東日本大震災から6年経ち

東北地方や北関東地方を中心に大地震、津波、福島県浜通り地区での原発事故によりかつてないほどの大被害となった東日本大震災(東北関東大震災)から今日(3月11日)で6年経ちました。被災地の皆さんにはお見舞い申し上げると共に一足早い復興を願っています。

常磐線に関しては、昨年は7月12日に小高～原ノ町間が、同年12月10日に相馬～浜吉田間がそれぞれ復旧し、小高～原ノ町～相馬間の孤立区間が解消されていました。

これまでは、小高～原ノ町～相馬間に701系の3編成が勝田車両センター籍として封じ込められていたし。

原ノ町～仙台間では、原ノ町、新地、山下～仙台間と、震災前の運転体型に戻されています。

仙台～小高間の直通列車は、上り1本しかなかったけど、3月4日の改正からは、下り1本新設されて1往復となっていました。

被害の酷かった相馬～亘理間のうち、駒ケ嶺～浜吉田間が内陸部の新線に移され、この区間にある新地駅が地平の新駅、坂元駅と山下駅が高架駅となっていました。

今後は、浪江～小高間が今年の3月31日、竜田～富岡間が今年末、富岡～浪江間が2020年3月までに復旧する予定となっています。

その他の鉄道の不通区間は、山田線の宮古～釜石間であり、気仙沼線の前谷地～柳津～気仙沼間と、大船渡線の気仙沼～陸前高田～盛間でBRT(バス高速輸送システム)による運転となっています。