
続いては、3月4日にJR新宿駅の11番線(中央快速線の下りホーム)で撮影した、189系のトタM51編成(国鉄特急色)によるホリデー快速富士山2号の折返しの回送であり、最後が近づいていることにより、撮影する人が殺到していました。
この時に辛うじて撮影することが出来たけど、八王子駅でも乗車前に撮影することが出来て良かったなと思っています。
ホリデー快速富士山号の指定席は、11月までは1両だけだったけど、12月から2両に増えています。
189系のM51編成は、2月18日に行われた青梅マラソンの時に運転されていた、臨時快速のらくらく青梅マラソン号(川崎→河辺間、南武線、青梅線経由の片道、全席指定)に使われていたけど、この日にあずさ、かいじ号用のE257系0番台(松本車両センター所属)のモトM112編成で運転されていた臨時快速青梅マラソン号(千葉~河辺間、途中、津田沼、船橋、市川、錦糸町、新宿の各駅に停車していた全席指定列車)よりもらくらく青梅マラソン号が注目され、189系のM51編成の末期ということで、南武線の川崎、武蔵小杉、武蔵溝ノ口、登戸の各駅から河辺へのマラソン客よりも貴重な走行シーンでの乗車(189系の名残乗車)を楽しむマニアたちが目立っていました。
南武線は、普段通勤型のE233系しか走らない路線なので、189系が南武線を走っていたことは珍しい光景でありました。
このことは、有名な鉄道系YouTuberであるスーツ氏の動画でも話題になっていたのであります。
らくらく青梅マラソン号は、乗務員交代により立川駅に約10分間運転停車していたので、撮影に適していました。
2月18日のホリデー快速富士山号で、グレードアップあずさ塗装(イタリアンカラー)のM52編成が使われていたのは、その為でありました。
ホリデー快速富士山号は、国鉄時代の1986(昭和61)年11月1日に、これまでの急行かわぐち号、かいじ号に変わって登場していたホリデー快速ピクニック号が前身であり、当時は165系が使われ、大月駅で甲府行きと河口湖行きに分かれていました。
一時期スカ色だった115系が使われていたこともあったけど、ホリデー快速ピクニック号の末期には、三鷹電車区(現、三鷹車両センター)所属だった169系が使われていたことを覚えています。
2003(平成15)年には、新宿発着のホリデー快速ピクニック号がホリデー快速河口湖号に変更され、189系のM50編成での運転となっていました。
現在のホリデー快速富士山号となったのは、富士山が世界遺産に認定された2013(平成25)年7月6日のことであり、当時は小山発着の3,4号(旧、ホリデー快速河口湖3,6号、ホリデー快速むさしの号の名残のある列車)も存在していました。
当時は、幕張車両センター所属だった183系のマリ31編成と32編成が小山発着のホリデー快速富士山3,4号に使われていたけど、自分(しゃもじ)は、その末期であった2013年11月23日に大宮から久喜まで、マリ31編成によるホリデー快速富士山4号に乗ったことを思い出しました。
小山発着のホリデー快速富士山号は、2014(平成26)年の春臨まで運転され、翌年の2015(平成27)年3月14日の改正で、山梨富士号(新宿発着)と入れ替わる形で正式に廃止されていました。
富士山麓にある富士五湖は、本栖湖、精進湖(しょうじこ)、西湖(さいこ)、河口湖、山中湖であり、本栖湖は、富士河口湖町と身延町、精進湖、西湖、河口湖は、富士河口湖町、山中湖は山中湖町に位置しています。
そのうちの河口湖へは、富士急行線の河口湖駅から徒歩またはバスで行くことが出来ます。
アメリカ合衆国(アメリカ、USA)の本土(ミネソタ・ウィスコンシン・イリノイ・インディアナ・ミシガン・オハイオ・ペンシルベニア・ニューヨーク各州、カナダ(Canada、オンタリオ州)の国境付近)には、五大湖(Great Lakes)があり、スペリオル湖、ミシガン湖、ヒューロン湖、エリー湖、オンタリオ湖から成っているので、日本(山梨県)の富士五湖に似ている点があります。
そのうちのミシガン湖は、五大湖で唯一カナダに跨がっておらず、アメリカ合衆国(インディアナ・イリノイ・ウィスコンシン・ミシガン各州)だけで占められています。
話は富士五湖に戻すけど、山中湖へは、富士山駅からバスに乗っていくことになるけど、富士五湖の中では最も御殿場に近い部分であります。
本栖湖は、富士五湖で最も西側にある湖であり、本栖湖から眺めた逆さ富士は、我々が何気なく使っている1000円札や5000円札の裏側に描かれていることで有名であり、周辺には、富士芝桜まつり(今年は4月14日から5月27日まで開催予定で、富士山と芝桜の組み合わせを楽しむことが出来る一石二鳥の芝桜まつり)の会場があります。
こちらは秩父芝桜まつりとのライバルとなるけど、富士芝桜まつりで河口湖駅等からバスに乗らなければ行かれないことに対し、秩父芝桜のほうが西武線の西武秩父駅または横瀬駅から歩いて行けるので、2004(平成16)年以来秩父の芝桜見物に欠かさず行っています。
秩父の芝桜まつりは、都心から近いことや、武甲山をバックに芝桜を撮影出来ること、西武鉄道による宣伝効果があることから未だ人気が衰えていないです。
群馬県館林市にある東武トレジャーガーデン(東武伊勢崎線の茂林寺前駅付近)も芝桜の名所となっているけど、周辺にある館林市つつじが岡公園でのツツジとの組み合わせで楽しむことも出来ます。
189系では、グレードアップあずさ塗装(イタリアンカラー)やあさま塗装もいいけど、国鉄特急色のほうが189系らしくて良い感じだと思います。
189系によるホリデー快速富士山号の運転日は、10日と11日の土日の2日間しかないので、2日間共に更なる混雑が予想されています。
なので、4日の西武鉄道の玉川上水車両基地での拝島ライナーお披露目イベントの後に、189系によるホリデー快速富士山号に乗ることが出来て良かったです。