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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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東京メトロ千代田線の06系

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昨日(3月2日)は、綾瀬から明治神宮前まで、東京メトロ千代田線でたった1編成しかないレアな車両である06系による代々木上原行きに乗りました。

この日は、73S運用に使われていたけど、小田急線の唐木田に乗り入れる運用も含まれていました。

06系は、営団地下鉄の時代の1992(H4)年に、千代田線の営団持ちの運用増(輸送力増強用)として、この06-101Fの1編成のみが川崎重工業で製造され、翌年の1993(H5)年3月18日のダイヤ改正の時に、当時有楽町線で使われていた姉妹車の07系と共に営業運転入りしていました。

07系が、デビュー当時有楽町線に2編成が導入され、翌年の1994(H6)年12月7日の有楽町新線(現在の副都心線の一部)の開業に伴う増備車として、4編成追加導入されて6編成となり、副都心線及び有楽町線のホームドア設置によって、ホームドアに掛からない為に全て東西線に回されていたのに対し、06系では、その後の増備もなく、1編成しか導入されなかった車両の座が守られています。

6000系のVVVF化の対象から外された編成は、16000系によって置き換えられていたし。

デビュー当時は、6000系の6101Fと同様に、小田急線に乗り入れることが出来なかったけど、1998(H10)年8月22日の改正で小田急線にも乗り入れるようになっています。

小田急線及び乗り入れ車両にはD-ATS-P装置が取り付けられているけど、この06系にも搭載されているし。

車体は東西線で使われている05系がベースで、ヘッドライトは、丸型が採用されているので、06系、07系らしさが表れています。帯の色は、緑色と薄い紫色のツートンで、06系独自であるし。

内装は、千代田線沿線にある日本庭園がイメージされており、座席は、緑色となっています。

撮影した綾瀬駅は、1971(S46)年4月20日に、千代田線の北千住~綾瀬間の開業により、国鉄から譲り受けられた駅で、千代田線(本線)が1,2番線、JR常磐緩行線が3,4番線、千代田線北綾瀬支線が1,2番線の奥にある0番線から発着しています。

綾瀬で06系を撮影していた時には、その横を651系による特急フレッシュひたち61号が通過していきました。

2009(H21)年12月5日まで、JR常磐緩行線に207系900番台があったけど、国鉄時代最後の1986(S61)年に導入された、国鉄で最初で最後のVVVFインバータ試作車であり、06系と同様にたった1編成だけの虎の子でありました。

07系と言えば、2008(H20)年9月から12月に掛けて、有楽町線から追われていた07-101Fが、東西線の水色帯のままで千代田線で暫定運用されていたこともあったけど、やはり暫定配置ということから、小田急線に乗り入れることが出来ない状態でありました。

06系は、営団地下鉄が民営化されて東京メトロとなった年である2004(H16)年9月26日に新木場の車両基地(和光検車区新木場分室)で行われていたメトロ大集合のイベントの時に、この06系が、綾瀬→新木場間の臨時列車に使われていたことがありました。

当時は、それに乗り、霞ヶ関~桜田門間の連絡線路を初めて通っていたことを覚えています。

現在霞ヶ関~桜田門間の連絡線は、小田急60000形MSE車によるベイリゾート号が運転休止となってからは、一般客が通る機会が無くなっています。

営団地下鉄から東京メトロに変わってから、早いもんで10年経つので、記念イベントが期待されています。

この時に、久しぶりに06系に乗ることが出来て良かったと思っています。

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