

5月3日は、三軒茶屋から下高井戸まで、東急世田谷線の305Fによる玉電開業110周年記念ラッピング電車に乗りました。
こちらは、1907(明治40)年3月6日に、前身の玉川電気鉄道(玉電)の道玄坂上~三軒茶屋間が開業してから110周年を迎えたことにより、4月10日からピンク色の305Fに施されたラッピングであり、開業当初の木造電車がイメージされています。
玉川電気鉄道によって開拓された軌道線は、渋谷~二子玉川園(現、二子玉川)間と三軒茶屋~下高井戸間の玉川線、二子玉川園~砧本村間の砧線、玉川(現、二子玉川)~溝ノ口(現、溝の口)間の溝ノ口線、渋谷~天現寺橋間の天現寺線、渋谷橋~中目黒間の中目黒線から成っており、天現寺線と中目黒線に関しては、1948(昭和23)年に東京都交通局(都電)に譲渡されていました。
溝ノ口線は、1927(昭和2)年7月15日に、玉川線を溝ノ口(現、溝の口)まで延長させた路線であり、今年で開業90周年を迎えることになります。
当時は、二子新地、高津、溝ノ口駅が軌道上にあり、溝ノ口駅に関しては、同年3月9日に開業していた南武鉄道(現、JR南武線)の駅に隣接されていました。
1943(昭和18)年7月1日には、1067mmに改軌の上で大井町線に編入され、現在のような大井町~溝ノ口(溝の口)間での直通運転が行われるようになったけど、1966(昭和41)年3月に高架化されるまでは、多摩川橋梁で普通鉄道規格の電車が路面を走っていました。
二子玉川~溝の口間は、今から8年前の2009(平成21)年7月11日に複々線化され、一時期二子玉川園→二子玉川までとなっていた大井町線が再び溝の口まで乗り入れるようになっていたし。
1927年7月6日に大井町線が大井町~大岡山間で開業してから今年で90周年を迎えていました。
東急で今年開業90周年を迎える区間は、東横線の渋谷~多摩川間と、池上線の大崎広小路~雪が谷大塚間も挙げられています。
池上線の池上~蒲田間は、今年10月6日に開業95周年を迎えることになるし。
玉川線の渋谷~二子玉川園間と砧線が廃止されて三軒茶屋~下高井戸が世田谷線として独立していたのは、1969(昭和44)年5月11日のことであり、同年10月25日には、玉電の天現寺線から継承された部分が含まれていた都電34系統(渋谷駅前~金杉橋間)が廃止されたことにより、渋谷から路面電車が全廃されていました。
東急世田谷線の路線
三軒茶屋~西太子堂~若林~松陰神社前~世田谷~上町~宮の坂~山下~松原~下高井戸
乗換駅
三軒茶屋 田園都市線(渋谷、二子玉川、中央林間方面)
山下 小田急線(豪徳寺駅)
下高井戸 京王線
三軒茶屋駅は、今から40年前の1977(昭和52)年4月7日に新玉川線(現在の田園都市線の一部)が開業し、再び東急線の路線と結ばれるようになった当時は、大通りに面していた為に乗り換えに便利な状態となっていました。
1992(平成4)年11月11日に、キャロットタワーの建設工事により西太子堂寄りに仮移設されてからは、新玉川線の駅から遠くなり、1996(平成8)年11月15日にキャロットタワーに隣接する新駅に移転された後も、新玉川線→田園都市線の駅から離れたままであります。
三軒茶屋駅と西太子堂駅の間は三軒茶屋駅の移転により近くなっているし。
東急田園都市線と言えば、今日(7月11日)から時差Bizライナーが中央林間→押上間で運転されていることで話題となっています。
こちらは中央林間駅を朝6時04分に発車し、途中、長津田、あざみ野、溝の口、渋谷駅と半蔵門線の各駅に停車してから押上(スカイツリー前)へと向かう臨時特急であり、渋谷駅に6時43分、押上駅に7時15分に到着することになります。
この時には、ラッピング&ヘッドマーク付きの5108Fが使われ、ライナーの表示で運転されていました。
時差Bizライナーは、7月12日から14日と、18日から21日にも運転される予定となっています。
