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静岡鉄道のA3000形A3003Fで新静岡から新清水へ


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1月8日は、新静岡から新清水まで、静岡鉄道静岡清水線の新型車両であるA3000形のA3003F(緑色の編成)による、新清水行きに乗りました。

静岡鉄道静岡清水線のA3000形は、1000形の置き換え用として導入されている新型車両であり、2016(平成28)年3月24日に、「shizuoka rainbow trains」の第一弾である、クリアブルー(水色、富士山モチーフ)のA3001Fがデビューしていました。

あれから丸1年後の一昨年(2017(平成29)年)3月24日には、パッションレッド(赤色、静岡いちごがモチーフ)のA3002Fが営業運転入りし、同年5月24日には、JR東日本のE235系(山手線用)や、えちごトキめき鉄道のET122形1000番台(えちごトキめきリゾート雪月花)と共に、鉄道友の会による2017年度のローレル賞が受賞されていました。

因みに、2017年度のブルーリボン賞受賞車は、JR九州のBEC819系蓄電池駆動電車(DENCHA、筑豊本線(若松線)、福北ゆたか線用)であり、JR東日本のEV-E801系(男鹿線版ACCUM)も、それがベースとなっています。

昨年(2018(平成30)年)は、ナチュラルグリーン(緑色、静岡茶がモチーフ)のA3003Fと、ブリリアントオレンジイエロー(黄色、静岡みかんがモチーフ)のA3004Fがそれぞれ導入され、同年3月21日に2編成揃って営業運転入りしていました。

自分(しゃもじ)が静岡鉄道のA3000形のA3001Fに初めて乗ったのは、2016年4月9日の新静岡→新清水間のことであり、翌年の2017年4月1日には、A3002Fに初乗車したのであります。

この日(1月8日)は、A3000形の増備車であるA3005F(エレガントブルー(青色)、駿河湾がモチーフの編成)と、A3006F(創業100周年記念ラッピング電車)が、総合車両製作所横浜事業所(逗子)から富士まで甲種回送され、富士駅から長沼車庫までトレーラーで陸送されていたけど、入れ違いになってしまった為に撮影出来なかったのが残念でありました。

これらの編成は、1月14日のイベントで初お披露目され、6編成並べられていたけど、この時に2編成共に3月9日(土、ありがとうの日)に営業運転が開始され、入れ替わりに1000形の1005Fと1007Fが運用離脱されることが発表されたけど、1005Fは、2月17日(日)に、1007Fは、3月9日に最後の時を迎える予定となっています。

1000形では、これまで1002,1003,1004Fの3編成が廃車となっていました。

静岡鉄道は、1919(大正8)年5月1日に駿遠電気として設立され、大日本軌道静岡支社の事業が継承されていました。

1923(大正12)年2月28日には、駿遠電気から静岡電気鉄道となり、1943(昭和18)年5月15日に、静岡電気鉄道、藤相鉄道、中遠鉄道、静岡乗合自動車、静岡交通自動車の合併により、現在の静岡鉄道となったのであります。

静岡鉄道は、平成が終わり、新元号となる5月1日(水、祝)に創業100周年を迎えることにより、A3006Fによる100周年ラッピング電車が運転されるほか、新CIロゴマークが導入されることになります。

静岡鉄道(静鉄グループ)の新CIロゴマークは、赤色と水色で、Sの字がモチーフとされているけど、A3006Fにも貼り付けられています。

A3003Fの緑色(ナチュラルグリーン)は、日本一のお茶(緑茶)の生産地である静岡茶に因んだものであり、安全、自然がイメージされています。

静鉄グループの新CIロゴマークであるSマークは、静岡並びに静鉄のSのほか、安全を表すSafetyの意味も込められていることが分かります。

shizuoka rainbow trains(静岡の名産品に因んだ7色の電車)は、これまでクリアブルー、パッションレッド、ナチュラルグリーン、ブリリアントオレンジイエローが導入され、3月には、エレガントブルーが導入される予定となっているけど、静岡の桜エビに因んだプリティピンクと、山葵(わさび)に因んだフレッシュグリーンの編成は、来年度中(来年3月までの間)までお預けとなります。

ラッピング対応の5編成のうちの1編成がshizuoka rainbow trainsが7色揃うのを待たずに前倒しで導入されたのは、静鉄100周年ラッピング電車との絡みであるからです。

A3000形や、ちびまる子ちゃんラッピング電車の運転予定時刻は、静岡鉄道(静鉄レールウェイ)のHPのほか、新静岡駅や新清水駅で調べることも出来ます。

この日は、クリアブルーのA3001Fが長沼車庫で寝ていた為に撮影出来なかったのが残念だったけど、以前乗車、撮影出来たことで充分だと思っています。

運休の場合でも、運行はありませんと表示されているので助かっています。

静岡鉄道静岡清水線は、18きっぷが使えずに運賃が別途必要になるけど、今回もLuLuCaやPiTaPaとの提携カードである、Suicaを使いました。

静岡鉄道静岡清水線やしずてつジャストラインの一般乗合バスで使えるICカードは、LuLuCaパサール、LuLuCaプラス(JCBによるクレジット機能付き)、PiTaPaカード(関西地区各社局)、ICOCA(JR西日本)、TOICA(JR東海、静岡エリアでも有効)、manaca(名古屋地区各社局)、nimoca(西鉄)、Kitaca(JR北海道)、SUGOCA(JR九州)、はやかけん(福岡市交通局)、Suica(JR東日本)、PASMO(関東地区各社局)であり、静鉄グループによるLuLuCaパサールやLuLuCaプラスの場合は、静鉄グループ以外の交通機関では使えないので、注意が必要であります。

A3005FとA3006Fに関しては、春か夏の18きっぷの旅の時に行ってみたいと思っています。 

このように、静岡鉄道静岡清水線で、緑色のA3003Fを撮影することや、新静岡から新清水までそれに乗ることが出来て良かったです。                   

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