
続いては、中央本線(中央東線)の八王子駅で撮影した、E353系のモトS104+204編成による特急スーパーあずさ29号で、この時に、JR相模線の205系のコツR12編成との並びを撮影することが出来ました。
この時に立川までではなく、八王子まで乗った理由は、自由席特急料金が同じ510円だからだけでなく、立川までよりも長く乗ってられること、逗子から長津田までの甲種輸送中の東急電鉄大井町線の新車である6020系6121Fの停泊シーン、タンク車、中央・総武緩行線から転用されるE231系に置き換えられる予定の八高・川越線や武蔵野線(むさしの号)の205系を撮影してみたかったからであります。
八王子はタンク車の出入りが多い状態であり、E353系で八王子入りしたという縁により、タキ43353号車というE353系みたいな番号のタンク車も見ることが出来ました。
相模線では橋本折返しがメインであるけど、朝と夜の3往復ずつの6往復が八王子まで乗り入れています。
この日のスーパーあずさ29号は、約2分遅れていました。
新宿駅から乗った場合は、折返しの車両の清掃や点検が完了した時から車内に入れるので、上りの八王子→新宿間よりも長く車内で過ごすことが出来ます。
E351系では、S2+22編成とS5+25編成がすぐに長野総合車両センターに廃車回送されたけど、前者はスーパーあずさ36号、後者はスーパーあずさ33号の運用の後の臨時回送で送り込まれていました。
松本車両センターでは、有効長の関係により11両または12両のまま入庫出来ない状態なので、入庫の時には、基本編成と付属編成が切り離され、出庫の時には再び連結されることになります。
スーパーあずさ29号が松本に到着した後に基本の9両と付属の3両に分けられるのはその為であります。
来年3月17日の改正で、E351系の定期運用と共に、塩尻駅と松本駅で接続する特急ワイドビューしなの号(JR東海の383系による運転)からL特急の表示が消えることになります。
L特急は、国鉄時代の1972(昭和47)年10月2日から、本数が多く自由席のある在来線特急の愛称名であり、国鉄型車両の絵入りマークにもLマークが描かれていました。
JRになってからはL特急から特急への移行が進められ、昨年3月4日のJR北海道に続き、JR東海からもL特急の愛称名が消えることになり、L特急が全滅してしまいます。
JR東日本では、2002(平成14)年11月30日にL特急が全滅していたので、183系や189系のあずさ、かいじ号での定期運用からの撤退と同じ時期でありました。
このように、八王子駅でもE353系によるスーパーあずさ29号を撮影することが出来て良かったです。