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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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吾妻線の211系 2 大前駅

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続いては、4月5日に、JR吾妻線の大前駅で撮影した211系の4両組み替え編成である、タカA26編成(クモハ211-3026F)で、小野上温泉から大前までと、大前から新前橋までそれに乗りました。

吾妻線の終着駅である大前駅は、1面1線の無人駅であり、下り4本、上り5本と本数が少なくなっています。

大前駅の到着時刻 7時52分、12時42分(高)、17時08分、19時51分(高)

大前駅の発車時刻
7時27分(高)、8時37分、14時31分(高)、17時29分、20時14分(高)

高印は高崎発着、無印は新前橋発着

吾妻線の普通列車の半数が手前の万座・鹿沢口駅での折り返しとなるので大前駅の列車の本数や利用客が少ないということが分かります。

万座・鹿沢口駅は、1面線の高架駅で、その名の通りの万座温泉や鹿沢温泉(新鹿沢温泉)への最寄り駅であり、これらの温泉地へは、バスに乗って行くことになります。

昨年3月26日からは、特急草津号の万座・鹿沢口への定期運用が廃止され、今年4月1日には万座・鹿沢口駅が群馬原町駅と共に無人駅に格下げされていたので、寂しさを感じました。

今年3月4日には、特急草津号の停車駅が整理され、高崎線(大宮~高崎間)では、上越新幹線と同様に途中、熊谷のみ停車となり、群馬原町駅と川原湯温泉駅に止まらなくなっていたし。

渋川駅は、伊香保温泉、中之条駅は、四万温泉、長野原草津口駅は、草津温泉への下車駅であり、それぞれバスに乗って行くことになります。

草津温泉や万座温泉へは、北陸新幹線の軽井沢駅から北軽井沢経由の路線バスでも行けるし、東京駅またはバスタ新宿から上州湯めぐり号という高速バス(伊香保温泉経由、JRバス関東による運行)で草津温泉バスターミナルに行くことも出来ます。

草津温泉は、万座温泉と同様に、冬にはスキーやスノボを楽しむことが出来るので、スキーやスノボを楽しんだ後に温泉に浸かることも出来るし。

自分(しゃもじ)も1991(平成3)年3月にスキー研修旅行で草津温泉に行き、スキーを楽しんだことがあります。

自分(しゃもじ)はスキーをやらないイメージが強いけど、スキーをやったことがあったんです。

万座・鹿沢口駅や大前駅のある群馬県吾妻郡嬬恋村は、キャベツの産地としても有名なので、千葉県銚子市の銚子電鉄の車窓から見えるキャベツ畑を思い出しました。

211系は、以前房総ローカル線に使われていたこともあったので、銚子駅に乗り入れていたことも思い出したし。

銚子電鉄の旅の帰りに銚子から成田まで成田線に乗ることが多いけど、211系がよく使われていたことがありました。

現在房総ローカル線で使われていた211系は、全て3両化された上で長野総合車両センターへと渡っています。

211系が房総地区に転用されていたのは、2006(平成18)年の宇都宮線・高崎線のグリーン車付き編成への統一に伴うE231系の導入により余剰となった車両が転用された為であり、初期型の113系の置き換え用であり、京浜東北線からの209系の転用までの繋ぎでもありました。

高崎車両センター(旧、新前橋電車区)の211系3000番台は、A1~46編成が新製当時から新前橋電車区に配置され、A47~62編成が、宇都宮線の初期型115系の置き換え用により、小山電車区(現、小山車両センター)に配置されていました。

2000(平成12)年12月には、小山区へのE231系の増投入により、新前橋区に集結されていたし。

A26編成は、A28編成と同様に高崎エリアのローカル線に転用される前は、高崎線や宇都宮線で活躍していたので、生え抜きであることが分かります。

高崎車両センターの211系にグリーン車が組み込まれて初代C編成が結成された時に運転台が撤去されなかったのは、ローカル線への転用を見据えていたことであり、今回の高崎及び長野ローカルへの転用により生かされたのであります。

