
久しぶりのバスの話題となるけど、一昨日(9月15日)は、晴海埠頭で行われた、恒例のバスまつり2018in晴海に行ってきました。
この時には、主催となった東京都交通局(都営バス)のほか、京浜急行バス(京急グループ)、京王バス南(京王電鉄バスグループ)、小田急バス(小田急グループ)、関東バス、東急バス(東急グループ)の各民営バス会社(5社)のバスも展示されていました。
晴海埠頭のバスまつりは、9月20日のバスの日(この日は空の日でもある)に因んで毎年この時期に行われているバスイベントであり、当初は都営バスだけが展示されていた(一時期ははとバス(黄色い車体の観光バス会社で、東京都が筆頭株主となっている)の車両も展示されていたこともあった)けど、後に都営以外の5社も加わったことで賑やかになっています。
バスの日は、1903(明治36)年9月20日に、京都市で日本初の路線バスが運行開始されたことの記念により、1987(昭和62)年に制定されていました。
展示されていたバス車両は
都営バス お膝元の深川自動車営業所(江東区)所属のS-C268(足立230あ・268)号車のいすゞ(ISUZU)エルガ
京浜急行バス 大森営業所(大田区)所属のM2850(品川232い20-20)号車のいすゞエルガ
京王バス南 多摩営業所(多摩市)所属のJ21214(多摩200か24-02)号車の日野(HINO)ブルーリボンⅡ(親会社の京王電鉄による京王ライナーのラッピング)
小田急バス 吉祥寺営業所(武蔵野市)所属の11-A9317(多摩200か21-04)号車のいすゞエルガ(きゅんたのラッピング)
関東バス 阿佐谷営業所(杉並区)所属のA7109(練馬200か25-21)の日野ブルーリボンⅡ(かんにゃんのラッピング)
東急バス 弦巻営業所(世田谷区)所属のT606(品川200か14-19)号車の日産ディーゼル(UD、現、UDトラックス)スペースランナーRM(少年アシベ(ゴマちゃん)のラッピング)の6台でありました。
今年は、主に話題のラッピングバスが展示されていたことであり、お目当ては、京王バス南の京王ライナーラッピングバスと、東急バスの少年アシベラッピングバスでした。
屋外のバス展示スペースは、昨年(9月16日)とは異なる場所となっていたけど、展示スペースを残してくれて良かったと思っています。
イベント開始時点では、雨が降っていたけど、途中で止んでくれたことも嬉しかったです。
晴海埠頭へは、鉄道の駅から遠い為に、バスに頼っている状態であるので、今年も東京駅八重洲口からの直通臨時バスが運転されていました。
行きはそれに乗ったのであります。
イベントの後に新浦安で行われていたDan te Lion(ダンテライオン)が出てきた無料の対バンライブ(友人のTY氏も行っていた)に行ったけど、晴海埠頭から乗ったバスが比較的空いている深川車庫行きだったから助かっていました。
今年10月11日には、豊洲市場が築地市場からの移転により開設される予定であり、新橋駅からの都営バスの市01系統が築地市場発着から豊洲市場発着に変更されます。
築地には、場外市場もあるけど、こちらは築地市場の豊洲移転後も残されることになります。
これにより、ゆりかもめの市場前の駅名が本領を発揮することになるけど、都営大江戸線の築地市場の駅名がどうなるのか気になります。
豊洲市場は、一昨年11月7日に開場予定となっていたけど、汚染水問題により、開場が延期されていました。
都営バスで昨年度に導入された車両(C代車)からは、3桁の番号が希望ナンバー制度により、ナンバープレートにも生かされるようになっています。
今回展示された268号車は、風呂屋みたいな番号であります。
都営バスの車両では、会計年度毎のメーカーへの落札方式となっているけど、今年度(来年3月までの間)に導入される車両であるD代車では、メーカーがいすゞ自動車(ISUZU)となったので、2014(平成26)年度導入分のZ代車からいすゞ車の導入が続いています。
晴海埠頭から近い営業所は、都営バスの深川自動車営業所であり、京浜急行バスでは、大森営業所のほうが近いということで、大森営業所の車両が選ばれていました。
多摩営業所(多摩市)所属の京王バス(京王ライナーのラッピングバス)は、6台のうち最も遠い場所から遠征していたけど、以前それよりも遠い都営バスの青梅支所(青梅市)から遠征してきた車両が展示されていたことを思い出しました。
今年から変化したことは、バスの展示スペースのほか、バス乗り場が展示スペース近くの臨時停留所となっていたことでありました。
晴海埠頭に乗り入れている定期路線は、都05-1系統(東京駅丸の内南口発着、深川自動車営業所所属)、都03系統(四谷駅発着、港南支所所属)、錦13甲系統(錦糸町駅発着、深川自動車営業所所属)であり、そのうちの都03系統は、1時間に1本程度と少なくなっています。
都03系統は、2000(平成12)年12月11日までは、新宿駅西口発着で、杉並自動車営業所(現、杉並支所)所属(当時は全て練馬ナンバーだった)となっていました。
四谷駅まで短縮された後に深川自動車営業所(足立ナンバー)に移管され、杉並からの転入車も使われていたこともあったけど、2012(平成24)年4月1日に前述のはとバスへの委託化により、港南支所(品川ナンバー)に移管されて現在に至っています。
今回のイベントで、関東バス阿佐谷営業所(杉並支所と同じ杉並区にある)の練馬ナンバーの車両(かんにゃんラッピングバス)が晴海埠頭に乗り入れていたので、杉並の都営車が銀座通りを通って晴海埠頭まで乗り入れていたことを思い出しました。
当時の都営バス杉並自動車営業所は、日野車が当たり前であったので、かんにゃんのラッピングバスが同じ日野車であることは偶然でありました。
関東バスには、銀座から四谷三丁目、新宿駅(東口と西口)、中野坂上駅経由吉祥寺駅または三鷹駅行きの深夜中距離バスがあるけど、こちらは武蔵野営業所所属で多摩ナンバーとなっています。
こちらは2000年12月まで都営バス杉並自動車営業所担当便もありました。
自分(しゃもじ)は、一昨年のバスまつりには行かなかったので、昨年に続いて2年連続で行ったことになりました。
このように、今年も晴海埠頭でのバスまつりに行くことが出来て良かったです。
画像は、都営バス、京浜急行バス、京王バスの車両です。