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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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W7系W3編成によるはくたか573号

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続いては、11月23日に東京駅の新幹線ホーム(21番線)で撮影した、北陸新幹線のW7系のW3編成によるはくたか573号(金沢行き)です。

はくたか573号は、基本的にW7系が使われる列車であり、東京駅の21番線を18時04分に発車し、途中、上野、大宮、軽井沢と、軽井沢より先の各駅に停車してから金沢へと向かうことになります。

その前は、金沢 14時50分発のはくたか568号(途中、上田までの各駅と、軽井沢、高崎、大宮、上野に停車)で東京入りしていたし。

定期のはくたか号で、高崎に止まらない列車は、557,573,556号であり、それ以外のはくたか号は、高崎から北陸まで乗り換えなしで行ける列車として重宝されています。

はくたか号の愛称は、1965(昭和40)年10月1日から1982(昭和57)年まで上野~金沢間(信越線(1969(昭和44)年10月1日から上越線)経由)で運転されていた初代はくたか号が最初であり、信越線経由の時代には、キハ82系気動車が使われていました。

1997(平成9)年3月22日に北越急行ほくほく線が開業したことにより、はくたか号の愛称が福井、金沢、和倉温泉~越後湯沢間をほくほく線経由で結ぶ特急として復活していました。

はくたか号のほくほく線での最高速度(681系または683系)は、140Km/h→150Km/h→160Km/hと段階的に引き上げられていたけど、160Km/h運転は、狭軌(1067mm)最高で、小田急ロマンスカーの初代3000形SE車(1957(昭和32)年から1992(平成4)年まで活躍していた車両)の国鉄(現、JR)の東海道線での高速走行試験で記録していた145Km/hを凌ぐ記録となっていました。

一昨年の2015(平成27)年3月14日に、北陸新幹線が金沢まで開業した時に、特急はくたか号が廃止され、北陸新幹線の金沢発着の停車タイプの列車に使われていることで現在に至っています。

このように、初代→2代目(復活版)→3代目(新幹線)で使われている愛称名は、九州新幹線のつばめ号でも挙げられています。

九州新幹線のうち、新大阪~鹿児島中央の速達タイプが、みずほ号、新大阪、博多~鹿児島中央間停車タイプが、さくら号、小倉、博多~鹿児島中央間各駅停車タイプがつばめ号となっているので、かがやき号はみずほ号、はくたか号はさくら号、つばめ号はあさま号に似ているところがあります。

九州新幹線の車両は、山陽新幹線直通がN700系の8両編成(JR西日本とJR九州による対応編成)、九州新幹線内専用で主につばめ号に使われている800系(つばめ型車両、モノクラスの6両編成)に分かれているので、今年3月31日まで長野新幹線→北陸新幹線のあさま号に使われていたE2系のN編成(8両編成)は、九州新幹線の800系に似ているところがありました。

北陸新幹線が金沢まで延長された時点では、E2系によるあさま号も混在していたので、北陸新幹線よりも未だ長野新幹線のイメージが強かったです。

E2系は、2013(平成25)年12月6日にJ5編成(50Hzと60Hz対応だった編成)が試運転で黒部宇奈月温泉まで乗り入れていたことがあったけど、JR西日本との絡みにより、営業運転で入ることはない状態となっています。

E2系のN編成(北陸に行かない北陸新幹線の車両)が東京~長野間のあさま号に限定され、未だ長野新幹線のイメージが強かったのはその為であったし。

現在160Km/h運転が行われている列車は、京成電鉄の新AE形によるスカイライナー(京成上野~成田空港間、成田スカイアクセス線経由)であり、こちらは新幹線と同じ標準軌(1435mm)となっています。

こちらは幻となった成田新幹線に替わる列車として、日暮里~空港第2ビル間が最速36分で結ばれているし。

今から20年前の1997年10月1日に長野新幹線が開業した時に、倍速79分とアピールされていたけど、在来線特急の時代に横川~軽井沢間の碓氷峠越えの絡みにより、約3時間掛かっていた東京と長野の間が大幅にスピードアップされたことで話題になっていました。

新幹線で碓氷峠越えを行った時にハイスピードで行われていたので時代の流れを感じていたのであります。

北陸新幹線が金沢まで延長されてからは、約4時間以上掛かっていた北陸が、最速2時間台(東京~富山間、2時間8分、東京~金沢間、2時間28分)で行けるようになり、北陸に行く人が増えていたので、新幹線による効果は凄いなと思いました。

