
8月4日は、柏から牛久まで、JR常磐線特急のE657系のカツK9編成による、ときわ73号(土浦行き)に乗りました。
ときわ73号は、上野駅の17番線(低いホーム)を18時15分に発車し、途中、柏、佐貫、牛久、ひたち野うしく、荒川沖に停車してから土浦へと向かう列車であり、かつて485系で運転されていたホームライナー土浦号を彷彿とさせる列車でもあります。
夕方の17時台以降の下りのときわ号は、品川 21時45分、東京 22時53分、上野 22時ちょうど発のときわ87号(高萩行きの最終特急)を除いて佐貫駅と牛久駅に停車するけど、上野発の73,77,81号と、品川発の85,89,91号は、ひたち野うしく、荒川沖駅にも停車するので、通勤帰りや、東京に遊びに行った帰りに便利な列車でもあります。
今回柏から牛久まで、特急料金を払った上でときわ73号に乗った理由は、休日おでかけパスを持っていたこと、ポケモンスタンプラリーの牛久駅までのスピードアップを図っていたことでありました。
今回乗った座席は、2号車の11Aで、特急料金は、品川、東京、上野~柏間と同様に、750円掛かりました。
上野発の常磐線特急は、8時ちょうど発のひたち3号(いわき行き)、8時30分発のときわ53号(勝田行き)、9時ちょうど発のひたち5号(いわき行き、土休日は品川始発)、9時30分発のときわ55号(勝田行き)、18時15分発のときわ73号(土浦行き)、19時15分発のときわ77号(土浦行き)、20時15分発のときわ81号(勝田行き)であり、17番線発であるので、あゝ上野駅の発車メロディーが流れます。
あゝ上野駅の発車メロディーは、上野駅の地平ホーム(低いホーム)に似合っているけど、昨年10月14日の改正で使われる機会が減ってしまったことで残念に思っています。
上野行きの常磐線上り特急は、土浦 6時06分発のときわ52号、勝田 5時39分発のときわ54号、勝田 6時01分発のときわ56号(平日のみ運転)、勝田 7時ちょうど発のときわ60号で、定期列車では朝だけとなっています。
8月4,5,11,12日は、ひたちなか市にあるひたち海浜公園で、ROCK IN JAPAN FESTIVAL2018が行われる(行われた)けど、それに伴う臨時特急ときわ号(E657系で運転)も設定されています。
こちらは、品川 6時24分、東京 6時39分、上野 6時39分発→勝田 8時11分着のときわ39号
上野 7時07分発→勝田 8時42分着のときわ41号
品川 7時48分、東京 7時57分、上野 8時06分発→勝田 9時34分着のときわ43号
勝田 20時54分発→上野 22時22分着、東京 22時28分着、品川 22時38分着のときわ46号
勝田 21時26分発→上野 22時57分着のときわ48号であり、これらの列車は、上野~勝田間で途中、柏と水戸に停車するので、柏~水戸間ノンストップという珍しい光景が見られています。
JR常磐線の佐貫駅は、再来年の2020年春に、龍ケ崎市駅となることが決まったけど、関東鉄道竜ヶ崎線に関しては、改称されない方針だと言われています。
このことはやはり、地元の龍ケ崎市からの要望があるほか、内房線の佐貫町駅と区別する為であるからであります。
牛久駅東口には、牛久シャトーがあり、バスで牛久大仏に行くことが出来ます。
2007(平成19)年12月1日から使われている牛久駅の現在の発車メロディーは、下りの1番線が、「グリーングリーン」、上りの2番線が、「オー・シャンゼリゼ」であり、前者は緑豊かな牛久沼畔、後者は牛久シャトーがあることから、フランスのパリがイメージされています。
グリーングリーンは、1967(昭和42)年4月から5月までの間、NHKのみんなのうたに出てきた童謡でもあります。
1998(平成10)年3月14日にひたち野うしく駅が万博中央臨時駅跡に開業するまでの間、牛久駅に待避線があり、ここで特急列車の待避が行われていました。
ポケモンスタンプラリーの駅で唯一、水戸支社の管轄にある駅が牛久駅であり、休日おでかけパスでも行くことが出来ます。
今年2月18日には、取手駅を最後に、ガンダムスタンプラリーを仕上げた後、土浦駅まで行き、ここから品川まで、E657系のK14編成によるときわ90号に乗って帰っていました。
この時は、7号車の7Aと7が付く番号に当たっていたのであります。
E657系のK9編成は、2012(平成24)年8月に総合車両製作所横浜事業所で製造され、逗子から勝田まで甲種輸送されていました。
2014(平成26)年11月に、上野東京ラインの開業用として導入されたK17編成(総合車両製作所横浜事業所製)は、逗子から勝田まで公式試運転を兼ねて、自力で回送されていたので、現在のE353系(同じ総合車両製作所横浜事業所製である、中央線特急スーパーあずさ、あずさ、かいじ号の車両)と同じようなシーンが見られていました。
E657系は、猫のような顔つきであり、このことによって、ムコナくんという猫のキャラクター(公式キャラクター)が生み出されていたのであります。
