Quantcast
Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5472

小田急60000形MSEによるメトロえのしま90号2 相模大野駅

$
0
0





続いては、小田急線の相模大野駅で撮影した、小田急電鉄60000形ロマンスカーMSE車の60052Fによるメトロえのしま9号(東京メトロ千代田線直通の北千住行き)で、後ろに箱根湯本から来た60255Fによるメトロはこね90号と連結されていたので、6分停車していました。

相模大野駅での分割・併合(小田原、箱根湯本方面と藤沢、片瀬江ノ島方面)は、通勤型車両(青帯車)でも盛んに行われていたけど、現在は、特急ロマンスカーだけとなり、3月17日の改正から激減しています。

こちらは、東武鉄道の下今市駅(東武日光線と鬼怒川線)での分割・併合作業が、昨年4月21日の改正で、6050系から500系リバティ(有料特急)にバトンタッチされていることに似ています。

東武特急の下今市駅での分割・併合は、かつて存在していた1700系によるさち号でも見られていました。

東武500系リバティは、1700系と同様のコンセプトが生かされていることが分かります。

小田急ロマンスカーの分割・併合作業(小田原駅でも行われている)は、1996(平成8)年3月23日の30000形EXEのデビューと共に開始されたものであり、当時は相模大野駅を通過していたので、町田駅で分割・併合作業が行われていました。

1998(平成10)年8月22日の改正では、えのしま号の停車駅が町田駅から相模大野駅に変更されてからは、相模大野駅で分割・併合が行われるようになっています。

メトロはこね号は、2008(平成20)年3月15日の60000形MSEのデビューと共に登場した列車であり、当時は土休日のみの運転で、北千住と箱根湯本の間を2往復していました。

2012(平成24)年3月17日の改正では、メトロはこね号が、成城学園前駅にも停車するようになったと共に、平日にも(1往復で)運転されるようになり、今年3月17日には、メトロえのしま号の新設と共に、土休日のメトロはこね号が2往復から3往復に増やされていたのであります。

メトロはこね号の時刻

平日下り(箱根湯本方面)

21号 北千住 9時47分発→大手町 10時03分発→霞ケ関 10時09分発→表参道 10時16分発→成城学園前 10時33分発→町田 10時51分発→本厚木 11時06分発→小田原 11時34分着→箱根湯本 11時53分着

平日上り(北千住方面)

22号 箱根湯本 14時44分発→小田原 15時08分発→本厚木 15時38分発→町田 15時53分発→成城学園前 16時13分発→表参道 16時27分着→霞ケ関 16時35分着→大手町 16時40分着→北千住 16時56分着

平日のメトロはこね号は、北千住~小田原間10両編成で、小田原~箱根湯本間は6両編成となります。

メトロはこね21号の後ははこね14号(箱根湯本 12時05分発→新宿 13時47分着)、メトロはこね22号の前ははこね29号(新宿 13時ちょうど発→箱根湯本 14時33分着)となるので、メトロ直通運用に繋がっている60000形MSEの地上運用もあることが分かります。

その場合は、ふじさん号(旧、あさぎり号)と、その前後の運用と同様に60000形MSEによる限定運用となります。

土休日下り(箱根湯本方面)

91号 北千住 8時34分発→大手町 8時50分発→霞ケ関 8時55分発→表参道 9時04分発→成城学園前 9時21分発→相模大野 9時38分着、9時41分発→小田原 10時18分着→箱根湯本 10時34分着

93号 北千住 10時37分発→大手町 10時53分発→霞ケ関 10時59分発→表参道 11時07分発→成城学園前 11時22分発→相模大野 11時39分着、11時42分発→小田原 12時18分着→箱根湯本 12時36分着

21号 北千住 15時23分発→大手町 15時39分発→霞ケ関 15時45分発→表参道 15時53分発→成城学園前 16時07分発→町田 16時25分発→本厚木 16時41分発→小田原 17時12分着→箱根湯本 17時37分着

91号と93号は、北千住→相模大野間で、片瀬江ノ島行きのメトロえのしま号(後方の7~10号車)と併結されるので、前方(小田原、箱根湯本寄り)の1~6号車がメトロはこね号の箱根湯本行きとなります。

上り(北千住方面)

90号 箱根湯本 16時50分発→小田原 17時05分発→相模大野 17時46分着、17時49分発→成城学園前 18時08分発→表参道 18時22分着→霞ケ関 18時31分着→大手町 18時37分着→北千住 18時53分着

