
こちらは、8月5日に、JR八王子駅で撮影した、中央線特急E257系のモトM116編成+M204編成の11両編成による、あずさ30号の千葉行き(通称千葉あずさ)です。
あずさ30号は、全区間E257系の9+2の11両編成による運転で、松本駅を17時18分に発車し、途中、塩尻、岡谷、下諏訪、上諏訪、茅野、富士見、小淵沢、韮崎、甲府、大月、八王子、立川、新宿、錦糸町、船橋に停車してから千葉へと向かう列車であり、その翌日には、千葉 6時38分、新宿 7時30分発、南小谷行き(大糸線直通、1,2号車は松本駅で切り離し)となります。
あずさ3号の途中停車駅は、船橋、錦糸町、新宿、立川、八王子、大月、塩山、山梨市、石和温泉、甲府、韮崎、小淵沢、富士見、茅野、上諏訪、下諏訪、岡谷、塩尻、松本、豊科、穂高、信濃大町、白馬であり、あずさ30号の停車駅に塩山、山梨市、石和温泉と、大糸線の豊科、穂高、信濃大町、白馬、南小谷を加えたものとなっています。
その折り返しは、南小谷 14時22分発のあずさ26号で、途中、白馬、信濃大町、穂高、豊科、松本、塩尻、岡谷、下諏訪、上諏訪、茅野、小淵沢、韮崎、甲府、八王子、立川に停車することになり、松本駅で、前に1,2号車が増結されて11両編成となります。
このことで、2004(平成16)年3月12日まで、E351系(初代スーパーあずさ)のうちの8両(5~12号車)が南小谷まで乗り入れていた時のことを思い出しました。
E351系の大糸線乗り入れは、2010(平成22)年3月12日の信濃大町→新宿間を最後に廃止されたけど、臨時を含めて復活することはなかったです。
E353系は、試運転で大糸線に乗り入れていたこともあるけど、乗り入れが認可されていないので、8月3,6~10,13日に運転される(された)臨時のあずさ55号(新宿 10時04分発白馬行き)には、E257系が使われています。
あずさ30号の2分後の17時20分に松本駅を発車する臨時のあずさ80号(新宿行き)は、8月13,14,15,16,19日、9月17,24,30日に運転される予定となっているけど、8月15日はE353系、9月17,24日は189系、他はE257系となります。
189系はN102編成は、新宿→白馬間(新宿 23時54分発)のムーンライト信州81号(今後、8月10,17,18日、9月14,15,21,22日運転予定)、8月16日のムーンライト信州90号(諏訪湖花火大会号、上諏訪 0時08分発新宿行き)、9月1日のムーンライト信州90号(新作花火大会号、上諏訪 23時32分発新宿行き)に使われるほか、信州デスティネーションキャンペーンの一環として、8月25,26日の木曽あずさ号(辰野経由、中央西線直通、新宿~南木曽(なぎそ)間、全席指定)にも使われることになり、25日は、新宿 9時24分発南木曽行き(13時50分着)、26日は、南木曽 16時02分発新宿行き(20時42分着)と、前回の7月28,29日と同様に往路と復路が別の日となります。
木曽あずさ号の途中停車駅は、立川、八王子、甲府、茅野、上諏訪、岡谷、辰野、塩尻、奈良井、木曽福島であり、塩尻駅では、進行方向が逆になります。
木曽あずさ号のもう一つの特徴は、辰野経由の大八廻りであり、1977(昭和52)年に狩人のあずさ2号が大ヒットしていた頃を彷彿とさせます。
狩人のあずさ2号は、♪8時ちょうどの~あずさ2号で~私は私はあなたから、旅立ち~ますと歌われているので、当時のあずさ2号(列車番号が上下別になる前)が新宿駅を8時ちょうどに発車していたことにより作られた歌詞であることが分かります。
これによって、あずさ号の知名度か上がり、一時的にあずさ号の利用客が増えていました。
こちらは、鉄道ソングとしても有名であります。
9月8日と9日には、JR東海の383系(ワイドビューしなの号の車両)の4両編成(グリーン車付き)による、諏訪しなの号が名古屋~小淵沢間で運転される予定であり、普段見られない貴重なシーンが見られることになります。
諏訪しなの号の時刻 9月8日(土) 名古屋 7時02分発→小淵沢 9時45分着
9月9日(日) 小淵沢 14時02分発→名古屋 17時14分着
途中停車駅は、千種、多治見、中津川、木曽福島、塩尻、岡谷、下諏訪、上諏訪、茅野であり、こちらも塩尻駅から進行方向が逆になります。
JR東海の383系は、6両基本編成9本(グリーン車はパノラマタイプ)、4両付属編成3本(グリーン車付き)、2両付属編成5本あり、今回の諏訪しなの号には、A100番台の4両編成が使われることになります。
木曽あずさ号と諏訪しなの号は、昨年にも運転されていたけど、当時木曽あずさ号に、初代グレードアップあずさ塗装(イタリアンカラー)の189系トタM52編成が使われていたことで話題になっていました。
諏訪湖の花火大会は、8月15日の諏訪湖花火大会と、9月1日の新作花火大会の2回行われるけど、この時に普段改札口のない諏訪湖側に臨時改札が設けられます。
この時には、E233系の6両編成(南武線用)の応援が入るので、新鮮な状態となります。
今年の諏訪湖花火大会は、70回目という節目の時を迎えます。
千葉発着のあずさ号は、2002(平成24)年11月30日までの183系の時代は、2往復あり、そのうちの1往復は、1991(平成3)年から1993(平成5)年まで、ウィングあずさ号として成田空港まで延長運転されていたこともありました。
E257系0番台による千葉行きは、あずさ30号だけなので、この時に撮影することが出来て良かったです。