
一昨日(7月15日)は、東京急行電鉄(東急電鉄)の新5000系5116F(グッチョイモーニング×時差Bizのラッピング電車)による各停南栗橋行き(地下鉄半蔵門線、東武スカイツリーライン直通)を撮影し、三軒茶屋までそれに乗りました。
こちらは、7月9日から20日までの平日朝限定で、中央林間→押上(スカイツリー前)間で運転されている時差Bizライナー(東急電鉄によるグッチョイモーニングと、東京都による時差Bizキャンペーン)の一環で施されたラッピングであり、昨年の5108Fで好評であったことから、今年も運転されています。
時差Bizライナーは、7月9日から20日までの平日9日間の早朝に、中央林間→渋谷→押上(スカイツリー前)間で運転されている臨時特急であり、中央林間駅を6時01分に発車し、途中、 長津田、あざみ中、溝の口、渋谷と、渋谷より先の東京メトロ半蔵門線内の各駅に停車してから押上(スカイツリー前)へと向かう列車で、中央林間から渋谷まで4駅で42分間という速さが自慢となっています。
平日の急行とは異なり、青葉台、たまプラーザ、鷺沼、二子玉川、三軒茶屋駅を通過してしまうことも見逃せない点であります。
時差Bizライナーの時刻
中央林間 6時01分発→長津田 6時09分発→あざみ野 6時18分発→溝の口 6時28分発→渋谷 6時43分発→押上(スカイツリー前) 7時15分着
地下鉄半蔵門線の表参道→錦糸町間の時刻は省略。
行先表示は、前面・側面共に「ライナー」と表示されます。
時差Bizライナーの運転日には、田園都市線早起きキャンペーンとして、平日の朝に田園都市線各駅(中央林間→池尻大橋間)の自動改札機から入場すれば、電車とバスで貯まるTOKYU POINT(登録済みのPASMOやSuicaが必要)で50ポイントが貯まります。
このように、早朝に時差Bizライナーに乗ってTOKYU POINT(50ポイント)貯めようということが狙いであることが分かります。
今年になってからは、東横線に時差Biz特急(元町・中華街→和光市間、みなとみらい線、東横線は特急、地下鉄副都心線は通勤急行と同じ停車駅)も加わり、横浜→渋谷間29分で結ばれています。
時差Biz特急の時刻と停車駅(こちらも7月9日から20日までの平日のみ運転)
元町・中華街 6時14分発→みなとみらい 6時17分発→横浜 6時23分発→菊名 6時30分→武蔵小杉 6時38分発→自由が丘 6時43分発→中目黒 6時49分発→渋谷 6時52分着→新宿三丁目 7時01分発→池袋 7時08分発→和光市 7時24分着
池袋→和光市間では、途中、小竹向原、氷川台、平和台、地下鉄赤塚、地下鉄成増駅にも停車します。
こちらは、5050系の5174F(時差Bizラッピング電車)の8両編成が使われているけど、8両編成による特急は、臨時や代走の時しか見られなくなっているので貴重であります。
今日(7月17日)の朝、2020系の2125FがA41Kで営業運転入りしていたけど、こちらもやはり、東武線に乗り入れることの出来ないサークルKマークが付いています。
時差Biz通勤(グッチョイモーニング)によって、満員電車及びそれによるストレスからおさらば出来、働く意欲に繋がると共に、新聞を読むこと、コーヒーを飲むこと、スマホをチェックすることなどの余裕が生まれることで、嫌な通勤から楽しい通勤へ。これは良いことだと思います。
今年3月17日の小田急線の複々線化の完成及び朝の通勤ロマンスカーの増発によりモーニングウェイ、メトロモーニングウェイとなったことで、小田急線でも朝の通勤ラッシュ時の混雑率が以前よりも緩和されたという喜びがありました。
朝の通勤ロマンスカーは、通勤ライナーと同様に確実に座れるので、朝から快適な通勤が約束されています。
早朝の通勤なら座れるというメリットがあるので、時差Bizライナーなら座れて早いと言われています。
東急線アプリでのグッチョイクーポンも配信され、ポイントが貯まることになっているので、グッチョイモーニングのお供として広く愛用されています。
田園都市線は、混雑率が激しいことで有名であるけど、このような早朝通勤による活用法があることで素晴らしいと思っています。
東急電鉄では、東急多摩川線、池上線用の新7000系の7110+7112+7114F(3編成分)が逗子から長津田まで甲種輸送が行われているので、7700系の置き換えが近づいてきています。
昨年度に導入された7108Fと7109Fは、2020系の2121,2122,2123Fと同様に、増発用だったけど、今回は7700系の置き換え用として導入されることになります。
東横線にも、時差Biz特急が出来たことも良いことであり、効果が期待されています。
5174Fは、7月14日に一般列車の運用に入り、西武池袋線の保谷駅にも乗り入れていたことでアピールされていました。
5116Fも東武スカイツリーライン(久喜または南栗橋)に乗り入れることでアピールされているので、乗り入れ先の東武鉄道や西武鉄道でも時差Bizが行われていることで、相互PRにも結び付いています。
昨年の7月15日は、昨年度の時差Bizライナーのラッピング編成であった5108Fを撮影したので、2年連続で時差Bizのラッピング電車を撮影したことになりました。
今年の時差Bizライナーと時差Biz特急は、あと3日運転される予定なので、快適なオフピーク通勤に役立てることが出来れば良いなと思っています。
時差Bizで、朝が変われば、毎日が変わる。と言われているけど、その通りであります。
このように、東急田園都市線の新5000系の5116Fによる時差Bizのラッピング電車を撮影することが出来て良かったです。