2012(平成24)年まで田町車両センター(現、東京総合車両センター田町センター)所属により東海道線で活躍していた211系(0番台または2000番台)は、基本の10連がグリーン車及びサハが抜かれて6連化されて長野総合車両センター(中央東線の立川、高尾~松本間中心)に回されていたのに対し、付属の5連は新潟エリア(新潟車両センター)に転用される予定だったけど、新車のE129系の導入に切り替えられた為に転用されることもなく全て廃車となり、長野総合車両センターで解体されていました。

吾妻線が開業したのは、1945(昭和20)年1月2日の渋川~長野原(現、長野原草津口)間のことで、当初は非電化の貨物路線(長野原線)となっていました。

同年8月5日には、渋川~中之条間が旅客化され、11月20日には岩島まで、翌年の1946(昭和21)年4月20日に長野原まで拡大されていました。

1967(昭和42)年6月10日には渋川~長野原間が電化され、1971(昭和46)年3月7日に大前まで延長されて現在の吾妻線となっています。

長野原草津口(長野原)駅からは、太子(おおし)駅まで太子支線が出ていたこともあったけど、こちらは、日本鋼管群馬鉄山(当時)への鉱石輸送専用線として、長野原線と同時に開業していました。

こちらは1952(昭和27)年10月1日に国鉄に譲渡され、1961(昭和36)年9月1日から1970(昭和45)年11月に休止、1971年5月に廃止されるまでの間に旅客営業も行われていたのであります。

岩島~川原湯温泉~長野原草津口間は、2014(平成26)年10月1日に、八ッ場(やんば)ダムの建設工事により移設された区間であり、旧駅及び旧川原湯温泉街は、八ッ場ダム建設に伴い水没されることになります。

こちらは反対運動により大幅に遅れているけど、ようやく切り替えられたことになったし。

新川原湯温泉駅は、トンネルとトンネルの間に挟まれた高台にある1面2線の島式ホームの駅であるので、高台に移転された仙石線(仙石東北ライン)の野蒜駅に似ているところがあります。

移転された川原湯温泉駅に行った時には、3月20日に仙石東北ラインで野蒜駅を通った時のことを思い出しました。

移設される前の旧川原湯温泉駅は、2面2線の相対式ホームで、吾妻線で最後の木造駅舎となっていたし。

前回の2014年4月8日に乗りに行った時は、新線に切り替えられる前だったので、ビフォーアフターの状態でありました。

大前駅前には、嬬恋温泉つまごい館という一軒宿があるけど、こちらの温泉は宿泊者専用であり、日帰り入浴が不可能となっています。


嬬恋村役場へは、大前駅からのほうが近いし。


吾妻線は、吾妻川に沿って走る路線であり、川沿いの景色が最高であったので、3月20日に気仙沼から一ノ関までドラゴンレール大船渡線に乗り、川沿いの景色を楽しんでいた時のことを思い出しました。

自分(しゃもじ)が初めて吾妻線に乗りに行ったのは、1999(平成11)年10月のことで、当時は165系改によるアルファ(α)号が運転されていたことを覚えています。

こちらは1990(平成2)年3月10日に京葉線が東京駅まで延長された時に、東京ディズニーランドへのアクセス列車であったシャトル・マイハマ号(当時は幕張電車区(現、幕張車両センター)所属だった)として東京~舞浜~西船橋間で運転されていたものであり、跳ね上げ式の座席による乗り得列車となっていました。

1995(平成7)年12月にはアルファ(α)号として新潟に移り、2001(平成13)年5月に廃車解体されるまでの間、イベント列車として使われていました。

1999年8月には、アルファ号が青梅線の青梅から奥多摩までの間で乗ったことがあるので、本当に懐かしいと思っています。

シャトル・マイハマ→アルファ懐かしいなという声が聞こえたら幸いであるし。

165系時代は絶滅してしまったので思い出となっています。

前回吾妻線で乗った107系は165系の足回り品が使われているけど、こちらも115系と共に211系に置き換えられていくことになるし。

今回の吾妻線の旅のお目当ては、川原湯温泉駅付近の新線区間であり、そのついでに211系に乗ることが出来たのであります。

このように、211系で大前駅まで行くことが出来て良かったです。


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