11月8日は、渋谷から押上(スカイツリー前)まで、東武鉄道50050系の51055Fによるクレヨンしんちゃんのラッピング電車に乗りました。
このラッピング電車は、来年4月13日のテレビアニメ化25周年記念により運転されているもので、11月3日の初日には、クレヨンしんちゃん縁の街である春日部から北千住まで臨時急行で運転されていました。
クレヨンしんちゃんのテレビアニメは、テレ朝系で、毎週金曜日の19時30分(夜の7時半)から放送されているので、金曜日のテレ朝系のゴールデンタイムには、19時から放送されているドラえもんと合わせて、大人気の長寿アニメが並ぶことになります。
こちらは日曜日のフジテレビ系の18時(夕方6時)台にちびまる子ちゃんとサザエさんが並んでいることと同様であるし。
クレヨンしんちゃんは、1992(平成4)年4月13日のテレビアニメ放送開始当時は月曜日だったけど、現在は金曜日に放送されています。
毎週金曜日に放送されている長寿テレビアニメと言えば、午前10時55分から日テレ系で放送されているそれいけ!アンパンマン(アンパンマン)も挙げられているし。
アンパンマンと言えば、JR四国のラッピング列車で有名であり、小さなお子様に大人気であります。
ドラえもんとクレヨンしんちゃんは、どちらもテレ朝系のアニメ制作会社である、シンエイ動画(西東京市田無町、旧、田無市)に本社のある)によって制作されており、国民的アニメでもあるという共通点があります。
その車内には、1993(平成5)年から毎年公開されているクレヨンしんちゃんの映画の紹介ポスターもあるし。
クレヨンしんちゃんの野原一家が春日部市在住という設定であることは、ちびまる子ちゃんが静岡県清水市(現、静岡県清水区)が舞台であることに似ている状態であります。
静岡鉄道静岡清水線で、ちびまる子ちゃんのラッピング電車が運転されているけど、間もなく終了してしまうし。
春日部では、コミュニティバスにもクレヨンしんちゃんが描かれているので、クレヨンしんちゃんの街であることがアピールされています。
東武50050系は、2006(平成18)年3月18日に、東京メトロ半蔵門線、東急田園都市線直通列車の増発用並びに本線系統初の10両固定編成としてデビューし、2009(平成21)年までの間に18編成が導入されて、6+4編成である30000系が、2編成を残して全て置き換えられていました。
こちらは10両固定編成で、浅草駅に乗り入れることが出来ないので、地下鉄半蔵門線、東急田園都市線直通運用専用で扱われています。
現在定期乗り入れは行われていないけど、10両対応となっている館林駅に入ることが出来ます。
2003(平成15)年3月19日に、地下鉄半蔵門線との直通運転が開始された当時6+4の30000系が導入されていた理由は、当時存在していた西新井工場で、10両編成を取り込むことが出来なかったからであり、翌年の2004(平成16)年4月1日に南栗橋工場に移転されてからはこの問題が解消されています。
50050系の導入により地上運用に戻された30000系は、6両と4両に分割されて本線系統の列車に使われていたけど、現在は再び10両固定扱いとされた上で東上線(池袋~小川町間)に転用されています。
30000系のうち、半蔵門線直通用の第6編成と第9編成が本線系統に残留しているし。
東武車による半蔵門線直通運用は、平日、土休日共に17本であり、50050系だけでも運用させることが出来ます。
50050系は、2007(平成19)年の51060Fの導入をもって中断され、2009(平成21)年に増備が再開されていたけど、51061F以降は50070系(東上線系統の地下鉄直通用)の後期車や50090系(TJライナー対応車)に準じてマイナーチェンジされています。
50050系の種別・行先表示は、全て明朝体の3色LED表示であり、前面表示は、東急田園都市線や地下鉄半蔵門線で、各停の表示が行われていないことにより、種別表示が空白で右側の行先表示だけ表示されるというバランスの悪い状態となっているし。
50000系シリーズ(50000系、50050系、50070系、50090系)は、2004年の東上線(池袋~小川町間)専用のロングシート車である50000系の51001F(唯一の非貫通車)から導入され、2012(平成24)年の50070系の最終増備車である51077Fまでの8年間、日立製作所でA-train規格のアルミ車体で製造されていました。
今年度導入される予定の東武の車両は、70000系(日比谷線直通用でメトロ13000系の東武バージョンでもある)と、500系汎用特急車、Revaty(リバティ)であり、前者は近畿車輛、後者は川崎重工業で製造されることになります。
来年夏に東武鬼怒川線で運転される予定の復活SLの客車は、JR四国で活躍していた12系2両、14系4両であり、車掌車のヨ8000形2両(ヨ8634、8709号車)、ディーゼル機関車のDE10-1099号機も譲受されます。
SLは、JR北海道からC11 207号機が借り受けられて使われることになるし。
クレヨンしんちゃんのラッピング電車は、オレンジ色が黄色となり、期間限定でありながら、幸せを呼ぶ黄色い電車となります。
田園都市線ではサザエさんでお馴染みの桜新町駅を通ることになるし。
この画像を撮影した半蔵門線の渋谷駅は、東急電鉄による管理駅でありながら、紫帯の壁により、営団地下鉄→東京メトロ管理時代の名残があります。
こちらは、来年5月まで運転される予定であり、東武線の押上~久喜、南栗橋間のみならず、地下鉄半蔵門線や東急田園都市線でも見ることが出来ます。
この日は、80T運用で、乗った時には押上行きとなっていました。
このように、東武50050系によるクレヨンしんちゃんのラッピング電車に乗ることが出来て良かったです。