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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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E353系S114編成によるかいじ24号で八王子から新宿へ

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4月9日は、八王子から新宿まで、E353系のモトS114編成による、特急かいじ24号に乗りました。

かいじ24号は、E353系の9両編成による運転で、甲府駅を20時04分に発車し、途中、石和温泉、山梨市、塩山、大月、八王子、立川の各駅に停車してから新宿へと向かう列車であり、3月15日までは、かいじ124号として、E257系の11両編成で運転されていました。

かいじ124号は、その前の運用だったかいじ115号(現、かいじ15号、東京始発)と共にE257系の11両で、三鷹駅にも停車していたけど、かいじ24号となってからは、かいじ15号と同様に9両に減らされ、三鷹駅に停車しなくなってしまったのであります。

その前の運用は、改正前は、かいじ115号(東京 16時15分、新宿 16時30分発)だったけど、今改正からは、かいじ13号(旧かいじ113号、東京 15時15分、新宿 15時30分発)となり、かいじ15号の後は甲府 19時02分発のかいじ22号(旧かいじ122号)と順序が入れ替わったのであります。

かいじ号は、新宿~大月間で富士回遊号(FUJI EXCURSION)と併結される1,3,16,20号を除いてE353系による9両編成となったけど、かいじ号の大月~甲府、竜王間は全て9両編成と分りやすくなっています。

E353系のモトS114編成は、昨年8月30日に逗子から松本まで回送された編成であり、今年3月16日から営業運転入りしていたけど、それ以前に尾久車両センター(東オク)に疎開留置されていたことがありました。

E353系の9両基本編成では、3両付属編成とペアが組まれたスーパーあずさ号でデビューした編成(S102~106編成)、E257系の第一次置き換えにより、9両単独のあずさ、かいじ号でデビューした編成(S101,107~113,115編成)、今改正でデビューした編成(S114,116~120編成)に分かれています。 

かいじ24号が新宿駅の10番線に到着した後は、この日が平日ダイヤであったことにより、東京駅まで回送され、東京 22時30分、新宿 22時45分発のおうめ1号で、青梅へと向かっていました。

今回乗った車両は、最後部の12号車の5Aであり、元から指定席である車両であった為に新鮮な感じがしました。 

後続のあずさ34号(松本発新宿行きで、かいじ23号の送り込みでもある)には、S103編成が使われていたので、スーパーあずさ号で使われていた編成が、他の基本編成と同様に9両の単独運用に入っていることが分かります。

スーパーあずさ号は、昨年4月7日まで活躍していたE351系(初代スーパーあずさ)のイメージが強かったので、2015(平成27)年3月13日まで常磐線で運転されていたスーパーひたち号(現在のひたち号の前身)で651系のイメージが強かったことと同様であります。

2015年3月14日のE657系による常磐線特急革命があった時には、スーパーひたち号がひたち号、フレッシュひたち号がときわ号にそれぞれ変更されたけど、今回の中央線特急革命では、スーパーあずさ号があずさ号に統合されて廃止され、かいじ号は継続、富士回遊、はちおうじ、おうめ号が新設されていました。

あずさ34号に入っていたS103編成は、上りの上諏訪飛ばしの特急である、あずさ12号に使われていたので、もしもそれに乗っていたら、上諏訪飛ばしの列車に使われた編成同士の乗車となっていたところでした。

上諏訪飛ばしのあずさ11,12号(前者は12両、後者は9両)は、立川駅も通過することになり、途中、八王子、甲府、茅野の3駅しか停車しないので、スーパーの付かないスーパーあずさと言える列車と言いたくなります。

651系は、1989(平成元)年3月11日に、常磐線のスーパーひたち号でデビューしてから、今年で30周年を迎えていました。

一部の編成(伊豆クレイルを含む)は、平成を跨いで令和になっても活躍することになるけど、ベースとなったE351系初代スーパーあずさは、振り子式台車という特殊な台車がネックとなったことにより、全て廃車解体となってしまったので、平成にしか活躍しなかった車両でありました。

651系のスーパーひたち号は、当時テレ東系で放送されていた、朝の鉄道情報番組(国鉄→JR東日本提供)だった「レール7」のオープニングに出てきたことで有名であり、前面のLED表示がレール7のロゴとなっていました。

