
こちらは、11月17日に、新宿駅の10番線で撮影した、E351系の量産先行車であるモトS1+21編成による中央本線(中央東線)の特急スーパーあずさ33号です。
スーパーあずさ33号は、新宿駅を20時ちょうどに発車し、途中、立川、八王子、大月、甲府、小淵沢、茅野、上諏訪、岡谷、塩尻駅に停車してから松本へと向かう下りの最終スーパーあずさでもあり、明日(12月23日)から来年3月16日までの間もE351系で運転される予定であります。
下りの松本方面への最終特急は、新宿21時ちょうど発→松本 23時55分着のあずさ35号(E257系の11両編成による運転で、途中、立川、八王子、大月、塩山、山梨市、石和温泉、甲府、韮崎、小淵沢、富士見、茅野、上諏訪、下諏訪、岡谷、塩尻駅に停車)となります。
上りの最終特急であるスーパーあずさ36号は、松本 20時ちょうど発であり、大月~甲府間で、20時ちょうど発のスーパーあずさ号同士のすれ違いが見られることになるけど、スーパーあずさ36号に関しては、明日(12月23日)からE353系に置き換えられることになります。
明日(12月23日)からE353系で運転されるスーパーあずさ号は、1,11,23,29,4,18,22,36号の4往復であり、E351系によるこれらの列車の表示(651系譲りの電光表示)は、今日で見納めとなります。
これにより、E351系によるスーパーあずさ号の本数が半減してしまうことで、置き換えが開始されることを実感しました。
こちらは来年3月に完全に見納めとなるので、乗車、撮影はお早めにということになります。
E353系によるスーパーあずさ号にも3~6号車に自由席が設けられるけど、明日には1号を中心に列が長くなることが予想されます。
これまでE351系が当たり前だったスーパーあずさ号にE353系が入ることは、2012(平成24)年3月17日に、常磐線特急のE657系がスーパーひたち(現、ひたち)号でデビューしたことと同様であります。
明日からはE353系がデビューし、中央線特急が新時代を迎えることになるけど、E351系が無くなっていくことで寂しさを感じました。
E351系の量産先行車は、京王電鉄の8000系や西武鉄道の6000系などに準じたGTO方式のインバータ装置が特徴であり、人気が高いと言われています。
どちらもインバータ装置が順次更新されているので、GTOインバータが貴重となっているのもそのはずであります。
E351系による中央ライナー2号の時刻(平日のみ運転)は、八王子 6時16分発→立川 6時26分発→新宿 6時52分着→東京 7時06分着です。
中央ライナー7号の時刻は、 東京 22時30分発→新宿 22時45分発→立川 23時09分着→八王子 23時21分着であります。
このように、新宿駅でE351系の量産先行車によるスーパーあずさ33号を撮影することが出来て良かったです。