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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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箱根登山鉄道の110号車(復刻塗装)

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昨日(9月20日)は、強羅から箱根湯本まで、箱根登山鉄道のモハ2形の110号車による復刻塗装車に乗りました。


この車両は、1927(昭和2)年にスイス製の電装品を組み合わせて3両製造された木造電車のチキ2形がルーツであり、この110号車は、1957(昭和32)年に東洋工機で、車体が鋼製化されていました。


モハ2形は現在108号車(親会社の小田急ロマンスカーの旧3000形(元祖SE車)に準じた金太郎塗装)が103+107号車と、110号車が104+106号車とペアが組まれた3両編成で使われ、109号車(従来塗装)が予備車となっているけど、110号車は来年の2月12日をもって最後の時を迎えることになります。


その引退を記念して、昭和20年代に使われていた水色とクリーム色の塗装が復刻され、9月3日に強羅駅構内で行われたワクワク!箱根親子鉄道展で初お披露目されていました。


この復刻塗装は、2004(平成16)年から2008(平成20)年までの間に、108号車に施されていたことがあったけど、撮影が出来なかったので、今回の110号車で初めて撮影出来たのであります。


こちらは104+106号車と同様に、カルダン化されているので、2001(平成13)年1月まで存在していた東急世田谷線の旧型電車のうちの70形や80形を思い出しました。


108号車と109号車もカルダン化されているので、108号車と103+107号車の組み合わせの場合は、108号車がカルダン、103+107号車が吊り掛けとなります。


110号車の引退理由は、老朽化だけでなく、予備車を削減させる為でもあります。


一昨年11月1日に、アレグラ号こと3000形が2両導入されたことにより、繁忙期には全て3両編成で組めるようになり、モハ2形が1両余る状態となってしまったのでそのはずであるし。


箱根登山鉄道の旧型車は、段差があるので乗り降りする時には注意が必要となります。


9月3日の強羅でのイベントには行かれなかったので、9月10日に箱根登山線に寄り道した時に110号車を撮影出来なかったということにより、9月19,20日の1泊2日での箱根フリーパスによる箱根旅行で出直したところ、1日目は撮影出来なかったので、2日目の昨日行った時に三度目の正直により110号車の撮影・乗車に成功したのであります。


これを撮影した時には、110号車に復刻塗装が似合っているんだなと思いました。


昨日は、平日であり2両編成もあるのではと思っていたけど、全て3両編成で運転されるとは思っていなかったです。


平日にも観光客が多いということもあり、20,21日に休んで連休を繋げようという狙いもあったと思われます。


この日は台風が接近していたけど、何とか家に帰ることが出来ました。


このように、箱根登山鉄道で、110号車に乗ることや撮影することにより目標を達成することが出来て良かったです。


画像は、宮ノ下、大平台、箱根湯本の各駅で撮影したものです。






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