Quantcast
Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5472

京王れーるランド

$
0
0




先月(11月)19日は、京王線の多摩動物公園駅に隣接している京王の博物館である新生京王れーるランドに行ってきました。

京王れーるランドは、京王線開業100周年を記念して、今年10月10日にスケールアップの上で新装され、これまでの展示内容に加え、京王線で活躍していた電車やバスの車両も展示されたことで、小さなお子様から大人まで楽しめる内容となっています。

これまでの京王れーるランドは、2000(H12)年3月24日に、多摩モノレールの多摩センターへの延長開業に伴う京王動物園線の乗客減を補う為に、京王電鉄の社員による手作りによって、駅舎の西側(多摩動物公園側)に開設されていました。当時は、平屋建てで、鉄道模型のジオラマや、プラレールコーナー(鉄道おもちゃで鉄道模型のキッズ版でもある)、ミュージアムショップ程度しか無かったです。

今年8月25日に閉鎖された後、取り壊されていたけど、その跡地は自動販売機のある広場となっていました。

今年10月10日に開設された新生京王れーるランドは、駅舎の東側にある2階建ての屋内施設と、鉄道車両が展示されている屋外施設から成っています。

屋内施設の1階は、エントランス、ミュージアムショップ、チョロQバスの展示、HOゲージのジオラマ展示、かつて動物園線で活躍していた6000系6022Fの先頭車のカットボディによる車掌体験コーナーや運転体験シュミレーター、電車の仕組みコーナー、小型運転体験シュミレーター(8000系,9000系,1000系、京王ATC対応)

2階は、休憩コーナー、展望テラス、お子様向けスペース(プラレールで遊ぼう、アスれーるチック(鉄道施設がイメージされたアスレチックコーナーでお子様が電車になりきることが出来る)、クイズステーション、コレクションギャラリー

屋外施設は、鉄道車両の展示(2400形2410号車、2010系2015号車、5000系5723号車、3000系(井の頭線)3719号車、6000系6438号車、回りを囲むように走る9000系がモデルとなったミニ電車(周遊電車)があります。

入場料は3歳以上250円(SuicaやPASMOなどのICカードでの支払いも可能)で、その日に限り、1枚の入場券で、屋内施設と屋外施設の間を行ったり来たりすることも出来ます。

こちらは、宮崎台にある東急の電車とバスの博物館の本館と別館(イベント館)の関係に準じています。

車両展示のコーナーでは、6000系,3000系,5000系,2010系,2400形の順で並べられており、5000系,2010系,2400形に関しては、車内に入ることが出来ます。

京王線系統と井の頭線の車両はレール幅(軌間)が異なる為に、このような並びは、博物館ならではであります。特に、3000系と5000系の組み合わせは、伊予鉄道の郊外線系統(愛媛県)でも見られています。

一昨年11月まで井の頭線で活躍していた3000系リニューアル車(パノラミックウィンドウ改造車)のうち、3020F以降の編成の3両が、伊予鉄道に譲渡され、元京王2010系(800系)の全てと、元京王5000系(700系)の一部が置き換えられていました。

5000系と2010系の組み合わせは、伊予鉄道でも見られていました。

このように、京王れーるランドが、京王線で活躍していた名車も展示されるスペースに生まれ変わっていたことは素晴らしいと思います。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 5472

Trending Articles