こちらは、昨日(12月27日)、小田急電鉄の新宿駅で撮影した、70000形GSEの70052Fによる、特急ロマンスカーはこね41号(箱根湯本行き)で、今月下旬から前面と4号車には、グッドデザイン金賞の受賞記念ステッカーが貼り付けられています。
日本車輌製造製の列車のグッドデザイン金賞の受賞は、2007(平成19)年度のN700系新幹線(東海道・山陽新幹線用)以来11年ぶりであり、1957(昭和32)年7月6日にデビューした、初代3000形SE車から70000形GSEに至るまで、日本車輌製造でロマンスカーシリーズの車両の製造が行われていたことの縁もあると思っています。
小田急ロマンスカーシリーズの車両では、通勤輸送を意識しすぎた車両である30000形EXE(EXEα)だけがブルーリボン賞を逃していたけど、その代わりにグッドデザイン賞が受賞されていたので、10月13日に7000形LSEが引退した後にグッドデザイン賞受賞車に統一されていたのであります。
70000形GSEは、来年度(2019年度)のブルーリボン賞の有力候補車と言われているので、それが実現すればいいなと思っています。
はこね41号(70000形GSEまたは50000形VSEによる運転)は、平日のみ運転で、新宿駅を15時40分に発車し、途中、新百合ヶ丘、相模大野、本厚木、秦野、小田原へに停車してから箱根湯本へと向かう列車であり、土休日の場合には、ほぼ同じ時刻にはこね31号(こちらは70000形GSEメインで途中停車駅は同じ)が運転されます。
来年1月1日には、70000形GSEによるニューイヤー3号と9号(どちらも新宿発片瀬江ノ島行き)が運転されるけど、どちらもGマークの記念ステッカーが付いたまま運転されることになります。
来年のロマンスカーの干支ヘッドマークが、これまで通り50000形VSEと60000形MSEにしか付かないのはその為であります。
ニューイヤーエクスプレスで50000形VSEが使われる5号では、干支ヘッドマーク付きの編成が選ばれると思われます。
今年の小田急は、70000形GSEのデビュー、代々木上原～梅ヶ丘間の地下複々線化の完成、7000形LSEの引退、新宿～唐木田間の直通列車の増発、千代田線直通列車の唐木田乗り入れから小田原線へのシフト、通勤急行、通勤準急の新設、快速急行の登戸駅停車化及び増発、あさぎり号のふじさん号への改称、モーニングウェイ、メトロモーニングウェイ、メトロえのしま号の新設等の色々な出来事がありました。
来年3月16日には、小田急線でダイヤ改正が行われ、新宿口の各駅停車(新宿～代々木上原間)の一部の10両化、開成駅の10両対応化及び急行の開成駅停車化(新松田駅で急行(上りは快速急行)に変更される列車あり)、通勤急行のオール10両化、千代田線直通列車の一部の北綾瀬駅直通化などが行われます。
やはり直通運転先のJR東日本常磐緩行線、東京メトロ千代田線、JR東海御殿場線との絡みにより、小田急線のダイヤ改正が、JRグループと一緒に行われることが定着しています。
開成駅の10両化により、6月の開成あじさい祭りの時に、7両編成の70000形GSEや、連接10両編成の50000形VSEも臨時停車させることが可能となります。
今年は、7000形LSEが使われていたはこね57号で、開成臨時停車の時に60000形MSEの6両編成に変更させていたけど、来年からはその必要が無くなります。
一昨年3月26日は、千代直革命と言われていた改正で、東京メトロ車の独占状態であった、JR常磐緩行線、地下鉄千代田線、小田急線の3社直通列車の増発(JR東日本のE233系2000番台の小田急線、小田急の新4000形のJR常磐緩行線への進出)、メトロ直通特急の増発で話題になっていました。
再び千代直革命が訪れていた今年3月17日に小田急線で大規模な改正が行われていたので、来年3月16日の小田急線の改正は、中規模な改正となります。
7000形LSEのほうも、今年6月24日に町田→新宿間で乗り納めをすることが出来て良かったです。
70000形GSEのグッドデザイン金賞のステッカーは、金色であり、オレンジ色の車体とマッチしていて良い感じだな！と思っています。
このように、小田急線の新宿駅で、グッドデザイン金賞のステッカー付きの70000形GSEを撮影することが出来て良かったです。