こちらは、10月28日に、都電荒川線の荒川車庫前電停で撮影した、8502号車による町屋駅前行きです。
都電の8502号車は、1992(平成4)年に導入された8500形の量産車で唯一のロングシート車であり、デビュー当初は、その2年前の1990(平成2)年に導入された8501号車と同様に水色のロングシートとなっていました。
8502号車には、2013(平成25)年10月から3年間、帝京科学大学のラッピング(虎模様)が施されていたけど、8804号車(別デザイン)に譲られた為に、ラッピングが解除されて、久しぶりにラッピングが施されていない8500形を見ることが出来たのであります。
90年代までの都電は、ラッピングされていない姿が当たり前だったので、LED化されたこと以外は90年代を彷彿とさせる姿となっていたし。
90年代の都電は、都電雑司ヶ谷電停が雑司ヶ谷電停だったこと、荒川区役所前の次は終点三ノ輪橋だったこと、小台~宮ノ前~熊野前間が併用軌道だったこと、荒川車庫前の都電おもいで広場のある場所に旧営業所棟があったことなどがありました。
後は第一、第三日曜日に、6152号車(現在あらかわ遊園で静態保存されている車両)が特別運転されていたし。
町屋駅前電停は、折り返しの出来る電停であり、夜間は早稲田から町屋駅前行きとなり、折り返し荒川車庫前行きで入庫されることが多いけど、繁忙期での大塚駅前~町屋駅前間での区間運転にも対応しています。
荒川車庫前電停も、夜でも綺麗に撮影出来るので、この時に撮影することが出来たのであります。
都電の荒川車庫の正式名称は、荒川電車営業所であり、都営バスの営業所も、営業所ではなく、自動車営業所が正式名称であるので、都営バスの記事で、巣鴨営業所ではなく、巣鴨自動車営業所と書いています。
都営バスの補足で、深川自動車営業所にも、新型エルガであるS-B780~783号車が入ってきたという情報がありました。
このように、ラッピングが解除されて綺麗になった都電の8502号車を撮影することが出来て良かったです。