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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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伊豆急行のリゾート21 黒船電車のロイヤルボックス

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1月5日は、網代から熱海まで、伊豆急行のリゾート21黒船電車のR-4編成(2157F)に連結されていたロイヤルボックス車両(サロ2182号車)に乗りました。


この日は、リゾート21設定列車の5号車に、特別車両のロイヤルボックスが連結された8両編成で運転されていたけど、ロイヤルボックスには、JR伊東線、伊豆急行線共に特別料金なし(自由席)で乗ることが出来たのであります。


リゾート21のロイヤルボックスは、1990(平成2)年に2157F(リゾート21EX、現在の黒船電車)と共に登場し、1991(平成3)年7月1日からはR-1~3編成にも連結されていました。


当時は編成毎に仕様が異なり、普通列車でも星空演出が行われているということで人気があったけど、2003(平成15)年3月末に普通列車へのロイヤルボックスの連結が中止され、リゾート21のロイヤルボックスがこのサロ2182号車を除いて廃車解体されてしまったのであります。


こちらはJR線でも特別料金を支払った上で乗ることが出来、18きっぷとの組み合わせも可能だったけど、乗れずじまいとなってしまったのが惜しまれます。


今回のトンネル内でのスターダストルーフの星空演出は、伊豆急行線の富戸~城ヶ崎海岸間の富戸トンネル、伊豆高原~伊豆大川間の赤沢、草崎トンネル、片瀬白田~伊豆稲取間の黒根トンネル、河津~稲梓間の谷津トンネルの4ヵ所だけで行われているので、JR伊東線を含めた他のトンネルでは星空演出がなかったのが残念でありました。


本当は、乗り越しの上で伊豆高原まで乗っていれば、富戸トンネルで星空体験を出来ていたところでした。


今回は当然のことながら、星空演出を体験することが出来なかったので、かつて存在していた100系の元祖ロイヤルボックスのサロ1801号車に乗っているようなハズレな気分であったし。


元祖ロイヤルボックスのサロ1801号車とは、1987(昭和62)年にサハ184号車(グリーン車だった車両)から改造された車両であり、前年の1986(昭和61)年に廃止された100系のグリーン車の流れが組まれていました。


元祖ロイヤルボックスは、スターダストルーフのあるリゾート21のロイヤルボックスを目当てにしていた乗客にとって紛らわしい状態であったので、1999(平成11)年に普通車扱いとなっていたし。


2002(平成14)年4月に定期運用から離脱された100系のうち、前述の元祖ロイヤルボックスやグリーン車のお下がりの車両が連結されていたことで、乗り得列車でもあったことを覚えています。


リゾート21のロイヤルボックスも、元祖ロイヤルボックスと同様の折り戸式ななで、ロイヤルボックスの証として撮影しておきました。


ロイヤルボックスは、普通車からの通り抜けを防ぐ為に仕切りがあったので、1991年に増備された3両では、伊東(熱海)寄りのトイレが、ロイヤルボックス専用トイレ(洋式トイレと男性用小トイレが一体になったスペース)と、普通車用のトイレ(当初は和式トイレだった)に分かれていました。


それは、リゾート21のR-1~3編成(2151,2153,2155F)のトイレが1ヵ所しかなかったことによるものであり、普通車からの通り抜けを防ぐ為であったし。


今回乗った時には、普通車とロイヤルボックスを仕切る壁が設けられておらず、通り抜けが自由だったので、ロイヤルボックスからは2ヵ所のトイレを使うことが出来たのであります。


普通車用に設定された和式トイレも、2157Fの普通車のトイレと同様に洋式化されていました。


洋式の個室に男性用小トイレが一体となっていることは、一部の多目的トイレ(誰でもトイレ)やとある喫茶店や居酒屋のトイレで見ることが出来るけど、鉄道車両の車内トイレとしては珍しいです。


ロイヤルボックスの座席は、海側が1人掛け、山側が2人掛けであり、緑色の座席に木目調の内装でロイヤルボックスらしさを感じました。


リゾート21黒船電車の時刻(1月31日までロイヤルボックス連結)


下り(伊豆高原、伊豆急下田方面)


熱海 8時24分発→伊東 8時47分着、8時49分発→伊豆急下田 9時52分着


熱海 12時24分発→伊東 12時47分着、12時48分発→伊豆急下田 13時58分着


熱海 16時33分発→伊東 16時59分着、17時ちょうど発→伊豆高原 17時22分着


上り(伊東、熱海方面)


伊豆高原 7時26分発→伊東 7時46分着、7時48分発→熱海 8時12分着


伊豆急下田 10時19分発→伊東 11時33分着、11時34分発→熱海 11時58分着


伊豆急下田 14時41分発→伊東 15時49分着、15時51分発→熱海 16時14分着


リゾート21黒船電車のロイヤルボックス連結は、1月31日までの予定であり、12月31日と1月1日は除外日でありました。


リゾート21では、2月4日から、R-3編成(2155F)による地域プロモーション電車が運転される予定であり、金目鯛がイメージされたキンメ電車となります。


ドルフィン塗装だった2155Fが長期運用離脱されていたのはその為であるし。


当初は2155Fも元東急電鉄の8000系に置き換えられる予定となっていたけど、検査を通したことや再度の車体修繕により残される結果となったのであります。


2155Fのキンメ電車は、2月5日からは、運休予定日である2月14日と24日を除いて上記の黒船電車の時刻で運転される予定だけど、2月4日の初日だけは、以下の時刻で運転される予定となっています。


下り(伊豆高原、伊豆急下田方面)


熱海 9時38分発→伊東 10時ちょうど着、10時02分発→伊豆急下田 11時08分着


熱海 13時40分発→伊東 14時05分着、14時07分発→伊豆急下田 15時17分着


熱海 17時37分発→伊東 18時04分着、18時11分発→伊豆高原 18時33分着


上り(伊東、熱海方面)


伊豆高原 8時23分発→伊東 8時47分着、8時49分発→熱海 9時14分着


伊豆急下田 11時47分発→伊東 12時53分着、12時54分発→熱海 13時22分着


伊豆急下田 15時27分発→伊東 16時38分着、16時48分発→熱海 17時12分着


この時刻は、2月5日以降の黒船電車の時刻となるけど、8000系による代走日もあるので注意が必要となります。


運転予定日は、伊豆急行のHPにも出ているし。


このことで、2009(平成21)年3月に伊豆への家族旅行の時に宿泊先の某ホテルで金目鯛を食べたことを思い出しました。


家族旅行の時には、熱海から伊東まで、廃車寸前のリゾート21の第2編成であるR-2編成(2153F)に乗ることが出来たし。


今年3月22日に開業20周年を迎える北越急行ほくほく線のゆめぞら号は、5ヵ所の長大トンネルで、天井に映像が映し出されるので、特別料金なしでリゾート21のロイヤルボックスと同様の雰囲気を味わうことが出来ます。


この時に、伊豆急行のリゾート21黒船電車によるロイヤルボックスに乗ることが出来て良かったです。


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