6月24日は、所沢から池袋まで、西武鉄道の10000系の10105F(レッドアロークラシック)による特急むさし54号に乗りました。
土休日の特急むさし54号は、飯能駅を21時35分に発車し、入間市、所沢に停車してから池袋へとむかう列車であり、池袋 20時ちょうど発のむさし37号の後運用であります。
池袋からの折り返しは、22時30分発のむさし47号となっていました。
むさし47号は、金曜日には、秩父金よる旅の一環として西武秩父まで延長されるし。
池袋駅の特急専用ホームは、7番線の奥にあり、以前は乗車専用改札と降車専用改札に分かれていました。
降車専用改札があった頃は、強制的に改札外に出されていたので、正面を撮影することが不可能だったけど、現在は可能となっているし。
2014(平成26)年7月19日に自分(しゃもじ)が所沢→池袋間でレッドアロークラシックに初めて乗った時には、池袋駅に降車専用改札があった時代だったので、所沢駅で正面を撮影していました。
所沢から池袋までは、ノンストップであり、複々線区間を中心に飛ばしていたけど、M車の3号車の12Aに当たっていた為に、101系から流用された足回りの音を堪能することが出来ました。
自動放送のチャイムは、小田急電鉄のロマンスカーの30000形EXE(EXEα)や60000形MSEと同じであります。
西武10000系は、1993(平成5)年12月6日に、10101,10102Fの2編成が西武新宿線の特急小江戸号(西武秩父~本川越間)でデビューし、1994(平成6)年と1995(平成7)年に5000系初代レッドアローの置き換え用として3編成ずつ、1996(平成8)年には、新宿線の特急小江戸号の増発により3編成導入されていました。
これらの編成は、101系、5000系、3代目501系(701系の先頭車を電装化させた2両編成だった車両)の足回り品が流用されているので、東武鉄道の200系りょうもうで、1720系デラックスロマンスカー(DRC、かつての日光・鬼怒川特急)の足回り品が流用されていることに似通った点があります。
2003(平成15)年には、10112Fが増発用として導入されていたけど、こちらは唯一のVVVFインバータ、LED表示などで異彩を放っています。
こちらは、東武鉄道の250系(200系250番台)に酷似した点があるし。
10112Fは、導入当初は西武秩父線に乗り入れることが不可能で、新宿線専用として扱われていたけど、2007(平成19)年12月に西武秩父線の変電所の改良に伴う回生ブレーキ車の乗り入れ解禁により、池袋線にも使えるようになっています。
10000系で足回り品流用車で製造されていたのは、その為であったし。
10105Fは、1994年に5000系のトップナンバーだった5501F(そのうちの3両が16010形として富山地方鉄道(富山県)に譲渡されている)の置き換え用として導入され、2011(平成23)年11月27日には、5000系初代レッドアローがイメージされた塗装(アイボリーに赤帯)となり、レッドアロークラシックとして親しまれるようになっています。
前面の銀色の飾り帯も再現されているので、まさにレッドアロークラシックと言った感じであり、10000系に似合っているんだな!と思いました。
こちらは小田急電鉄の7000形LSE(ロマンスカー)で旧塗装が復元されたことに準じており、リバイバルカラーを見る度に似合っていることを実感してしまうのであります。
レッドアロークラシックが西武鉄道による秩父のCM(現在はちちんぶいぶい秩父バージョン)の最初と最後に出てきていることは、小田急ロマンスカーのCMで、50000形VSEが出てくることと同様であり、レッドアロークラシックが秩父へのフラッグシップ編成として扱われていることが分かります。
特急レッドアロー号が入間市駅にも停車するようになったのは、1993年12月6日のことであり、入間市通過のちちぶ号はおくちちぶ号と呼ばれていました。
おくちちぶ号は、1993年12月5日までの休日に、5000系により西武新宿~西武秩父間で運転されていた列車に使われていた愛称名であり、その前の所沢発西武新宿行きと西武新宿発本川越行きは、小江戸号ではなく、むさし号でありました。
むさし号は、武蔵の国が由来となっているので、小田急ロマンスカーのさがみ号(相模の国が由来)に準じています。
むさし号は、所沢発着もあったけど、現在は朝と夕方以降の池袋~飯能間に統一されているし。
10000系は、12編成全てが日立製作所で製造されていたので、5000系の初期の3編成の流れが組まれています。
今年4月6日に豊洲から所沢まで40101FによるS-TRAIN101号に乗った後に、10000系と比較乗車をするはずだったけど、40102Fによるロングシートモードでの一般運用での乗車を優先させていたので、見送っていました。
その時にレッドアロークラシックを見たので、自分(しゃもじ)がS-TRAINに乗った時にレッドアロークラシックと出会うという法則通りとなっていました。
6月24日に元町・中華街から所沢まで、S-TRAIN5号に乗った後、10000系による特急と比較乗車しようとした時に、例の運用目撃サイトでむさし37号→54号にレッドアロークラシックが使われていたことが判明していたので、西武秩父から来た所沢 21時12分発のちちぶ52号(10103Fによるプラチナエクスプレス秩父Ver)を見送り、レッドアロークラシックによるむさし54号で池袋へと向かったのであります。
所沢からだとはゆえ、ちちぶ号よりも飯能からのむさし号のほうが比較的空いているのでそのはずであるし。
7月25日に、平日のS-TRAINの逆方向の試乗により、所沢から豊洲まで、40102FによるS-TRAIN106号に乗った時に、石神井公園駅で、レッドアロークラシック(西武秩父発池袋行きの特急ちちぶ40号)に追い抜かれていたので、その法則が当たっていたし。
2019年春には、新型特急が8両7編成56両導入される予定で、そのデザイン等が発表されていたけど、どうなるのか気になります。
6月3日に、所沢から武蔵丘車両検修場まで、30000系の30104Fによる立川真司氏のパフォーマンス列車に乗った時に、小手指車両基地の横を通過中にレッドアロークラシックとすれ違ったけど、その時に立川真司氏から、クラシック乗りたい人拍手して下さい!と言われたので、その縁で乗れたと思っています。
レッドアロークラシックと言っても内装は従来の10000系と変わらないし。
レッドアロークラシックはいつ見てもよいなと思っています。
このように、話の種により、西武10000系の10105F(レッドアロークラシック)に乗ることが出来て良かったです。