火曜日は鉄道情報が満載のコーナーだったけど、1989年7月4日には、651系のスーパーひたち号が紹介されていました。

レール7は、国鉄時代の1985(昭和60)年4月から1991(平成3)年3月まで、レール7の名の通り、朝7時からテレビ東京(テレ東)系で放送されていたけど、その前身は、テレビ朝日(テレ朝)系で放送されていた「みどりの窓口」が前身となっていたので、みどりの窓口がテレ東系に移し変えられた内容でありました。

現在土曜日の朝にテレ朝系で放送されている、クラシック音楽番組である「題名のない音楽会」は、1964(昭和39)年8月に、「ゴールデン・ポップス・コンサート(題名のない音楽会)」として、テレビ東京の前身である日本科学技術振興財団テレビ事業本部によって放送が開始され、1966(昭和41)年4月に、題名のない音楽会として、日本教育テレビ(NET)→テレビ朝日(テレ朝)に載せ変えられていたので、みどりの窓口→レール7とは逆の現象となっていました。

題名のない音楽会のスポンサー企業である、アポロマークでお馴染みの石油業界大手の出光興産(IDEMITSU)は、今年4月1日に、昭和シェル石油(Shell)と経営統合され、後者の昭和シェル石油が出光興産の完全子会社となり、通称が「出光昭和シェル」となっています。

昭和シェル石油の昭和の名は、1985(昭和60)年1月1日にシェル石油と合併される前に存在していた昭和石油から来ています。

昭和シェル石油は、昭和40年代の都電の塗装と同じ黄色と赤色であり、荒川車庫に置いてある6086号車や、一昨年4月まで活躍していた7001号車も昭和シェルカラーであります。

出光昭和シェルのスローガンは、「人は、無限のエネルギー」となっています。

八王子に時折やってくるタンク車でお馴染みである、ENEOSブランドのJXTGエネルギーは、1999(平成11)年4月1日に、日本石油(日石、NISSEKI)と三菱石油の合併により、日石三菱(後の新日本石油)となったことを皮切りに合併が進められ、2001(平成13)年には、NISSEKIブランドと三菱石油ブランドが一つになって、ENEOS(エネオス)ブランドとなり、2008(平成20)年には、九州石油(STORK)、2010(平成22)年7月1日には、共同石油(共石→日鉱共石)→ジャパンエナジー(JOMO)、一昨年(2017(平成29)年)4月1日には、
東燃ゼネラル石油と合併されて、JXエネルギー→JXTGエネルギーが、巨大な石油業界の連合へと進化していました。

東燃ゼネラル石油から継承された、エッソ(ESSO)、モービル(Mobil)、ゼネラル石油、三井石油も、今後ENEOSブランドに統合されることになります。

タンク車には、ENEOSの前は日石(NISSEKI)のロゴが付いていました。

日本石油(日石、NISSEKI)時代に放送された日石灯油のCMでは、♪日石灯油、だもんねと歌われていたけど、それが日石三菱灯油→ENEOS灯油と変わっています。

八王子に行った時には、東急3020系を見られたのは良いけど、肝心なタンク車を見ることが出来なかったです。

詳しいことは、八王子の友人であるタキチヨ氏に聞けば分かると思います。

かいじ24号は、左側の窓側であり、武蔵小金井の車両基地(豊田車両センター武蔵小金井派出)で休むE233系のトタT24編成(中央線開業130周年記念のオレンジ色のラッピング電車)を確認することが出来ました。

武蔵境で見た西武多摩川線の電車は、黄色のツートンカラーの249Fで、検査により西武多摩川線を離れる前でありました。

入れ替わりに西武多摩川線にやって来た編成は、赤電塗装の247Fであり、ラグビーワールドカップのラッピング編成である253Fと合わせて赤電が2本走っていることになります。

三鷹駅では、高速で通過していたので寂しさを感じてしまいました。

八王子からのかいじ24号では、グリーン車にすることを検討していたけど、E353系の普通車がグリーン車並みの快適性があることや、新宿~八王子間では物足りないと判断した為に、普通車としました。

このように、八王子から新宿まで、E353系のS114編成による、かいじ24号に乗ることが出来て良かったです。


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