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続いては、1月8日に銚子電気鉄道(銚子電鉄)の終着駅で撮影した、保存車両であるデハ800形の801号車で、昨年修復及び再塗装されて綺麗な姿となっていました。
こちらは、2010(平成22)年9月23日に、デハ700形と共に活躍していた最後の旅客用吊り掛けモーター車であり、廃車後に外川駅構内で静態保存されています。
2015(平成27)年から5月1日には、デハ801号車が京葉東和薬品 銚電昭和ノスタルジー館として公開されていたけど、それが昨年8月に閉館され、修復、再塗装と共に車内が運行当時に戻された上で、同年12月23日から公開が再開されていました。
デハ801号車は、1950(昭和25)年に帝国車輌(帝國車輛工業)で製造され、1985(昭和60)年まで、伊予鉄道(愛媛県)郊外線のクハ405→モハ106号車として活躍していました。
1985年に銚子電鉄に移り、800形のデハ801号車として、2010年9月23日まで銚子の街を走り抜けていたけど、このようなレトロなスタイルが銚子の街に合っていました。
この801号車に初めて乗ったのは、2002(平成14)年のことであり、初めて外川駅に立ち寄っていました。
801号車の前面は、3枚窓となっているけど、外川駅寄りは貫通扉が塞がれた跡があります。
外川駅の801号車の車内公開は、平日が7時~15時、土休日が8時30分~16時30分であり、昭和ノスタルジー館の時とは異なり、無料で入ることが出来ます。
自分(しゃもじ)が昭和ノスタルジー館の時代に801号車の車内に入ったのは、昨年1月2日が最初で最後となりました。
801号車が修復、再塗装される前は、海風によって痛みが激しい状態となっていたので、最悪の場合は解体されていたところでした。
ダメかと思われていた801号車の修復、再塗装プロジェクトは、仲ノ町駅舎同様に大成功だったので、絶対にあきらめないという言葉通りとなっていました。
このように、銚子電鉄の外川駅に行き、修復、再塗装されたばかりの801号車を撮影することが出来て良かったです。