小田急線の豪徳寺駅は、複々線化される前は盛り土式の2面2線の駅で、プラットホームから世田谷線の電車を眺めることが出来ていました。
豪徳寺駅が現在の高架駅となってからはプラットホームから眺めることが出来なくなり、世田谷線の山下電停側からも小田急線の電車を見ることが困難となってしまいました。
下高井戸駅では、同じ馬車軌道(1372mm)の京王線と並ぶシーンを見ることが出来るけど、京王線の駅が高架化されれば、世田谷線の駅が孤立化してしまい、京王線と世田谷線の組み合わせが見納めとなってしまいます。
現在の車両である300系は、1999(平成11)年7月11日に301Fがデビューしていたけど、あれから今日(7月11日)で18年経ちました。
18年前のデビュー当時の301Fは、緑色で、サザエさんのラッピング電車となっていたし。
これまでは、デハ70,80,150形という玉電から継承された緑色の2両連結の旧型電車が当たり前であり、これらの列車は未だ非冷房車となっていました。
300系は、世田谷線初の冷房車であり、1955(昭和30)年から1969年まで活躍していたペコちゃんことデハ200形以来となる低床の2両連接構造により、前後で行き来が可能となるなどで、乗り心地も向上されています。
翌年の2000(平成12)年には、水色の302Fが導入され、2001(平成13)年2月10日には、デハ150形を最後に旧型車の置き換えが完了していました。
310Fのほうは、旧型車の置き換え用ではなく、増発用として導入されていたし。
2005(平成17)年11月には、301Fがデハ200形と同じ塗装となっていました。
デハ200形は、6編成あったうちのデハ204号車が、宮崎台にある電車とバスの博物館で静態保存されています。
7月11日は、セブンイレブンの日でもあり、世田谷線にセブンイレブンのイメージカラーであるオレンジ色、緑色、赤色の電車が走っているので、セブンイレブンの日にデビューした電車らしさを感じました。
こちらは偶然の出来事であり、オレンジ色は309F、緑色は304F、赤色は308Fが該当しているし。
世田谷線の三軒茶屋駅前にあるセブンイレブンは、その真上に系列のファミレスであるデニーズがあるので、セブン&アイホールディングス同士の組み合わせが見られています。
東京メトロ東西線の落合駅前のセブンイレブンも、真上にデニーズがあるし。
セブン&アイホールディングスのアイは、イトーヨーカドー(スーパーストア)のことで、最近になってからはシンボルである鳩マークが復活しています。
クレヨンしんちゃんに出てくる架空のスーパーであるサトーココノカドーは、鳩マークをコウモリマークに変えたものであり、今年4月には舞台となる春日部店(埼玉県春日部市)でサトーココノカドーのマークに変更されていたし。
三軒茶屋から春日部までは、東京メトロ半蔵門線経由の東武スカイツリーラインへの直通列車で乗り換えなしで行くことが出来ます。
東急世田谷線の三軒茶屋駅前の踏切の横には、ファミリーマート(ファミマ)があるし。
ファミリーマートは、以前am/pmからの鞍替えにより店舗が増やされていたけど、現在はサークルKサンクスからの鞍替えにより更に増えることになります。
サークルKサンクスの焼き鳥は、ファミリーマートにも継承されているし。
ファミリーマートのCIカラーは、水色と黄緑色となっており、前述の春日部も通る東武アーバンパークライン(野田線)の10030系や60000系で、これらの色の帯が使われていることからファミマ電車と呼ばれています。
世田谷線では水色は、302Fが該当しているし。
今から10年前の2007(平成19)年の玉電100周年の時には、310Fに花電車風のラッピングが施されていました。
当時の都電荒川線には、7000形の7001,7008,7010号車に花電車風のラッピングが施されていたし。
305Fによる玉電110周年のラッピング電車は昨日も運転されていたけど、何時までラッピングされるのか分からないので、撮影することが出来て良かったと思っています。
