
8月28日は、JR松本駅の6番線(大糸線のホーム)で、E353系のモトS201編成(量産先行車)の3両編成(付属編成単独)の入れ替えシーンを撮影することが出来ました。
スーパーあずさ号に使われるE353系の12両編成は、松本車両センター(長モト)の有効長の関係により、12両編成のまま留置することが出来ない為に、入庫の時に9両基本編成と3両付属編成に分けられることになる(E257系の9+2編成にも言えることである)ので、現段階では、松本駅でしか見ることの出来ない、3両付属編成の単独シーンを見ることが出来たのであります。
スーパーあずさ29号と33号が松本に到着し、松本車両センターに入庫する前に9両と3両に分割されるのはその為であります。
松本車両センターは、松本駅構内の西側(南西部)にあるので、長野寄りまで移動させ、スイッチバックしてからの入庫となります。
今年4月7日まで活躍していたE351系(初代スーパーあずさ)では、松本駅や大糸線で貫通先頭車の前面を見ることが出来ていたので、E351系が活躍していた頃が懐かしいです。
S201編成は、現在S106編成とペアが組まれた12両編成(ロクイチ編成)でスーパーあずさ号に使われるのが原則となっているけど、そのS106編成が松本車両センターで休んでいた為に、今回の単独の入れ替えシーンを見れたのであります。
量産先行車が落成した後の2015(平成27)年9月9日には、S201編成(3両付属編成)が、試運転で大糸線に初入線し、南小谷(みなみおたり)まで行っていたので、当時を彷彿とさせる状態でありました。
この時に7番線に停車中のアルピコ交通(松本電鉄)上高地線の3000系3001F(元京王電鉄井の頭線のデハ3109+3059号車から改造された車両)との組み合わせでも撮影したので、現在吉祥寺駅に乗り入れている車両(こちらは通過となっている)と、かつて吉祥寺駅に乗り入れていた車両の組み合わせであるんだなと思いました。
アルピコ交通上高地線(松本~新島々間)の松本駅は、7番線であり、管理がJR東日本に委託されているので、上高地線電車1日フリー乗車券(大人1000円、小児300円)を買う場合には、松本バスターミナルの窓口まで行く必要があります。
昨日(9月11日)は、E353系のS205編成(普段スーパーあずさ号に使われている付属の3両編成)が、富士急行線(大月~河口湖間)に試運転で初入線していたという情報が入ってきました。
こちらは団臨対策であり、それが実現した時に新宿~大月間であずさ、かいじ号と連結され、かつて急行かいじ・かわぐち号で見られたような組み合わせが再来することが予想されます。
E257系500番台の5両編成から置き換えられる場合には、定員が減ってしまうので、どうなるのか気になります。
昨日はその影により、185系のB4編成(はまかいじ号対応のATC付きの7両編成)が大宮総合車両センターから長野総合車両センターまで廃車回送されていました。
B4編成は、はまかいじ号のほか、ムーンライトながら号でも活躍していた車両でありました。
B4編成の廃車により、はまかいじ号に使える編成がB5編成(ムーンライトながら号でも使われていた編成)だけとなってしまったけど、横浜駅(京浜東北、根岸線ホーム)や東神奈川駅のホームドア設置により廃止される確率が高いと言われています。
その代替として、渋谷駅と武蔵小杉駅停車化の上で、90年代の初期に見られていたような特急あずさ号の横浜延長を復活させることが予想されています。
185系のB5編成は、2014(平成26)年7月27~28日に掛けて、ムーンライトながら号で大垣から東京まで乗った編成でもありました。
ムーンライトながら号のほうは、JR東海との絡みにより、どうなるのか分からない状態であります。
2007(平成19)年に松本駅が橋上駅舎に改築された時に、東西自由通路や西口(アルプス口)のロータリーが整備されていました。
松本駅の西側には、松本協立病院があり、西口からすぐに行くことが出来ます。
因みに、平昌(ピョンチャン)オリンピックでの金メダリストであるスピードスケートの小平奈緒選手(長野県茅野市出身)の所属先である相澤病院は、松本駅の東側にあります。
松本城などがある松本駅の東側(お城口側)は、元から賑わっている場所であり、その北東部にある信州大学の松本キャンパスや医学部附属病院へは、松本駅東口(お城口)からバスに乗っていくことになります。
松本市街から近い温泉である浅間温泉へは、松本バスターミナルからアルピコ交通バスに乗っていくことになるけど、1964(昭和39)年3月31日までの間は、松本電気鉄道(アルピコ交通の前身)による浅間線という路面電車が出ていたことがありました。
浅間温泉にも、日帰り温泉施設があります。
松本城へは、東口(お城口)からタウンスニーカーバスで行くことになるけど、歩いて行くことも出来ます。
S106+201編成(ロクイチ編成)は、9月6日に青梅ライナー1号で青梅まで行った後、八王子から新宿まで、スーパーあずさ32号で乗った思い入れのある編成であります。
9月8日に新宿から小淵沢まで、215系によるホリデー快速ビューやまなし号に乗った時に、日野春駅での運転停車の時にS106+201編成(ロクイチ編成)によるスーパーあずさ11号(新宿10時ちょうど発の松本行き)に追い抜かれていました。
スーパーあずさ11号は、途中、立川、八王子、甲府、茅野、上諏訪に停車してから松本へと向かう速達列車であり、スーパーあずさ19号と14号の停車駅に立川駅を加えたものとなっています。
ロクイチ編成は、6と1の組み合わせということで、8月25日に東京総合車両センター(TK)で行われたイベントで展示されていたEF58 61号機(お召し列車用の動態保存機)にあやかったものであり、本家のロクイチも撮影することが出来て良かったことを思い出しました。
自分(しゃもじ)は、本拠地である松本駅でE353系を撮影するのが目標であったけど、この時に3両付属編成を撮影することが出来て良かったです。