福井へは、金沢乗継ぎで最速3時間30分で行けるようになったし。

北陸は、カニが有名であり、北陸新幹線に乗ってカニを食べに行こうというキャンペーンも行われています。

このことで、1997年4月16日にリリースされた、PUFFYの「渚にまつわるエトセトラ」で、カニ食べ行こうという歌詞があることを思い出しました。

東京から黒部宇奈月温泉への最速は、2時間20分と、東京~富山間の2時間8分よりも遅いのは、かがやき号が全て通過ではくたか号しか止まらない為であり、東京~新高岡間も同じであります。

新高岡へは、はくたか号の直通のほか、かがやき号で富山まで行き、つるぎ号に乗り換えて行くことも出来るし。

W7系のW3編成は、川崎重工業(Kawasaki)で製造された編成であり、一昨年3月14日に北陸新幹線が開業した時から在籍している10編成のうちの1編成であります。

同年9月に日立製作所笠戸事業所(HITACHI)で落成していたW11編成は、今のところW7系で唯一の増備車であるし。

W7系の「北陸ロマン」のチャイム曲は、一昨年10月1日から使われているものであり、同年12月末までの期間限定で使われるはずが、好評により現在でも使われています。

これまでは、山陽新幹線と同じ「いい日旅立ち・西へ」が使われていたけど、北陸新幹線のW7系では、開業から半年間しか使われなかったことになっていました。

どちらも谷村新司氏によって作られた曲の縁があり、JR西日本の北陸新幹線開業記念CMソングとして使われていた北陸ロマンのほうが北陸新幹線らしくて良いと思います。

いい日旅立ち・西へのほうが、山陽新幹線のイメージが強いのでそのはずであるし。

W7系が使われる運用(定期列車)は、かがやき 517,519,500,504,506,514,516,518号

はくたか 555,557,559,561,563,565
,573,577,591,552,556,568,570,572号

うち、591号は長野発金沢行き

あさま 601603617629612614628号

つるぎ 703,723,729,718,722,732号

以上の列車であり、E7系による代走が行われることもあるので、北陸ロマンお目当ての場合には注意が必要であります。

このことは、東北・北海道新幹線で、H5系が使われる列車でも言えることであるし。

側面のロゴマークは、塗装や内装と同様にE7系とW7系で共通であるけど、W7系の場合は、EASTの表示がWESTの表示となっているので、相違点がチャイム曲だけでないことが分かります。

川崎重工業と日立製作所製(どちらも0系や200系の時代から新幹線車両で圧倒的なシェアを誇っているメーカー)は、E7系とW7系の両方にあるのに対し、E7系に総合車両製作所横浜事業所製、W7系に近畿車輛製もあるのが特徴であります。

E5系は、H5系やE6系と同様に川崎重工業と日立製作所製であり、総合車両製作所横浜事業所製がない状態であるし。

E1系元祖MaxやE4系Maxも、川崎重工業と日立製作所の2社で製造されていました。

E3系は、川崎重工業と総合車両製作所横浜事業所の前身である東急車輛製造で製造されていたけど、日本の新幹線車両で唯一日立製作所で製造されていなかった型式であります。

全てE3系が使われている山形新幹線つばさ号で、現在日立製作所製の車両が使われていないのはその為であり、専らE3系が使われていた頃の秋田新幹線こまち号もこうなっていました。

隣の22番線のE5系(はやぶさ型車両)は、かつてこまち号で使われていたE3系R編成+E5系によるなすの265号(那須塩原行き)で、E7系よりもE5系のほうが鼻が長いロングノーズであることが分かります。

E5系によるはやぶさ号は、E6系によるこまち号との併結列車を含めて320Km/h運転が行われているけど、その他の列車は、E3系との併結列車を含めて275Km/hに抑えられています。

はやぶさ号やこまち号の指定席特急料金が割高となっていることは、東海道・山陽新幹線ののぞみ号や、九州新幹線(山陽新幹線直通)のみずほ号の指定席特急料金と同じことであり、郵便で速達料金を支払ったことと同じような感覚であります。

北陸新幹線のかがやき号は、はやて号と同様に、全席指定の速達列車であるのにも関わらず、指定席特急料金がはくたか号、あさま号、つるぎ号と同一であるし。

2023年にインドのムンバイ~アフマダバード間で開業予定のインド高速鉄道では、日本のE5系ベースの車両(ビジネスクラス55名、スタンダードクラス698名)が使われる予定であり、最高速度は、E5系よりも速い350Km/hとなります。

日本の新幹線ベースの海外の新幹線車両は、台湾高速鉄道(台湾)の700T型(700系ベース)や、中国高速鉄道(中華人民共和国、CHINA)のCRH2型(E2系ベース)が挙げられているけど、どちらも日本製であり、日本の新幹線の技術が車両と共に輸出されていたことが分かります。

このように、W7系とE5系を良い感じで撮影することが出来て良かったです。

 


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