
こちらは、8月27日にJRの八王子駅で撮影した、東急電鉄5050系の5178Fと、増結用中間車のデハ4611+サハ4711号車、新5000系5118Fの中間車であるサハ5518号車です。
これらの11両は、総合車両製作所横浜事業所製で、8月27日から29日に掛けて逗子駅から長津田駅まで運ばれていたけど、28日に5178Fの横浜、元町・中華街寄りの4両(5578,5678,5718,5818号車)と4611+4711号車の計6両が、29日に5178Fの渋谷寄りの4両(5178,5278,5378,5478号車)と5518号車の計5両がそれぞれDE10 1662号機(JR貨物の新鶴見機関区川崎派出所属のディーゼル機関車)による牽引により、八王子から長津田まで送り込まれていました。
今回も八王子駅での夜間停泊による留置の状況を見たけど、2列での留置で、28日に輸送された6両が八王子駅南口の道路寄りに置かれていました。
27日の牽引機は、逗子から新鶴見までが、DE10 1666号機(新鶴見機関区川崎派出所属)、新鶴見から八王子までがEF65 2127号機(カラシ、JR貨物の新鶴見機関区所属)でありました。
5178Fは、2016(平成28)年に導入された5177Fと同様に、2014(平成26)年2月15日(大雪☃️の最中であった)の未明に元住吉駅構内で発生した5050系の5155Fと、横浜高速鉄道Y500系のY516Fの衝突事故で双方が廃車となった時に補充として製造された編成であり、5156Fが横浜高速鉄道に譲渡(Y500系に編入)されてY517Fされたことの穴埋めでもあります。
座席は、2020系に準じていることを聞いています。
5155Fの廃車により、ゾロ目の5555号車も消えてしまったけど、今回の5178Fの導入により、5678と特徴のある番号の車両がお目見えすることになります。
4111Fの中間車である4611号車と4711号車は、不足している5050系4000番台(10両固定編成)を補う為に導入されるけど、どの編成に組み込まれて4111F化されるのか気になります。
これらの2両には、東急のロゴマークが付いていなかったので、新生東急電鉄になった後の10月1日以降に営業運転入りすると思われます。
5118Fの5518号車は、昨年10月26日の0時15分頃に乗り入れ先の西武鉄道池袋線の大泉学園~保谷間の踏切で発生した乗用車🚗との接触事故により被害に遭っていた車両であり、この5518号車だけが製造元の総合車両製作所横浜事業所で修理されていたので、それが完了したことにより、新造車である5178F、4111Fの中間車と一緒に出場したのであります。
その間は当然のことながら5118Fが使えなかったので、8両編成が不足し、4105Fが8両編成となっていた時がありました。
2020系ファミリーの時代なのに5050系が継続生産されていたことは、E235系が導入された後も相鉄線乗り入れ用として埼京線のE233系の導入が継続されていたことと同様であります。
5178Fのもう一つの特徴は、5177Fと同様にスノープラウ(除雪装置☃️)が取り付けられていることです。
東急東横線や地下鉄副都心線の8両編成の証である8CARSのステッカーは、出場時から貼り付けられています。
8月27日の逗子から八王子までの輸送では、5178号車(渋谷寄りの先頭車)が後ろとなっていました。
自分(しゃもじ)は、この日が平日休みだったので、新宿から京王八王子まで、京王電鉄の新5000系5735Fによる京王ライナー時差biz93号で移動した時についでに東急5050系(新5000系繋がりでもある)の八王子駅停泊シーンを撮影することが出来たのであります。
5518号車と5178Fは帯の太さも異なっています。
新5000が田園都市線でデビューしたのは、2002(平成14)年5月2日のことであり、東急車輛製造で製造されたことの縁によって、同時期に製造されていたJR東日本のE231系がベースとなっているので、2020系ファミリーがE235系ベースで製造されているきっかけとなっています。
5178Fは、令和になってから初めて製造された5050系であるけど、車体は新しくても基本設計が古いです。
目黒線では、2022年度下期に予定されている相鉄線との直通運転の時に、8両化される予定となっているけど、新5000系ファミリーである5080系はもちろんのこと、それよりも古い新3000系がどうなるのか気になります。
6000系のQシート組み込みにより余剰となった中間車は、5080系に編入される確率が高いと言われています。
東急新3000系は、1999(平成11)年から2001(平成13)年に掛けて13編成製造された209系世代の車両であり、209系の要素が取り入れられています。
そのうちの3001Fは、1999年4月16日から翌年の2000(平成12)年1月15日までの間、8両の暫定編成(3002Fの中間車の一部を含む)により、東横線の渋谷~桜木町間で活躍していました。
このことで、2000系(現、9020系)の2003F(当時)が、1993(平成5)年に8両の暫定編成で東横線を走っていたことを思い出しました。
2003Fは、田園都市線(10両編成で活躍していた)を追われた後、2003Fのまま5両化された上で大井町線に回されていたけど、今年2月に9020系の9023Fに改番されていました。
2000系は、1992(平成4)年から1993年に掛けて田園都市線に導入されていた9000系のマイナーチェンジ車で、見た目が9000系と同じである為に、大井町線入りを期に9020系(9000系20番台)として9000系列に編入されていたのであります。
田園都市の8500系は、2020系への置き換えが進められているけど、VVVF車が組み込まれていた8642Fが今年7月19日に長津田まで廃車回送されていました。
これにより、東武線直通非対応のサークルK編成が8606F(最後の方向幕車)だけとなってしまったけど、こちらは早々と2020系に置き換えられる確率が高い為に風前の灯となっています。
やはりLEDよりも方向幕のほうが撮影しやすいので、撮影の時に重宝しています。
8642Fのうちの8両は、1987(昭和62)年製で、1991(平成3)年まで東横線で活躍していた8500系の最後の1編成でありました。
今年7月に機種変更(更新)したスマホ📱は、前のスマホよりもLED表示が綺麗に写ることが多くなっているので、撮影する楽しみがあります。
当初は今年秋にスマホ📱の機種変更をする予定であったけど、auショップの営業マンに勧められたので、前倒しで機種変更しました。
スマホ📱の機種変更後の八王子での東急の新型車両の撮影は、7月9日の3020系(目黒線の新型車両)の3123Fが初めてでありました。
8月27日に八王子まで行った目的は、京王ライナー93号、中央快速線のE233系のT24編成(中央線開業130周年記念ラッピング電車)、東急5050系5178Fでした。
T24編成のほうは、今日(9月3日)もラッピング電車で運転されていることを確認しました。
5178Fのほうも、営業運転入りしたら是非乗ってみたいと思っています。
このように、八王子駅で、東急5050系の甲種回送列車を撮影することが出来て良かったです。