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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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E351系によるスーパーあずさ36号

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一昨日(12月15日)は、来年3月17日に行われるJRグループ各社の春のダイヤ改正の詳細が発表され、中央本線(中央東線)の特急のスーパーあずさ号のE353系への置き換えが完了し、初代スーパーあずさ号のE351系(振り子式車両)が定期運用から離脱されることになりました。

12月23日には、8往復のうち4往復がE353系に置き換えられ、来年3月17日には、残りの4往復も置き換えられることにより、E351系の定期運用が終了することになります。

なので、12月7日に、新宿駅の7番線で撮影した、E351系のモトS4+24編成によるスーパーあずさ36号を話題にすることにします。

スーパーあずさ36号は、松本駅を20時ちょうどに発車し、途中、塩尻、岡谷、上諏訪、茅野、小淵沢、韮崎、甲府、石和温泉、大月、八王子、立川に停車してから新宿へと向かう中央線の上り最終特急であり、翌朝の折返し列車である新宿駅7時ちょうど発のスーパーあずさ1号と同様に、停車駅の多いスーパーあずさ号となっています。

これらの列車は、12月23日からE353系で運転されるので、E351系で運転されているうちに撮影しておきました。

 スーパーあずさ号の時刻、(2017(平成29)年3月4日現在)、※印は、12月23日から新型のE353系で運転される列車 

下り(松本方面) 

※1号 新宿 7時ちょうど発→八王子 7時29分発→甲府 8時29分発→松本 9時39分着 

5号 新宿 8時ちょうど発→八王子 8時33分(土休日は8時31分)発→甲府 9時29分発→松本 10時38分着 

※11号 新宿 10時ちょうど発→八王子 10時33分(土休日は10時30分)発→甲府 11時29分発→松本 12時31分着 

15号 新宿 12時ちょうど発→八王子 12時31分(土休日は12時30分)発→甲府 13時29分発→松本 14時35分着 

19号 新宿 14時ちょうど発→八王子 14時30分(土休日は14時29分)発→甲府 15時24分発→松本 16時26分着 

※23号 新宿 16時ちょうど発→八王子 16時31分発→甲府 17時28分発→松本 18時34分着 

※29号 新宿 18時ちょうど発→八王子 18時35分(土休日は18時34分)発→甲府 19時36分発→松本 20時42分着 

33号 新宿 20時ちょうど発→八王子 20時34分発→甲府 21時31分発→松本 22時38分着 

途中停車駅は、1号 立川、八王子、大月、石和温泉、甲府、韮崎、小淵沢、茅野、上諏訪、岡谷、塩尻 

5号,15号 立川、八王子、甲府、小淵沢、茅野、岡谷、塩尻 

11号 立川、八王子、甲府、茅野、上諏訪 

19号 八王子、甲府、茅野、上諏訪 

23号,29号 立川、八王子、甲府、茅野、上諏訪、岡谷、塩尻 

33号 立川、八王子、大月、甲府、小淵沢、茅野、上諏訪、岡谷、塩尻 

上り(新宿方面) 

※4号 松本 6時51分発→甲府 7時56分発→八王子 8時51分(土休日は、8時50分)発→新宿 9時26分(土休日は9時27分)着 

6号 松本 8時ちょうど発→甲府 9時10分発→八王子 10時05分(土休日は10時07分)発→新宿 10時38分(土休日は10時36分)着→東京 10時53分(土休日は10時51分)着 

