
10月14日の改正で、品川発勝田行きのときわ85号(2代目)となり、ひたち野うしく、荒川沖停車化と共に勝田行きとして短縮されるけど、その代わりに品川 21時45分、
東京 21時53分、上野 22時ちょうど発のときわ89号(勝田行き)が、2代目ときわ87号として高萩まで延長されることになります。
これにより、高萩行きの下り特急の最終特急が30分繰り下げとなり、品川駅や東京駅からも乗れるようになるし。
こちらは下りときわ号で唯一上野→土浦間ノンストップ(柏駅通過)なので、遠近分離が行われるのもそのはずであります。
いわき発着のときわ号は、83号と66号の1往復のみであるけど、10月14日の改正で、下りの83号(いわき行き)が品川発、上りのいわき発のときわ号が66号から64号に変更されるし。
10月14日からは下りの常磐線特急の品川発の増発により、上野発の定期特急が朝の4本(土休日は3本)、夜の3本の計7本(土休日は6本)に激減してしまうことで寂しさを感じるようになります。
これにより、16,17番線の「あゝ上野駅」の発車メロディーを聞ける回数も減ってしまうことになるし。
あゝ上野駅は、1964(昭和39)年に発売された故・井沢八郎氏の代表曲であり、かつて上野駅が北の玄関口として賑わっていた時のことが歌われていました。
この発車メロディーは、2013(平成25)年7月28日に上野駅開業130周年記念として、夜行列車も発着していた13番線で使われていました。
昨年11月1日からは、「Cielo Estrellado」と入れ替わる形で、16,17番線の発車メロディーとして使われるようになっています。
「Cielo Estrellado」の発車メロディーは、山手線の五反田駅で初めて聴いたものであり、現在は2番線(外回り)で使われているし。
それに対して、「Water Crown」の発車メロディーは、隣の目黒駅のイメージが強い状態であります。
どちらも、りんかい線の駅の標準発車メロディーとなっているので、1996(平成8)年3月30日に臨海副都心線として新木場~東京テレポート間が開業した時に初めて乗りに行った時にJRみたいだな!と思っていました。
70-000形のほうもJRの209系がベースとなっているし。
上野駅が開業したのは、1883(明治16)年7月28日のことであり、日本鉄道の上野~熊谷間(現在の高崎線)と共に始まっていました。
路線が延長されるにつれて、北の玄関口の役割を果たすようになったけど、1991(平成3)年6月20日の東北・上越新幹線の東京駅までの延長により、北の玄関口の役割が徐々に薄れてきています。
常磐線も、日本鉄道によって開拓された路線であるけど、そのうちの友部~水戸間は、現在の水戸線と共に水戸鉄道(のちに日本鉄道に吸収合併されていた)によって開拓されていたし。
高萩駅は、1897(明治30)年2月25日に水戸~平(現、いわき)間で開業した時からある駅であり、今年で開業120周年を迎えていました。
今年は、NHKの朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の舞台として話題になっていたし。
10月2日から来年の3月31日まで放送される予定の次期の朝の連続テレビ小説は、「わろてんか」であり、京都や大阪が舞台となります。
こちらは、葵わかな氏(スターダストプロモーション所属で、元乙女新党のメンバーの女優)がヒロイン役(藤岡てん役)として活躍することになるし。
乙女新党は、昨年7月3日に惜しまれて解散してしまったアイドルグループだったけど、葵わかな氏に関しては、2014(平成26)年7月5日に荒川ちか氏と共に卒業していました。
わろてんかの主題歌は、松たか子氏の「明日はどこから」となるし。
今年4月1日まで放送されていた朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」の主題歌には、Mr.Children(ミスチル)の「ヒカリノアトリエ」が使われていたので、ミスチルのファンであるステーション♪のうぶちゃんこと桜田初姫氏を思い出しました。
上野駅は、浅草と共に日本で初めて地下鉄が乗り入れた駅であり、東京メトロ銀座線の一部である浅草~上野間が開業してから今年末の12月30日に90周年を迎えることになります。
上野駅では、ちょうど18年前の1999(平成11)年9月に常磐線特急専用ホームだった18番線が廃止されていたけど、16,17番線とは異なり、発車ベルのままとなっていました。
東北・上越新幹線の上野乗り入れ工事により、1980(昭和55)年5月に旧20番線が、1983(昭和58)年7月に旧21番線がそれぞれ廃止されていたので、東京駅と同様に新幹線の乗り入れにより廃止された在来線ホームがあったことが分かります。
東北・上越新幹線の上野駅は、1985(昭和60)年3月14日に開業した日本の新幹線で唯一の地下駅であります。
当時の常磐線では、急行ときわ号の廃止、特急ひたち号の増発、つくばの科学万博輸送、白に青帯塗装の登場などで話題になっていました。
ひたち野うしく駅は、1998(平成10)年3月14日に開業した2面4線の駅であり、つくば万博で使われていた万博中央臨時駅の跡に建設されています。
万博中央臨時駅は、2面2線の相対式ホームだった駅であり、ここで使われていた跨線橋が残されていたことでその名残がありました。
ひたち野うしく駅には、西口に万博中央駅の記念碑(飛翔)があるけど、万博中央臨時駅跡であることを知らない人が多い状態であります。
こちらは牛久市と住宅・都市整備公団(現、都市再生機構)による負担で建設された請願駅であり、そのお陰で万博中央駅がひたち野うしく駅として開業していたし。
同時に開業したJR武蔵野線の東松戸駅も、松戸市からの要請によって開業した請願駅であります。
そのお陰で、先に開業していた北総線への乗り換えが可能となり、現在は東松戸駅にも停車する京成のアクセス特急に乗り換えることで成田空港や羽田空港へもすぐに行けるようになっているし。
上野駅の17番線からは、E657系を良い感じで撮影出来るけど、その回数がへってしまうのが残念であります。
このように、上野駅の17番線でE657系によるときわ87号の高萩行きを撮影することが出来て良かったです。
おまけの画像は、ときわ90号上野行きの表示で、10月14日以降はときわ88号の品川行きとなります。ときわ90号のほうは1時間繰り下げとなるし。