
続いては、4月13日に相模大塚駅で行われた相鉄12000系のイベントでの車内の様子です。
車内見学は、6号車から2号車までの順の一方通行で行われていたけど、靴にカバーを付けるという珍しい方式で行われていました。
車内のディスプレイでは、11月30日以降に見られるだろうという各停西谷行きの表示も見られていたのであります。
座席は、 昨年2月にデビューした20000系(東急線直通対応車)と同様に、 一般席がグレー系、優先席が茶系のオールロングシートであり、車端部の一部座席がユニバーサルデザインシートとなっています。
相鉄線に乗り入れる予定のJRのE233系7000番台(埼京線用)もオールロングシートなので、その規格に合わせていることが分かります。
20000系と比べて変わらないというイメージが強いけど、前方監視カメラ、車内防犯カメラの設置、ユニバーサルシートの改良等により変化しています。
12000系の車体幅は、東急線直通仕様である20000系よりも広いです。
20000系が量産化される時には、12000系に合わせて改良されることが予想されています。
11月30日からは、相鉄の12000系や11000系が新宿に乗り入れてくることになるけど、小田急線とのバトルが始まることになります。
相鉄線に乗った時に、そうだよそうだよ相鉄だよ!という言葉が思い付きます。
こちらは、1984(昭和59)年に発売されたサッポロ一番ブランドでお馴染みの即席麺メーカーである、サンヨー食品のサッポロ一番ソースやきそばのCMで、「そうだよそうだよソースだよ!」というフレーズがあったことをヒントにしています。
相鉄では、平日の朝ラッシュ時の上り(横浜方面)と夕方(18時以降)の下り(海老名、湘南台方面)で、4号車が女性専用車(ステッカー付き)になるけど、JR線に直通する場合には、10号車にも女性専用車が設けられることになります。
相鉄の女性専用車のステッカーは、窓だけでなく、画像のようにドアにも貼られているのが特徴であります。
この日は、立川駅でE233系(相鉄12000系のベース車でもある)のトタT24編成(オレンジ色の編成)の展示会が行われていたけど、自分(しゃもじ)は、相鉄を選んで良かったので、そうだよそうだよ相鉄だよ!の状態でありました。
20000系は、東急東横線直通対応の10連(量産先行車である20101Fを含む)のほか、東急目黒線、都営三田線直通対応の8連も導入される予定なので、8連は、相鉄線内の8両編成の列車にも使えることになります。
相鉄線内の8両の運用は、10両編成での代走が行われることがあるけど、ダイヤが乱れた時には、その逆も見られています。
11月30日に相鉄線がJR線に乗り入れることで、二俣川から新宿まで44分で結ばれることになるなど、神奈川県のご当地通勤電車からの脱皮となるのはいいけど、ダイヤが乱れた時には被害が大きくなってしまうことが懸念されています。
西谷駅は、ホーム上で東海道・山陽新幹線と交差する2面4線(現在は内側のみ使われている)の駅で、2012(平成24)年4月28日まで優等列車の待避が行われていました。
11月30日からは、外側が相鉄新横浜線(JR線直通列車)が入るようになるので、ホームの改修や線路と架線の引き直しの工事が行われています。
横浜寄りでは、トンネルの出入口が見えるようになっているので、完成が近づいていることが分かります。
西谷駅のある場所(横浜市保土ヶ谷区の一部)は、1926(大正15)年12月1日の開業当時には、都筑郡西谷村となっていました。
西谷村が横浜市に編入されたのは、翌年の1927(昭和2)年4月1日(小田急線が開業した日でもある)のことであり、同年10月1日には、保土ヶ谷区の一部となっています。
相鉄線で横浜市を走る区間は、相鉄本線の横浜~瀬谷間、いずみ野線の二俣川~ゆめが丘間であり、横浜~西横浜間が西区、天王町~西谷間が保土ヶ谷区、鶴ヶ峰~希望ヶ丘間と二俣川~南万騎が原間が旭区、三ツ境~瀬谷間が瀬谷区、緑園都市~ゆめが丘間が泉区となっているけど、羽沢横浜国大駅の開業により、神奈川区も加わることになります。
大和、相模大塚の両駅が大和市、さがみ野、かしわ台、海老名の各駅が海老名市、湘南台駅が藤沢市であります。
因みに、羽沢横浜国大駅の由来となった横浜国大大学の常盤台キャンパスは、横浜市保土ヶ谷区常盤台に位置しています。
星川駅は、一昨年3月5日に下り線が、昨年11月24日に上り線が高架化されたので、車両基地や工場があった時の面影が無くなっています。
12000系は、4月20日(土)から営業運転開始予定であるけど、どの運用に入るのか気になります。
このように、相鉄12000系の車内に入り、乗った気分を味わうことが出来て良かったです。