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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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7両化された東急大井町線の急行 6103F

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一昨日(11月4日)は、溝の口から大井町まで、この日から7両化された、東急電鉄大井町線の新6000系6103Fによる急行列車に乗りました。

初日であるこの日は、土休日の125運用改め135運用に使われ、田園都市線の長津田駅を10時43分に発車した後、長津田 16時43分着までの間、長津田~大井町間(田園都市線、大井町線直通急行)を4往復していました。

こちらは1966(昭和41)年4月1日の田園都市線の溝の口~長津田間の開業から、1979(昭和54)年8月11日までの間(現在の大井町線が田園都市線の一部だった頃)を彷彿とさせる列車であります。

土休日の日中の急行は、溝の口発着と長津田発着が交互に運転されているので、長津田まで行かずに溝の口駅で待機していたのであります。

東急の新6000系は、2008(平成20)年3月28日の大井町~二子玉川間での急行運転開始に合わせて導入された急行専用車であり、当時は6両編成6本36両が導入されていました。

2009(平成21)年7月11日の二子玉川~溝の口間の複々線化に伴う大井町線の溝の口延長の時点では、新6000系の増備がなかったので、急行運転開始時に溝の口延長を見据えた本数で導入されていたことが分かります。

新6000系は、東急多摩川線と池上線の新7000系と同様に、新5000系列の車両(元をただせばJR東日本のE231系)がベースとなっているけど、新7000系の可愛い系に対して、ロボットみたいでカッコいい系の前面スタイルが特徴であります。

今年になってからは、増結用中間車(デハ6300番台(2代目)、総合車両製作所横浜事業所製)が6両新製され、8月29日から30日に掛けて、逗子から長津田まで甲種輸送されていました。

これらの中間車は、3号車(大井町寄りから3両目)に組み込まれることになっており、組み込みが完了した6103Fが、11月4日に営業運転入りしていたのであります。

9年ぶりに製造された車両である為に、廃車となった田園都市線の新5000系6ドア車のドア等の廃車発生品が流用されています。

田園都市線の新5000系の6ドア車から新4ドア車への差し替えによって余剰廃車となった6ドア車が、製造元である総合車両製作所横浜事業所に送り込まれていたのはその為であるし。

大井町線の7両化によって、3号車から6号車までの車両の番号が変更され、先頭車が初代6603号車から6703号車に変わっています。

前面には、7両編成を表す7CARSのステッカーが貼られており、番号表示の6の跡があるし。

東急大井町線の路線

大井町~下神明~戸越公園~中延~荏原町~旗の台~北千束~大岡山~緑が丘~自由が丘~九品仏(くほんぶつ)~尾山台~等々力(とどろき)~上野毛~二子玉川~(二子新地)~(高津)~溝の口→(一部の列車のみ田園都市線の鷺沼駅または長津田駅まで直通運転)

二子新地駅と高津駅は、一部の各停(青各停)のみ停車で、緑各停は通過となります。

急行の停車駅 大井町~旗の台~大岡山~自由が丘~二子玉川~溝の口~鷺沼~たまプラーザ~あざみ野~青葉台~長津田~(南町田)~(中央林間)

中央林間発は、土休日の上り(大井町方面)の2本(9時27分発と9時57分のみ)であり、それ以外は溝の口または長津田発着となります。

中央林間発の急行は、2006(平成18)年3月18日から2008年3月23日までの土休日に8500系や8590系によって運転されていた大井町線直通急行の名残であるし。

二子玉川~溝の口間では、二子新地、高津駅通過の緑各停と、溝の口発着の急行が内側の通過線を通るけど、田園都市線直通急行の場合は、二子新地、高津駅停車の青各停と同様に外側の田園都市線部分を通ることになります。

大井町線の車両基地は、田園都市線と共用の長津田検車区であるので、鷺沼駅または長津田駅までの出入庫列車が設定されているのもそのはずであるし。

乗換駅

大井町 JR京浜東北線

中延 都営浅草線

旗の台 池上線

大岡山 目黒線(目黒から東京メトロ南北線経由埼玉高速鉄道線または都営三田線へ直通運転)

自由が丘 東横線(横浜からみなとみらい線元町・中華街駅まで、渋谷から東京メトロ副都心線経由東武東上線または西武池袋線へ直通運転)

二子玉川 田園都市線(三軒茶屋、渋谷方面、渋谷から東京メトロ半蔵門線経由東武スカイツリーラインの久喜駅または南栗橋駅まで直通運転)

溝の口 田園都市線(長津田、中央林間方面、一部、鷺沼または長津田まで直通運転)、JR南武線(武蔵溝ノ口駅)

あざみ野 横浜市営地下鉄ブルーライン

長津田 田園都市線(中央林間方面)、横浜高速鉄道こどもの国線、JR横浜線

各停は、9000系または8500系(8638,8639,8640,8641F)による5両編成が使われており、九品仏駅で溝の口寄りの1両のドアが開かないドアカットが行われています。

