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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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都営新宿線の10-000形 10-240F5 高尾山口駅での快速本八幡行き

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続いては、6月27日に、京王電鉄高尾線の終点である高尾山口駅で撮影した、都営新宿線の10-000形の10-240Fによる折り返しの快速本八幡行きで、高尾山口駅で記念撮影することが出来ました。

高尾山口駅は、1面2線の島式ホームの高架駅であり、京王電鉄で最も西で標高の高い場所に位置しています。

自分(しゃもじ)は深い新線新宿駅から高い場所の高尾山口駅まで移動したので、一昨年2月14日に新線新宿から高尾山口まで9000系の最終増備車である9730Fによる高尾山冬そば号に乗った時を思い出しました。

当時は都営新宿線から高尾山口までヘッドマーク付きの電車が運転され、高尾山口駅で記念品を貰うことが出来たけど、昨年からは新宿→高尾山口間の8000系の特急にヘッドマークが取り付けられるだけの寂しい内容となっています。

昨年は緑色の8713F、今年は8714Fが使われていたし。

高尾山口への特急は、平日の日中が特急(急行と同様に京王片倉、山田、狭間駅通過)、土休日が準特急(高尾線では各駅に停車)となります。

今年6月22日には、狭間駅と高尾駅の間にイーアス高尾という新名所が開業したことが話題になっているけど、こちらは京王線の車窓から見ることが出来ます。

折り返しの快速本八幡行きの停車駅は、調布までの各駅とつつじヶ丘、仙川、千歳烏山、八幡山、桜上水、下高井戸、明大前、笹塚、幡ヶ谷、初台、新線新宿であり、都営新宿線も各駅に停車することになります。

八幡山駅と仙川駅は、以前各停しか止まらない駅であったけど、2001(平成13)年3月27日に快速停車駅に格上げされていました。

京王線で各停しか止まらない駅は、代田橋、上北沢、芦花公園、柴崎、国領、布田の各駅であり、全て10両編成対応となっています。

かつて上北沢駅では、ホームの端に駅舎があり構内踏切に挟まれた駅舎(東急大井町線の等々力駅と同じタイプ)となっていて、特急通過時等に危険を伴っていたけど、10両編成対応の為に駅舎が地下化されたことで解消されていました。

京王線の全線で10両運転が行われるようになったのは、1996(平成8)年3月のことであり、当時阪神電車のジェットカーと同様の各停専用車であった7000系の10両固定編成が結成されていたのであります。

現在京王7000系は優等列車にも盛んに使われているので、2008(平成20)年1月まで東急東横線で活躍していた8000系と同様のポジションとなっています。

京王八王子駅は、1989(平成元)年4月2日に地下化される前は、8両編成までしか入ることが出来なかったので、10両編成の場合は、高幡不動駅での分割・併合が必要となっていました。

京王八王子駅の地下化により10両編成の乗り入れが可能となったことにより、1992(平成4)年5月28日には、新宿~京王八王子間の特急が6000系の8両編成から8000系の10両編成に置き換えられていました。

捻出された6000系は、新設された新宿~橋本間の特急(初代相模原特急)に転用されていたし。

後に8000系の増備により新宿~高尾山口間の急行(現在は準特急に進化している)も10両化されたことにより、高尾線で待望の10両編成の乗り入れが実現し、ハイキング客の混雑が緩和されるようになっています。

特急や準特急で、京王八王子発着と高尾山口発着が交互に運転されていることは変わりはないけど、特急が北野駅に停車するようになってからは、相互に接続するようになったことで利便性が向上されています。

7000系と9000系の8両固定編成は、7000系の2両編成(7400番台)との連結により10両編成の列車に使うことが出来るけど、8000系の後期型(8両固定編成)にはそれが出来ない為に、8両編成の列車で限定運用されています。

このことは、西武20000系の8両固定編成が8両編成の列車にしか使えないことと同様であるし。

京王高尾線には、平日の日中に6両編成による各停が高幡不動~高尾山口間で運転されており、この場合は7000系の6両編成(7701~7705F)が使われています。

8000系の初期型の6+4編成は、全て固定編成扱いとなり、10両貫通編成化が進められているので、6両編成が専ら7000系となっているのはその為であるし。

7000系のうち、7701~7710Fが1984(昭和59)年に、初代7711Fと7712Fが1986(昭和61)年に導入された当時は5両編成でありました。


7000系は1984年11月まで活躍していた緑色の2010系(京王グリーン車)の置き換え用であった為に各停専用車であったし。


現在の7702Fは、1986年製の7711Fと7715Fの一部から組成されています。

このことでかつて相模原線でも6両編成が運転されていたことを思い出しました。

最後まで5ドア車だった6721Fのほうは、6両編成化されて、相模原線の調布~橋本間専用車となっていたし。

地上駅時代の調布駅での折り返しは、引き込み線が無かった為に、本線上での折り返しとなっていたので、ダイヤが乱れた時のネックとなっていました。

都営新宿線から高尾山口への直通列車は、土休日の場合は朝の高尾山口行きのみであり、高尾山口から本八幡までの直通列車は平日の夜しか運転されていないです。

土休日の京王高尾線は、高尾山への行楽客たちで賑わうことになるけど、平日の京王高尾線には、土休日では味わうことの出来ない面白味があります。

一昨年4月に高尾山口駅がリニューアルされてからは、高尾杉が生かされた駅となり、コンコースも拡大されていました。

同年10月27日には、京王高尾山温泉極楽湯が開業したことにより、登山後の楽しみが増えていたし。

駅前には、登山靴を洗う設備があり、ブラシも備え付けられています。

西武秩父駅も、リニューアル化と共に温泉施設である祭の湯も新設されたことにより、高尾山口駅に似た駅と化しているし。

緑に囲まれた風景で撮影出来るのは高尾山麓にある高尾山口駅ならではであり、都営新宿線の10-000形にもマッチしています。

この時期は27Tが高尾山口に到着した時点で未だ明るかったので良い感じで撮影することが出来たし。

それを撮影した後に高尾山温泉極楽湯に入ったけど、19時からの割引料金で入ることが出来ました。

このように、新線新宿から高尾山口まで10-240Fに乗り、緑に囲まれた高尾山口駅で記念撮影することが出来て良かったです。

都営新宿線の10-240Fの乗車レポートは以上となります。ご覧いただき、誠にありがとうございました。


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