅での折り返しが出来なかったので、大崎まで回送され、留置線での折り返しの後、恵比寿に戻り、ここから営業運転入りしていたし。
恵比寿からの埼京線は、新宿駅4番線発着となっているので、1991(平成3)年3月19日の成田エクスプレスの開業と共に使用開始された3,4番ホームが、北行のホームとして使われるようになっていました。
現在は、中央線特急で暫定的に使われていた5,6番線が成田エクスプレス等とのホームとなっているし。
埼京線の新宿折り返しの列車は、2番線または3番線からの発車となっており、今回は2番線側で撮影出来たのであります。
2代目70-030Fは、2004(平成16)年に、6両編成だった旧70-050F(1999(平成11)年製)に初代70-030Fの中間車2両(70-037,70-038号車、2002(平成14年製))と、新製車である70-033,70-036号車(付随車、4号車と7号車)を組み合わせた編成であり、2号車と3号車が旧70-030Fから転用された車両(70-037号車と70-038号車)となっています。
70-010Fは、これまでの70-010Fに、新製車の70-013,70-016号車(4号車と7号車)と、旧70-020Fから転用された車両(旧70-021号車と70-022号車、5号車と6号車)を組み合わせた編成で、2,3,4,7号車以外は、1995(平成7)年製であります。
2代目70-020Fは、4号車と7号車が新製車である70-023,70-026号車、5号車と6号車が、旧70-030Fから転用された車両(旧70-031号車と70-032号車、1996(平成8)年製)で、他は70-040F(1996(平成8)年製と2002(平成14)年製)から転用された車両から組成された編成となっているし。
TWRロゴの下にりんかい線の表示のある車両は、2002(平成14)年12月1日の大崎延長の時に導入された車両の証であり、増結用 の中間車もこうなっています。
70-060F(先頭車を含めた4両が2001(平成13)年製)以前の編成のTWRロゴにりんかい線の表示がある車両とない車両が混在しているのはその為であるし。
70-000形では、本家JR東日本の209系と同様に、制御機器の更新が進められているので、209系と同様の音も聴けなくなってきています。
山手線では、来年春以降E235系が量産化され、E231系500番台が中央・総武緩行線に順次転用されることにより、E231系0番台の一部や209系500番台が武蔵野線や八高・川越線に転用される予定となっています。
いずれにしても、6ドア車が無くなることになるし。
八高・川越線では、205系はもちろんのこと、209系の足回り未更新車も置き換えの対象となっているけど、70-000形から転用された209系3100番台の動向も気になります。
山手線のE235系の導入により捻出されたE231系0番台の一部は、上野東京ラインの開業用として常磐快速・成田線(品川、上野~取手間、我孫子~成田間)に転用されていたけど、1段の車内案内表示で見分けることが出来ます。
中央・総武緩行線(元山手線)のE231系500番台は、A520編成だけとなっていたけど、今年5月からはA540編成も加わっています。
埼京線にE233系7000番台が導入されてから、昨日(6月30日)で3周年を迎えていたので早いもんだなと思いました。
205系のうち、ハエ28編成(クハ205-107F)だけが未だ現役であるし。
103系が首都圏から全滅していたのは、2006(平成18)年4月の常磐快速線のことで、あれから10年経っていました。
常磐快速線では、2004(平成16)年までに全てE231系に置き換えられるはずだったけど、翌年の2005(平成17)年8月24日のつくばエクスプレスの開業に伴う常磐線の本数見直しの関係により、予備車となっていた103系が2006年まで活躍していたことになったのであります。
こちらは、1971(昭和46)年4月20日の常磐線と営団地下鉄(現、東京メトロ)千代田線との直通運転開始に伴う迷惑乗り入れ騒動により、廃車予定だった72系73形(ナナサン)が1年間の期間限定で復活していたことと同様でありました。
新木場駅は、2階がりんかい線と東京メトロ有楽町線のプラットホーム、3階が共用のコンコース、4階がJR京葉線のプラットホームであり、りんかい線のプラットホームは、北側にあります。
京葉線と武蔵野線は、2005(平成17)年まで103系が活躍していた路線として有名であり、盛んだった頃が懐かしいです。
京葉線が開業したのは、前述の埼京線の新宿延長と同じ1986(昭和61)年3月3日の西船橋~千葉みなと間のことで、あれから30年経ったのであります。
新木場駅が出来たのは、1988(昭和63)年6月8日の地下鉄有楽町線の新富町~新木場間の開業の時であり、同年12月1日の新木場~南船橋、市川塩浜~西船橋、千葉みなと~蘇我間の開業により、京葉線も乗り入れるようになっています。
当時は、東京ディズニーランド(東京ディズニーリゾート)前に舞浜駅が開業し、西船橋駅の南側にあるデルタ線が生かされた上での武蔵野線との直通運転が開始されたことでも話題になっていました。
1990(平成2)年3月10日には京葉線が東京まで延長されたことにより途中駅となり、1996(平成8)年3月30日には、臨海副都心線(りんかい線)の開業により3社が乗り入れる駅となっています。
改札は、西側より、有楽町線、京葉線、りんかい線と並んでいるし。
新木場は、北側(夢の島エリア)に夢の島公園、新江東清掃工場、東京スポーツ文化館、夢の島熱帯植物館、第五福竜丸展示館、夢の島マリーナ、総合運動場、南側に新木場の名の由来である貯木場、STUDIO COAST(スタジオコースト、ライブハウス)、新木場1stRING(ファーストリング、プロレス場)などがあります。
若州海浜公園(キャンプ場)や東京ゲートブリッジへは、新木場駅から都営バスの木11甲系統の若州キャンプ場行きで行くことになるし。
東京ゲートブリッジは、若州キャンプ場と中央防波堤を結ぶ橋であり、中央防波堤エリアへの立入が禁止されているので、若州キャンプ場側から入り、中央防波堤側でUターンしなければならないです。
東雲(しののめ)駅は、2面2線の高架駅であり、周辺にはキャナルコートやイオン東雲ショッピングセンターなどがあります。
東雲駅付近には、都営バスの深川自動車営業所(研修所と整備工場も隣接されている)、東北急行バス(東武グループの高速バス会社)の東京営業所(本社、東雲車庫)、京成バスの東雲車庫(奥戸営業所の管轄の高速バス車庫)から成るバスの車庫が3ヶ所あります。
都営バスの深川自動車営業所は、最大規模であり、他の営業所及び支所の車両の整備も一括して行われているし。