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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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京王8000系の8721Fによる快速つつじヶ丘行き

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こちらは、6月27日に京王高尾線の終点である高尾山口駅で撮影した、京王電鉄8000系の8連(20番台)の第一号である8721Fによる快速つつじヶ丘行きです。

この列車は、前に紹介した通り、高尾山口から調布まで各駅に停車し、調布からつつじヶ丘までの間だけ通過運転をする珍しい列車であります。

つつじヶ丘駅では3番線に到着し、調布まで回送されて
各停で高尾山口まで戻ることになるし。

快速つつじヶ丘行きは、平日の夕方以降の高尾山口発が15本、橋本発が5本あり、橋本発もつつじヶ丘駅到着後に調布まで回送されます。

高尾山口駅では、2番線に到着していたので、高尾山温泉極楽湯をバックに撮影することが出来ました。

高尾山温泉の大浴場は、男湯が西側、女湯が東側(どちらも男女入れ替え制ではない固定)となっており、露天風呂が2番線側から来ているけど、高い位置にあり、柵で覆われているので車両を撮影した時に干渉する心配はないです。

高尾山温泉で入浴した時に電車の音が殆どしてこないのはその為であるし。

西武秩父駅前に出来た祭の湯も、駅よりも高い場所にあります。

高尾山温泉は高尾山の登山の余韻に浸ることに加え、登山で疲れた体を癒す目的もあるし。

高尾山温泉の建物も、木目調であり、高尾山口駅とのバランスも良いです。

京王8000系は、1992(平成4)年から1999(平成11)年までの間に10両編成14本140両、8両編成13本104両、計244両が製造され、5000系や初期型の6000系が置き換えられていました。

1992年から1994(平成6)年までの間は6+4編成が導入され、1995(平成7)年に導入された8721Fからは8両編成に切り替えられていたし。

初期に導入された8721~8725Fによって、6000系の8両編成で運転されていた新宿~橋本間の特急が8000系の8両編成に置き換えられていました。

8721Fは、東急車輛製造(現、総合車両製作所横浜事業所)で製造され、陸送によって送り込まれていたし。

1996(平成8)年には8728Fの導入によって初代5000系が全廃されていたけど、1972(昭和47)年に導入された初期型6000系(6701~6706F)が、抵抗制御車で回生ブレーキ非対応であった為に、1998(平成10)年から1999年に掛けて8729~8733Fによって置き換えられたのであります。

初期型の6000系が最初から界磁チョッパ制御車ではなく、5000系と同様の抵抗制御車となっていたのは、4ドア車の導入が急がれていたからだと思われます。

6701~6706Fは6両編成で導入され、1976(昭和51)年に5+3の8両編成となり、5000系に替わってシーズンダイヤでの分割・併合特急(京王八王子行きと高尾山口行き)にも使われていたこともありました。

このような分割・併合特急は、1992年に8000系(6+4編成)にも受け継がれ、2006(平成18)年にはシーズンダイヤと共に廃止されていたし。

2008(平成20)年8月28日には、8728Fが高尾線の高尾~高尾山口間での土砂崩れによる脱線事故で、新宿寄りの初代クハ8728号車が廃車となり、8714Fから中間に押し込められていたクハ8814号車が転用されて2代目8728号車となり、2009(平成21)年には穴埋めとしてサハ8564号車が代替新造されていたので、245両製造されていたことになっていました。

8000系では、リニューアル化工事が順次行われており、6+4編成の10両貫通化、VVVFインバータ装置の更新等により新車同様に変化しています。

8連では、2013(平成25)年に8730Fが試験的にVVVFインバータ装置がIGBT方式に更新され、一昨年には8729F、昨年にはこの8721FがIGBT化されていました。

10両編成では、8701FがIGBT化されていたのを確認しているので、独自のGTOインバータ音も聴けなくなることが近づいてきています。

京王の車両の省エネ化は、1973(昭和48)年に導入された6000系の界磁チョッパ制御車の導入から始まり、1999年3月の抵抗制御車の全廃、2012(平成24)年のオールVVVF化へと進み、8000系のインバータ装置の更新により更に進められていくことになります。

井の頭線のほうも、抵抗制御車の全廃→VVVF制御の1000系への統一→初期型1000系のリニューアル化に伴うインバータ装置の更新により更なる省エネ化が計られているし。

8000系の最終増備車である8733Fは、最初にLED照明に交換されており、2018年度までに全てLED照明に交換されることになるので、こちらも省エネ化の一環となります。

8000系がデビューしてから今年で25周年を迎えたけど、斬新なデザインは25年経っても古さを感じることはないです。

今年9月には、新5000系がロングシートモードでプレデビューする予定だけどどうなるのか気になります。

こちらは10両編成5本の50両が総合車両製作所横浜事業所で製造され、その第一陣である5731Fが若葉台工場まで陸送によって送り込まれていました。

京王電鉄にとっては、2009年に導入された9000系の9730F以来8年ぶりとなる旅客用の新造車として注目されているし。

新5000系は、デザインがカッコいいし、帯色も良いので画像を見ただけで気に入っています。

これまで都営10-000形の話題が続いていたので、この機会に京王8000系のことを話題にすることが出来て良かったです。


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