急行で6000系が使えない時には、上記の各停用の5両編成が使われることもあるし。

2013(平成25)年2月23日までの間は、戸越公園駅でもドアカットが行われていたことがあり、大井町寄りの2両のドアが開かなかったです。

大井町線での急行の待避駅は、旗の台駅であり、上野毛駅では、平日の朝夕のラッシュ時の上り列車(大井町方面)に限り、急行の通過待ちが行われています。

東急大井町線が開業したのは、1927(昭和2)年7月6日(目黒蒲田電鉄の時代)の大井町~大岡山間のことであり、今年で開業90周年を迎えていました。

開業当時は、下神明駅が戸越駅(都営浅草線の駅とは別)、戸越公園駅が蛇窪駅、旗の台駅が東洗足駅と呼ばれていたし。

北千束駅は、翌年の1928(昭和3)年10月10日に池月駅として開業した駅であり、洗足公園駅を経て北千束駅となっています。

1929(昭和4)年11月1日には、自由ケ丘(現、自由が丘)~二子玉川(初代)間が二子玉川線として開業し、同年12月25日に大岡山~自由ケ丘間の開業により全通し、二子玉川線が大井町線に編入され、大井町~二子玉川間の直通運転が行われるようになっていました。

尾山台駅は、1930(昭和5)年4月1日に開業していたし。

1943(昭和18)年7月1日には、玉川線(溝ノ口線、玉電)の二子読売園(現、二子玉川)~溝ノ口間が1372mmから1067mmに改軌されたと共に大井町線に編入され、大井町~溝ノ口間の直通運転(現在の大井町線と同じ)が行われるようになったけど、当時は二子橋(多摩川橋梁)が併用軌道と、2000(平成12)年3月27日まで存在していた名古屋鉄道(名鉄)犬山線の犬山橋区間(犬山遊園~新鵜沼間)の鉄道道路併用橋時代と同様でありました。

現在は、道路橋がツインブリッジとして独立し、鉄道橋に併用橋時代の名残があるし。

田園都市線の路線名は、長津田延長前の1963(昭和38)年10月11日から使われており、1979年8月12日に田園都市線と新玉川線(地下鉄半蔵門線)との直通運転が本格的に開始され、大井町~二子玉川園(当時)間が大井町線として分離されるまでの間、田園都市線の一部であったことから、大井町線の路線名が途絶えていました。

2009年7月11日に大井町線が溝の口まで延長されたことにより、長津田延長前の田園都市線と同じような路線となっています。

大井町線の田園都市線直通列車は、各停は5両、急行は6両または7両と、田園都市線の列車の10両編成よりも短くなるので、短い○両編成でまいります。というアナウンスがあるのはそのはずであるし。

大井町線の急行が7両編成化される理由は、大井町線の急行の利用客が増えていることだけでなく、田園都市線直通での混雑緩和もあります。

現在大井町線の急行で7両編成なのは、6103Fだけであるけど、来年春の改正までには全て7両編成化される予定となっています。

これにより、前面の6600番台(初代)の表示が見納めとなってしまうし。

大井町、旗の台、自由が丘の各駅で、ホームが7両分まで延長されていたけど、大岡山駅に関しては、ホームが8両分あるので問題は無かったです。

東急大井町線の大井町駅は、東口側にある1面2線の駅であり、ここからりんかい線に乗り換えてお台場方面に行くことが出来ます。

東急線の駅からお台場への近道でもあり、東急お台場パス(大井町駅、こどもの国線、世田谷線の各駅を除いた東急線の駅から大井町駅までの往復割引乗車券と、りんかい線の大井町~新木場間乗り放題の乗車券がセットになったフリーパス)が発売されているのもそのはずであるし。

この後に大井町駅からりんかい線で国際展示場駅まで行き、東京ビッグサイトで行われた東京モーターショー2017(2年に一度のクルマの祭典)に行ったので、モーターショーに行く前に大井町線に行ったのであります。

東京モーターショーは、2009年までは、幕張メッセ(海浜幕張駅付近)で行われていたけど、2011(平成23)年からは東京ビッグサイトで行われるようになったし。

昨日(11月5日)で今年の東京モーターショーが閉幕していたので、次回は再来年の2019年ということになります。

改良前の大井町駅は、2番線の反対側に降車専用ホームがあり、改札口や駅舎が現在の位置と異なっていました。

当時はJR線との連絡改札口もあったし。

大井町線は、かつての東急田園都市線の一部だったけど、田園都市線の混雑緩和によるバイパス路線としても活用されています。

来年3月の改正では、朝の急行が増発される予定であり、同時期に田園都市線に導入される新型の2020系の大井町線バージョンである6020系が7連2本の14両が導入される予定であり、日中の各停も増発されます。

7両編成は、土休日の場合、ランダムとなるけど、平日の場合は、当分の間122運用改め132運用で限定運用されているし。

このように、東急大井町線で、7両化初日を迎えた6103Fに乗ることが出来て良かったです。

















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