E657系によるひたち、ときわ号の130Km/h運転区間は、上野~日立間であり、651系(初代スーパーひたち号)の時代から受け継がれています。
中央線特急や房総特急のE257系は、ときわ号の前身であるフレッシュひたち号で活躍していたE653系(現在は羽越線特急いなほ号(新潟~酒田、秋田間)や、特急しらゆき号(新井、上越妙高~新潟間)で使われている)がベースとなっておりE653系とE231系を足して2で割った車両でもあります。
その理由は、同期の車両であるE231系で採用されているTIMSが、特急用車として初搭載されたからであります。
E353系は、車体がE259系(成田エクスプレス)ベースであり、E259系とE657系を足して2で割った感じがします。
K9編成は、京急みたいな番号であり、京急線から見える総合車両製作所横浜事業所で製造され、金沢八景から神武寺まで京急線を通ったことや、品川駅で京急に乗り換えることが出来るという縁があります。
常磐線が品川駅に乗り入れるようになってからは、東海道・山陽新幹線はもちろんのこと、京急への乗り換えが便利となり、羽田空港へも近くなっています。
この日のK9編成の運用は、高萩 5時45分発のときわ58号で品川へと向かい、品川から、ひたち5号と14号でいわきまで1往復し、品川から尾久車両センターまで回送された後、上野発土浦行きのときわ73号で土浦まで行き、土浦到着後に勝田まで回送され、勝田 21時47分発のときわ92号(上りの最終ときわ号)で品川へと向かっていました。
後発のときわ77号(土浦行き)は、土浦駅到着後に、土浦で停泊し、翌朝の土浦 6時06分発のときわ52号で上野へと向かうことになります。
佐貫駅が龍ケ崎市駅に改称される2020年春には、東日本大震災により不通となっている富岡~浪江間が復旧する予定であり、双葉駅が橋上駅舎に改築されることになります。
夜ノ森駅も橋上駅舎に改築される予定であり、復旧と共にツツジが咲き誇る駅に戻ってくれることを願っています。
浪江駅のある浪江町は、なみえ焼きそばで有名であり、浪江町のまちおこしにも貢献しています。
JR山田線の宮古~釜石間も、東日本大震災により不通となっているけど、こちらは、来年3月23日に三陸鉄道に移管された上で運転再開され、北リアス線と南リアス線が統合されて、リアス線となります。
JR山田線は、盛岡~宮古間の運転であり、全線通しで運転される列車は、1日4往復(うち、下り2本、上り1本は快速リアス号)と少ないです。
こちらでは、近鉄山田線(伊勢中川~宇治山田間)と区別する為に、JR山田線と呼んでいます。
近鉄山田線は、宇治山田を通るけど、現在のJR山田線は、陸中山田駅を通らなくなった為に、路線名に名残があります。
佐貫駅と牛久駅に停車する特急は、朝の上りにもあり、その場合は、柏駅通過となり、佐貫の次は日暮里または上野となります。
牛久駅が橋上駅舎化されたのは、1984(昭和59)年7月のことであり、翌年の1985(昭和60)年3月から9月に掛けて開催されたつくば万博(科学万博つくば85)に備えたイメージアップによるものてまあることが分かります。
つくば万博の会場へのシャトルバスは、万博中央臨時駅(現在のひたち野うしく駅)のほか、牛久駅、土浦駅、古河駅、水海道駅(関東鉄道常総線)からも出ていました。
牛久駅のある牛久市は、つくば万博が閉幕された翌年の1986(昭和61)年6月1日に市制施行されたものであり、これまでは、稲敷郡牛久町となっていました。
E657系のほうも、E353系と同様に、音が静かで乗り心地が良かったけど、どちらも130Km/h走行時での揺れが抑えられています。
友人のTY氏も、E657系に乗った時に乗り心地が良かったと言ってました。
この日は、花火大会が目白押しであったけど、常磐線沿線では、松戸花火大会と手賀沼花火大会が重なっていたので、我孫子駅での花火の音を聞いた時に我孫子駅から手賀沼花火大会に行ったのであります。
この時に手賀沼サンセットという我孫子市のご当地アイドルグループを思い出しました。
こちらもやはり手賀沼に因んで名付けられていたのであります。
土浦からE657系によるときわ号で帰っても良かったけど、手賀沼花火大会を見に行っていたことや、ロックフェス帰りでごちゃごちゃしていたことにより断念し、その代わりにときわ73号に乗りました。
明日、明後日のロックフェスは、お盆のピーク期と重なっている為に混乱が予想されています。
ときわ号でも、年末年始、GW、お盆の臨時列車が運転されているけど、8月11,12日のときわ47号 上野 9時11分発→勝田 10時44分着、8月14,15日のときわ42号 高萩 14時54分発→勝田 15時25分発→上野 16時59分着が該当しています。
今回は、柏から牛久までだったけど、半年ぶりに常磐線特急のE657系に乗ることが出来て良かったです。
画像は、牛久駅で撮影したものです。