20号 箱根湯本 10時45分発→小田原 11時02分発→本厚木 11時31分発→町田 11時43分発→成城学園前 12時03分発→表参道 12時17分着→霞ケ関 12時25分着→大手町 12時30分着→北千住 12時47分着

22号 箱根湯本 17時50分発→小田原 18時04分発→本厚木 18時33分発→町田 18時48分発→成城学園前 19時08分発→表参道 19時22分着→霞ケ関 19時30分着→大手町 19時35分着→北千住 19時51分着

90号は、相模大野→北千住間で、片瀬江ノ島からのメトロえのしま90号と併結されて10両編成となります。

メトロえのしま号と併結されない土休日のメトロはこね号(21,20,22号)は、北千住~箱根湯本間の全区間で6両編成となり、北千住寄りには停車しないので注意が必要となります。

メトロ特急の東京メトロ千代田線区間での共通事項は、メトロ線内のみでの乗車が出来ない(北千住発は乗車専用、北千住行きは降車専用である)ことに加え、メトロ線のロマンスカー停車駅(北千住、大手町、霞ケ関、表参道の各駅)での乗降口が1,4,5,7,8,9号車(6両編成の場合は1,4,5号車)に限定されています。

東京メトロの駅から下りのメトロ特急に乗った時には強制的に小田急線直通の乗客となるのです。

このことは、西武鉄道の40000系による平日のS-TRAIN(豊洲~所沢間)でも言えることであります。

代々木上原駅では、乗務員交代等による運転停車が行われているけど、こちらでの乗降が不可能となっています。

メトロはこね号で車内販売が行われている列車は、91号(メトロはこね号側のみ)、21号、20号、22号であり、93号と90号では行われていないので、注意が必要であります。

今回乗った60052Fは、2012年3月17日の60000形MSEの新宿発着の列車への拡大の時に、60254Fと共に導入されたものであり、4両付属編成待望の増備車でもありました。

これまでは、4両付属編成が1編成しかなく、それが使えなかった時には、臨時に6両編成となっていました。

2015(平成27)年には、最終増備車である60255F(6両基本編成)と60053Fが1編成ずつ導入されたことによって、翌年の2016(平成28)年(一昨年)3月26日にメトロホームウェイ号が増発されたのであります。

今年3月17日の改正でもメトロ特急が増発されていたので、直通運用に回された60000形MSEの小田急線内のみの運用が激減していました。

今年3月16日までは、60000形MSEの運用の一部が7000形LSEと共通となっていたけど、こちらは当然小田急線内の運用となっていました。

ロマンスカーの小田急線内の運用とは、小田急線(小田原線と江ノ島線)のほか、箱根登山鉄道の小田原~箱根湯本間も含みます。

小田急多摩線(新百合ヶ丘~唐木田間)は、一昨年3月26日の改正で特急ロマンスカーの定期運用が廃止されたことで再び通勤型車両しか走らない路線となっていたけど、今年3月17日からは小田急電鉄の通勤型車両(青帯車)しか走らなくなっています。

60000形MSEの硬い座席(ペラペラシート)は、約2時間掛かる北千住~箱根湯本間では乗っていられない状態だけど、座れないよりかはマシだと思います。

西武40000系によるS-TRAINでは、土休日に元町・中華街~西武秩父間の直通列車が1往復あるけど、北千住~箱根湯本間に匹敵するほどの長距離であります。

西武40000系の座席は、リクライニングはないけど、シートがペラペラでないことやコンセントが付いていることが救いであります。

S-TRAINは、昨年3月25日に小田急60000形MSEに続いて登場した東京メトロ直通の有料列車であり、今年3月12日には平日のS-TRAINが増発されていました。

60000形の導入発表があった当時は、平日は地下鉄千代田線から小田急線への直通の通勤ロマンスカー、土休日は新宿~箱根湯本、片瀬江ノ島間のロマンスカーに使われる予定であったけど、2007(平成19)年10月19日の正式発表では、現在のような運転体型となり、土休日には、地下鉄千代田線から箱根湯本までの直通ロマンスカーであるメトロはこね号が運転されるようになっています。

その正式発表が行われた時は、60000形の初期編成である60251,60252,60051Fがそれぞれ落成した時でもありました。

同じ千代田線に乗り入れている通勤型車両の新4000形と同期であり、共通点が多いと言われています。

メトロ線では、前面で愛称と列車番号が交互に表示されているので、撮影する時には注意が必要であります。

片瀬江ノ島駅では、流線型の前面が逆光の為に上手く撮影出来なかったので、相模大野駅で良い感じに撮影することが出来て良かったです。

 

















Viewing all articles
Browse latest Browse all 5472

Trending Articles