14号 松本 11時08分発→甲府 12時11分発→八王子 13時05分発→新宿 13時33分着 

※18号 松本 13時02分発→甲府 14時09分発→八王子 15時04分発→新宿 15時33分着 

※22号 松本 14時49分発→甲府 15時55分発→八王子 16時50分発→新宿 17時26分(土休日は17時24分)着 

28号 松本 16時58分発→甲府 18時05分発→八王子 19時02分(土休日は19時03分)発→新宿 19時35分(土休日は19時36分)着 

※36号 松本 20時ちょうど発→甲府 21時09分発→八王子 22時06分発→新宿 22時36分(土休日は22時37分)着 

途中停車駅は、4号 塩尻、岡谷、上諏訪、茅野、小淵沢、甲府、八王子、立川 

6号 塩尻、岡谷、下諏訪、上諏訪、茅野、小淵沢、韮崎、甲府、大月、八王子、立川、新宿 

14号 上諏訪、茅野、甲府、八王子 

18号,22号,28号 塩尻、岡谷、上諏訪、茅野、甲府、八王子、立川 

36号 塩尻、岡谷、上諏訪、茅野、小淵沢、韮崎、甲府、石和温泉、大月、八王子、立川 

2010(平成22)年3月12日までの間は、信濃大町発のスーパーあずさ号として、大糸線に乗り入れていたこともあり、8両編成(新宿寄りの4両は、松本駅で分割・併合)で、中間の貫通型先頭車が先頭に立っていました。 

現在は臨時を含めてE351系の乗り入れが無くなっているので、E351系の貫通の先頭車は、E257系の2両付属編成の簡易運転台と同様に、松本駅または松本車両センターでしか見られなくなっています。 

スーパーあずさ号の自由席は、3,4,5,6号車(3号車は指定席になる場合あり)であり、新宿~立川、八王子間で、510円で乗ることが出来ます。 

E257系によるあずさ号は、3,4,5号車、かいじ号は、3,4,5,6号車が自由席となっているけど、E353系に統一された暁には、常磐線特急のE657系によるひたち、ときわ号のような全席指定のスワローサービスに切り替えられることが予想されています。 

E351系の前面スタイルは、651系(初代スーパーひたち号)に準じており、651系が使われていた頃の常磐線のスーパーひたち号(現、ひたち号)と同様の前面の号車表示が行われているけど、E353系に置き換えられると共に見られなくなってしまうのが残念であります。 

E351系によって運転されている中央ライナー7号と2号(東京~八王子間、平日のみ運転)は、3月19日からE257系(あずさ、かいじ用車両、7号は11両、2号は9両)に置き換えられることになるので、E353系による中央ライナーがお預けとなり、E353系の東京乗り入れは、スーパーあずさ6号だけとなります。

東京駅の中央快速線ホームは、1995(平成7)年7月に高い場所に移転された時に12両対応となり、スーパーあずさ号の乗り入れはもちろんのこと、将来中央快速線にグリーン車が導入されて12両編成となった時にも対応していることが分かります。

E353系のトイレは1,2,4,6,8,9,11号車にあり、E351系やE257系と同様に洋式で、2号車を除いて男性用小トイレが併設されているけど、車椅子対応の幅広洋式トイレ(誰でもトイレ)が2号車と9号車と、基本編成のみならず、付属編成にもあることが特徴であります。

荷物置き場は、1,3,5,7,9,10,12号車、車椅子対応座席は、2,9,10号車にあり、9号車のグリーン車は、赤富士を連想させる赤いカーペット敷きとなっています。

E351系のグリーン車(9号車)には、シートヒーター(座席暖房)があるのが特徴であり、E257系やE353系には受け継がれなかったので、JR東日本では、振り子式車両と共に最初で最後となってしまいました。

一昨年(2015(平成27)年)7月に落成していたE353系の量産先行車(モトS101+201編成)は、長野総合車両センターで量産化改造が行われており、来年3月に間に合うように出場してくると思われます。

E351系は、振り子式車両特有のポーズでカーブを曲がる姿が印象的であるけど、それが見納めとなってしまうことが残念であり、時代の流れでもあります。

E351系とE353系の比較乗車(乗り較べ)は、3月16日までとなっているので、早めに行う必要があることが分かります。

来年3月17日の改正では、JR東海管内の特急(しなの号、ひだ号、しらさぎ号(JR西日本の車両で運転))で、L特急の愛称が廃止されて特急に変更されることになり、国鉄時代の1972(昭和47)年10月2日から使われていたL特急が全滅することになります。

あずさ号、かいじ号、スーパーあずさ号も、2002(平成14)年11月30日までL特急でありました。

E351系のスーパーあずさ36号の表示が出てくるのは、22日までであるので、今回撮影することが出来て良かったです。

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