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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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西武多摩川線100周年記念ヘッドマーク付きの241F 白糸台駅

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こちらは、10月9日に、西武鉄道多摩川線の白糸台駅で撮影した、新101系の241Fによる是政行きで、かつての赤電塗装がイメージされた赤い100周年記念ヘッドマークが付いていました。

西武多摩川線は、今年10月22日に開業100周年を迎えていたことにより、9月29日から12月31日までの間に伊豆箱根鉄道(いずっぱこ)カラーの249Fを含めた4編成全てに100周年記念ヘッドマークが取り付けられています。

いずっぱこカラー以外の編成の多摩川線100周年記念ヘッドマークは、3色あり、赤電がイメージされた赤色が241F、青色が245Fに取り付けられ、黄色が247Fに取り付けられていたけど、検査に伴う車両交換により247Fが多摩湖線(国分寺~萩山~西武遊園地間)に移り、入れ替わりに253Fが多摩川線に入ってきていました。

247Fは、赤電カラーとなって出場し、12月17日から多摩湖線(国分寺~萩山~西武遊園地間)で営業運転入りし、来年1月-9日まで多摩湖線で活躍した後、1月24日からは、伊豆箱根鉄道カラーの249Fと入れ替わりに西武多摩川線で活躍するようになります。

西武多摩湖線の赤電と言えば、1990(平成2)年6月23日まで活躍していた351系を思い出す状態であり、期間限定でありながら、西武多摩湖線に赤電塗装が帰ってきたことになりました。

351系は、3両編成で西武鉄道最後の非冷房の吊り掛けモーターだった車両であり、晩年活躍していた351,353,355Fのうち、355Fの先頭車であるクモハ355号車が、登場当時の姿に復元された上で横瀬車両基地で静態保存されています。

赤電リバイバル塗装は、2001(平成13)年に旧101系の159Fに施されていたことがあったけど、今回の247Fでは、新101系に初めて施されていました。

西武の赤電カラーは、1961(昭和36)年に登場し、1988(昭和63)年まで活躍していた551系から使われていた塗装であり、701系列にも受け継がれていました。

西武グループの伊豆箱根鉄道駿豆線(静岡県)では、2012(平成24)年6月12日をもって全廃された1100系(元西武鉄道701系)で最後の1編成だった1009F(旧、783F)に赤電塗装が再現されていたこともあったのであります。

近江鉄道(滋賀県、同じ西武グループ)では、昨年6月から800系(元西武鉄道401系)の822F(旧、431F)に赤電塗装にされているけど、こちらは821Fと同様に、種車の401系の面影のある顔付きとなっています。

西武多摩川線も、1987(昭和62)年まで赤電であった551系が活躍していた路線として有名であり、来年1月には、247Fの入線により、30数年ぶりに西武多摩川線に赤電が帰ってくることになります。

白糸台駅は、白糸台車両基地のある1面2線の交換可能な駅で、2001年3月27日まで北多磨駅と呼ばれていました。

西武多摩川線の車両の重要部検査と全般検査は、武蔵丘車両検修場で行われるので、武蔵境駅から新秋津までの甲種輸送(中央線、武蔵野線経由、八王子駅での折返し)での輸送となります。

この日(10月9日)は、黄色いヘッドマークが付いていた247Fが白糸台車両基地で休んでいたけど、ホームから撮影出来る場所に止まっていたことで助かっていました。

10月29日には、247Fの代わりに黄色いヘッドマークが取り付けられていた253Fが武蔵境駅で展示されていたけど、台風の影響により行かれなかったのが残念でありました。

西武多摩湖線と西武多摩川線の掛け持ちは、JR中央快速線を使うことになるけど、武蔵境駅には特快が止まらないので注意が必要であります

このように、西武多摩川線の100周年記念ヘッドマーク付き車両や、247Fの入場前の姿を撮影することが出来て良かったです。


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