
一昨日(6月17日)は、武蔵境から是政まで、西武鉄道多摩川線の新101系の復刻ツートンカラー編成である、249Fによる是政行きに乗りました。
249Fは、昨年9月から今年2月までの間、261Fと同じ伊豆箱根鉄道の1300系塗装(いずっぱこ塗装)を纏っていたことで有名であり、黄色いツートンカラーとなった後、3月24日から4月6日まで多摩湖線(国分寺~萩山~西武遊園地間)で活躍し、4月18日に西武多摩川線に戻ってきていました。
これにより、2010(平成22)年11月の旧101系の引退以来途絶えていた西武多摩川線の黄色い電車が帰ってきたことになりました。
1月24日からは、赤電塗装の247Fが西武多摩川線入りしているので、現在は赤電とツートンのリバイバル塗装同士の競演(新小金井駅と白糸台駅での交換シーン)も見られています。
今回は西武多摩湖線でお目当ての251F(近江鉄道の湖風号塗装)を撮影しようとした時に昼頃の運転のみで玉川上水の車両基地に入庫(撤収)されてしまったので、その代わりに萩山から玉川上水まで移動し、ぐで玉川上水駅の様子を見てから小川まで戻り、小川から国分寺までかなり久しぶりに西武国分寺線で国分寺まで行き、その後にJR中央快速線で武蔵境まで移動したのであります。
251Fのほうは、武蔵丘でのイベントで撮影したけど、多摩湖線で運転されている6月28日までの間にリベンジしたいと思っています。
西武多摩川線の場合は、白糸台駅から、白糸台車両基地で休んでいる非番の編成をホームから狙うことが出来るけど、玉川上水車両基地の場合はそうはいきません。
西武新101系のツートンカラーは、2009(平成21)年に西武秩父線開業40周年記念として、271F(池袋線系統で活躍していた2連)と、261F(多摩湖線用のワンマン改造編成で、現在はいずっぱこ塗装となっている)に施されていたことがありました。
271Fは、2012(平成24)年12月まで、他の非ワンマン仕様の新101系や301系と共に池袋線系統で活躍し、その後に流鉄流山線(千葉県)に5000形5005F(3代目なの花号)として譲渡されていました。
261Fが白い塗装に戻されてからは、黄色いツートンカラーが途絶えていたけど、今回249Fで復活していたのであります。
西武多摩湖線の国分寺~萩山間がワンマン化されたのは、1998(平成10)年11月20日のことで、当時はワンマン化された257,259,261Fが使われていました。
当初は、ワンマン表示があったけど、2005(平成17)年からリニューアル化され、ワンマン表示が廃止されています。
ワンマン化された新101系は、241,245,247,249,251,253,255,257,259,261,263Fの10編成であり、そのうちの245,247,249,253Fが西武多摩川線で活躍しているけど、そのうちの1編成が、近江鉄道湖風号塗装の251Fとの入れ替わりにより、多摩湖線に移ることになります。
西武多摩川線の武蔵境駅は、JR中央快速線と同じレベルにある1面2線の高架駅であり、2006(平成18)年12月8日に、JR線よりも一足早く高架化されていました。
JR線の武蔵境、東小金井、武蔵小金井の各駅が高架化されたのは、下り線が2007(平成19)年7月1日、上り線が2009(平成21)年12月6日のことであります。
高架化着工前は、JR中央快速線の下りホームと隣り合った旧3番線発着で、中央快速線の下り列車(東京、新宿方面から来た列車)から改札を出ずに同じホームの向かい側での乗り換えが可能となっていました。
2004(平成16)年11月7日には、西武多摩川の武蔵境駅が仮駅に移転されたことで、JR線と切り離されていたことにより、それが出来なくなっています。
高架化当時は、4番線のみの使用であったけど、2008(平成20)年7月19日に3番線が使用開始されて現在の1面2線となり、JR側の3番線が主に使われるようになっています。
武蔵境駅南口にあるイトーヨーカドー武蔵境店は、東館と西館があり、どちらも自分(しゃもじ)の大好きな鳩マークが復活しています。
イトーヨーカドーの由来は、1920(大正9)年に東京市浅草区(現在の東京都台東区浅草)に開業していた羊華堂洋品店がルーツであり、伊藤家との絡みがあったことから、イトーヨーカドーとなったのであります。
イトーヨーカドーは、中国(中華人民共和国、China)の北京(ペキン)市と四川省成都市・眉山市にもあり、中国では、伊藤洋華堂 Ito Yokadoと表記され、イトーヨーカドーのシンボルである鳩マークが使われています。
イトーヨーカドーの中国進出は、1997年の四川省成都市のことであり、あの時以来中国でも人気のスーパーとして成長したことにより、大成功であります。
中国の四川省は、唐辛子や花椒などの香辛料が使われている辛い中華料理である四川料理として有名であり、そのうちの麻婆豆腐、担担麺、回鍋肉(ホイコーロー)、青椒肉絲(チンジャオロース)は、代表的な四川料理であります。
四川料理で辛いものが多い理由は、四川省が高温多湿であることにより、発汗を促し、健康を保つ為であり、インド料理やタイ料理も同様に、高温多湿の地域らしくスパイスが多用されています。
イトーヨーカドーの東館がある場所は、ボウリング場として有名だった、武蔵境スポーツガーデンの跡地であります。
同じ武蔵野市の吉祥寺第一ホテル(阪急阪神ホールディングス系)の地下に東京ボウリングセンター(1987(昭和62)年のホテルの開業と共に東京都港区の神宮外苑脇(青山)から移転されてきた)が出来てからは来場者が激減し、1999(平成11)年1月に閉鎖されていました。
武蔵境駅は、1889(明治22)年4月11日に中央線の駅が甲武鉄道の新宿~立川間の開業と共に出来た当時は境駅と呼ばれ、1917(大正6)年10月22日に多摩鉄道(現在の西武多摩川線)が北多磨(現、白糸台)まで開業した時も境駅となっていました。
境駅から現在の武蔵境駅となったのは、1919(大正8)年7月1日のことでありました。
西武多摩川線とJR線の線路は、3番線側だけ結ばれているので、4番線だけ使われていた時代には、線路が切り離されたままとなっていました。
西武多摩川線でもツートンカラーの249Fを撮影、乗車したことにより、いずっぱこ塗装時代とのビフォーアフターで投稿することが出来ました。
このように、西武多摩川線で、復刻ツートンカラーの249Fを撮影し、是政駅までそれに乗ることが出来て良かったです。
画像は、武蔵境駅で撮影したものです。