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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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小田急ファミリー鉄道展2016での新4000形2 車内の様子

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こちらは、10月15日に、小田急線の海老名電車基地(海老名検車区)で行われた、小田急電鉄のイベントである小田急ファミリー鉄道展2016に行った時に撮影した、小田急新4000形の4065Fの車内の様子です。


このイベントでは、小田急新4000形4065Fの中間車の一部の車内が、一方通行ルートで公開されていたけど、通電されていない状態だったので、窓が開いていました。


座席の色は、一般座席が赤系、優先席が青系であるので、ベースとなったJR東日本のE233系と比較して、小田急流にアレンジされていることが分かります。


ドアのほうは、非常用ドアコックが使われた上で開けられていたし。


車内のメーカー表示は、J-TREC 総合車両製作所 2012となっていたので、東急車輛製造から総合車両製作所に変更されてから初めて導入されていたことが分かります。


一昨年4月1日に、JR東日本の直営だった新津車両製作所(4056Fと4063Fも製造されていた)が、総合車両製作所に移管されてからは、横浜事業所(旧、東急車輛製造)製が横浜、新津事業所(旧、新津車両製作所)製が新津の表示が入るようになっています。


新津車両製作所時代に製造されたJR東日本以外の会社(他社)向けの車両は、小田急新4000形の4056Fの全てと4063Fのうちの6両のほか、相鉄の10000系、11000系の一部、都営新宿線の10-300形の10-450,10-460,10-470Fの中間車と、10-480Fの10両化用の中間車2両も挙げられています。


4065Fの車内LCD装置は、17インチで、左側がトレインビジョン、右側が案内表示であり、4064F以前の編成も、改良されていました。


常磐緩行線に乗り入れる小田急新4000形は、車内広告が神奈川県のことばかりであり、天気予報が東は綾瀬までしか表示されないという不満があると言われているけど、小田急側の事情であるから仕方がないと思います。


天気予報だけは何とかしてもらいたいし。


常磐緩行線は、1971(昭和46)年4月20日の千代田線直通化の時から千代田線と同等のATCとなっており、1999(平成11)年12月4日の千代田線の新CS-ATC装置への更新によりATC-4型からATC-10型に更新されています。


小田急の車両では、新4000形のほか、千代田線に乗り入れる60000形ロマンスカーMSE車の1,6,10号車にもATC装置が取り付けられているし。


東京メトロでは、新CS-ATCに統一されている為に、東京の地下鉄でATSが使われているのは、都営浅草線(C-ATS)だけとなっています。


小田急線でのOM-ATSからD-ATS-Pへの更新は、2012(平成24)年3月31日の多摩線を皮切りに行われ、昨年9月12日には、新宿~新百合ヶ丘間を最後に完了していたので、E233系2000番台にD-ATS-P装置だけが取り付けられていたことが分かります。


D-ATS-Pは、JR等のATS-Pとの互換性はないし。


2012年3月に全廃となった10000形HiSE車、20000形RSE車、5000形にD-ATS-P装置が取り付けられなかったのはそのはずであり、JR東海の371系(現在は富士急行線の8500系富士山ビュー特急となっている)もD-ATS-P装置の取り付けが省略されていました。


小田急60000形MSE車の6連には、御殿場線乗り入れによりATS-PT装置が取り付けられています。


MSE車のミュージックホーンは、小田急線と東京メトロ線で使われることもあるけど、御殿場線では、JR東海の規定により使用が禁止されています。


小田急新4000形では、常磐緩行線に導入される予定のCBTC装置の取り付けが、JR東日本の大宮総合車両センターに委託される為に、11月4日の4060Fを皮切りに、松戸車両センターから大宮総合車両センターまで、EF64 1031号機による牽引で配給輸送されていました。


こちらはE233系2000番台がCBTC装置の取り付けの為に、長野まで遠征していたことと同様であったし。


一昨年の小田急ファミリー鉄道展では、60000形MSE車の60252F、新4000形の4053F、東京メトロ16000系の16106Fがそれぞれ展示され、千代田線直通列車がテーマとなっていたけど、今年は小田急新4000形の4065F、東京メトロ16000系の16130F、E233系2000番台のマト16編成(クハE233-2016F)が展示され、こちらも千代田線直通がテーマとなっていました。


1978(昭和53)年3月31日に、営団6000系と小田急9000形によって開始された小田急線と地下鉄千代田線との直通運転は、今年3月26日に大きく変化したことになったのであります。


メトロ特急の増発もその一環であるし。


このように、今年も小田急ファミリー鉄道展(海老名でのイベント)に行くことが出来て良かったです。


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