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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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E4系P20編成によるMaxたにがわ407号

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こちらは、11月23日に、東京駅の21番線側から撮影した、22番線に停車中のE4系のP20編成によるMaxたにがわ407号(越後湯沢行き)です。

Maxたにがわ407号は、E4系Maxの8両単独による運転で、東京駅の22番線を17時52分に発車した後、上野、大宮、熊谷、本庄早稲田、高崎、上毛高原の各駅に停車してから越後湯沢へと向かうことになります。

平日は、普通車で全て自由席となるけど、土休日の場合は7,8号車の1階席(普通車)が指定席となるし。

その前の運用は、新潟 15時33分発のMaxとき330号(途中、燕三条、長岡、浦佐、越後湯沢、高崎、熊谷、大宮、上野駅に停車)であります。

新幹線のたにがわ号は、1997(平成20)年10月1日の長野新幹線(現、北陸新幹線)の長野開業の時に、これまでのとき号の高崎、越後湯沢発着から変更された上で登場した列車(なすの号の上越新幹線版)であり、185系で運転されていた新特急谷川号(のちの水上号)から受け継がれています。

谷川(たにがわ)とは、上越新幹線で最長の大清水トンネルの真上の谷川岳が由来となっているけど、かつて大清水ブランドの清涼飲料水(大清水トンネルの建設中に湧き出た地下水)が売られていた頃が懐かしいなと思っています。

現在大清水ブランドの清涼飲料水は、From AQUAブランドとなっているし。

上毛高原駅は、中山トンネルと月夜野トンネルに挟まれた駅であり、高架下にFrom AQUAの取水基地があります。

大清水トンネルは、22221mであり、月夜野トンネルを出た直後に入るので、月夜野トンネルと一体化されているイメージが強いです。

かつて200系F90番台によって行われていた下りのあさひ号の一部での275Km/h運転は、大清水トンネルの途中から越後湯沢駅を出た後に入る塩沢トンネルまでの長い下り坂で行われていたけど、1997年3月22日に山陽新幹線で500系による300Km/h運転が行われる前は、日本一速い列車となっていました。

現在は、E5系またはH5系によるはやぶさ号やE6系によるこまち号(東京、仙台~盛岡間ははやぶさ号と併結)の320Km/hが日本一速い列車となっています。

E4系Maxは、240Km/hまでしか出せないので、2012(平成24)年9月をもって東北新幹線から撤退し、上越新幹線専用となっているけど、入れ替わりに全廃されたE1系元祖Maxも上越新幹線で余生を過ごしていました。

E1系元祖Maxのうち、2012年10月のさよなら運転で活躍していたM4編成のE153-104号車(1号車に連結されていた車両)がさいたま市にある鉄道博物館の新館(来年夏に開館予定)での保存前提により、新潟新幹線車両センターで保管されています。

2010(平成22)年4月まで山形新幹線つばさ号で活躍し、さよなら運転で使われていた400系(元祖ミニ新幹線)のL3編成の411-3号車(グリーン車)も、鉄道博物館の新館で保存される予定となっているし。

E4系Maxは、1997年12月20日に東北新幹線で8+8の16両の重連(ダブルマックス)でデビューし、最大の定員を誇る列車(1634名)として話題になっていました。

E1系は、12両編成で定員1235名であったけど、12両編成にしか使うことが出来ず、列車によって輸送力過剰となってしまうなど使い勝手が悪かった為に、6編成で製造が打ち切られ、フレキシブルな運用が可能なE4系が導入されるようになったのであります。

フレキシブルな運用とは、8両単独はもちろんのこと、8+8の16両の重連(ダブルマックス)や、東京~福島間で山形新幹線つばさ号との併結列車でも使えることであり、1999(平成11)年4月29日から2012年9月28日までの間に実際につばさ号との併結列車(凸凹編成)に使われていたこともありました。

E4系は、1997年には8両3編成24両が先行導入され、2003(平成15)年までの間に26編成208両が川崎重工業(Kawasaki)や日立製作所笠戸事業所(HITACHI)で製造されていました。

2013(平成25)年には、P2編成とP3編成を皮切りに廃車が開始され、昨年4月には、P1編成の廃車により、E4系の初期型が全廃されていました。

P1編成のうち、8号車(16号車)に連結されていたE444-1号車は、200系K47編成(緑の疾風のリバイバル塗装だった編成)の先頭車(221-1510号車)と共に、新潟県新潟市秋葉区(旧、新津市)にある新潟市新津鉄道資料館で展示され、今年7月15日から公開されています。

今年9月には、9日のMaxたにがわ号の2往復(401,411,406,416号)のE2系たにがわ号への置き換えにより、1999年に導入されたP4編成が廃車となっていました。

こちらは東北新幹線のE5系(はやぶさ型車両)の増備の玉突きにより、状態の良いE2系の10両編成(はやて型車両)が上越新幹線に回されたことによるものとなっているし。

E4系のP20編成は、2001(平成13)年7月に日立製作所笠戸事業所で製造された車両であり、デビュー当初は、山吹色となっていました。

E4系の朱鷺色塗装(晩年E1系が纏っていた塗装)への変更は、2014年4月7日のP5へを皮切りに行われ、昨年秋までの間には完了していました。

今日(11月26日)は、ステーション♪のなおたんこと倉沢菜央氏の20回目の誕生日であり、なおたんの好きな車両であるE4系のP20編成を話題にしました。

1997年は、今年と同様の新幹線イヤーだった年であり、3月22日の秋田新幹線こまち号の開業、10月1日の長野新幹線あさま号の開業、12月20日のE4系のデビューにより話題になっていたし。

12月2日には、E4系8両編成で運転されているMaxとき313,317,333,351,310,326,330,480号と、Maxたにがわ407,404号がE2系(とき号またはたにがわ号)に置き換えられるので、東京駅で見られるE4系の8両単独編成も減っていくことになります。

なので、東京駅でMaxたにがわ407号の編成全体を撮影出来て良かったと思っています。


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