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豪徳寺駅が現在の高架駅となってからはプラットホームから眺めることが出来なくなり、世田谷線の山下電停側からも小田急線の電車を見ることが困難となってしまいました。
下高井戸駅では、同じ馬車軌道(1372mm)の京王線と並ぶシーンを見ることが出来るけど、京王線の駅が高架化されれば、世田谷線の駅が孤立化してしまい、京王線と世田谷線の組み合わせが見納めとなってしまいます。
現在の車両である300系は、1999(平成11)年7月11日に301Fがデビューしていたけど、あれから今日(7月11日)で18年経ちました。
18年前のデビュー当時の301Fは、緑色で、サザエさんのラッピング電車となっていたし。
これまでは、デハ70,80,150形という玉電から継承された緑色の2両連結の旧型電車が当たり前であり、これらの列車は未だ非冷房車となっていました。
300系は、世田谷線初の冷房車であり、1955(昭和30)年から1969年まで活躍していたペコちゃんことデハ200形以来となる低床の2両連接構造により、前後で行き来が可能となるなどで、乗り心地も向上されています。
翌年の2000(平成12)年には、水色の302Fが導入され、2001(平成13)年2月10日には、デハ150形を最後に旧型車の置き換えが完了していました。
310Fのほうは、旧型車の置き換え用ではなく、増発用として導入されていたし。
2005(平成17)年11月には、301Fがデハ200形と同じ塗装となっていました。
デハ200形は、6編成あったうちのデハ204号車が、宮崎台にある電車とバスの博物館で静態保存されています。
7月11日は、セブンイレブンの日でもあり、世田谷線にセブンイレブンのイメージカラーであるオレンジ色、緑色、赤色の電車が走っているので、セブンイレブンの日にデビューした電車らしさを感じました。
こちらは偶然の出来事であり、オレンジ色は309F、緑色は304F、赤色は308Fが該当しているし。
世田谷線の三軒茶屋駅前にあるセブンイレブンは、その真上に系列のファミレスであるデニーズがあるので、セブン&アイホールディングス同士の組み合わせが見られています。
東京メトロ東西線の落合駅前のセブンイレブンも、真上にデニーズがあるし。
セブン&アイホールディングスのアイは、イトーヨーカドー(スーパーストア)のことで、最近になってからはシンボルである鳩マークが復活しています。
クレヨンしんちゃんに出てくる架空のスーパーであるサトーココノカドーは、鳩マークをコウモリマークに変えたものであり、今年4月には舞台となる春日部店(埼玉県春日部市)でサトーココノカドーのマークに変更されていたし。
三軒茶屋から春日部までは、東京メトロ半蔵門線経由の東武スカイツリーラインへの直通列車で乗り換えなしで行くことが出来ます。
東急世田谷線の三軒茶屋駅前の踏切の横には、ファミリーマート(ファミマ)があるし。
ファミリーマートは、以前am/pmからの鞍替えにより店舗が増やされていたけど、現在はサークルKサンクスからの鞍替えにより更に増えることになります。
サークルKサンクスの焼き鳥は、ファミリーマートにも継承されているし。
ファミリーマートのCIカラーは、水色と黄緑色となっており、前述の春日部も通る東武アーバンパークライン(野田線)の10030系や60000系で、これらの色の帯が使われていることからファミマ電車と呼ばれています。
世田谷線では水色は、302Fが該当しているし。
今から10年前の2007(平成19)年の玉電100周年の時には、310Fに花電車風のラッピングが施されていました。
当時の都電荒川線には、7000形の7001,7008,7010号車に花電車風のラッピングが施されていたし。
305Fによる玉電110周年のラッピング電車は昨日も運転されていたけど、何時までラッピングされるのか分からないので、撮影することが出来て良かったと思っています。
