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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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京成金町線の3600形3668F

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8月31日は、京成金町から京成高砂まで、京成電鉄金町線の3600形の3668Fに乗りました。

京成ターボ君こと3600形の3668Fは、3600形で唯一の4連オールM車のVVVF車であり、金町線での運用や、京急線への乗り入れが可能となっています。

このことを生かして、7月の新3100形3152Fの金沢八景→宗吾参道間での牽引に生かされていました。

このような、車両の牽引にも使えるオールMの4連は、西武鉄道の黄色いN101系の263F🚃💛(2連だった279Fに255Fの中間車を入れた車両)も挙げられているけど、かつて存在していた小田急電鉄9000形の4連もこうなっていました。

11月3日に新松田駅に到着した小田急新5000形の小田急線への送り込みは、1000形の4+4によって行われていました。

3600形の3668Fは、1999(平成11)年2月に、8両化によって編成解体された3628F(1986(昭和61)年製)と3668F(1988(昭和63)年製、共に東急車輛製造(現、総合車両製作所横浜事業所)製)を組み合わせた上で電装化された編成であり、初期に改造された4連の暫定編成で、金町線を中心に活躍していました。

編成は、京成高砂(京成上野)方より、3668+3621+3628+3661号車で、3628Fの先頭車が中間に押し込められた形となっています。

同年8月には、同じく編成解体された3608F(1982(昭和57)年の東急車輛製造製のトップナンバー)の先頭車だったクハ3601号車と3608号車が付随車扱いで組み込まれた上で6両化され、本線の普通列車中心の運用に入るようになっていました。

当時は、3600形の界磁チョッパ車が8両編成、VVVF改造車が6両編成と分かりやすかったです。

一昨年(2017(平成29)年)2月には、3500形で最後の未更新車だった3588Fの置き換え用として、4連に戻され、余剰となった3601号車と3608号車が廃車解体されていました。

3600形の都営浅草線への乗り入れは、1987(昭和62)年1月26日から開始されていたので、1982年7月17日のデビューから4年半京成線内限定で使われていました。

3600形の都営浅草線への乗り入れは、先頭M台車でない為に京急線に乗り入れることが不可能であるので、西馬込発着に限定されています。

4両編成までしか入れない金町線は、3600形3668F以外は全て3500形の4連となっており、芝山鉄道にリースされている3540Fも活躍することもあります。

京成高砂駅の金町線ホーム(5番線)が高架化され、金町線が全線単線の路線として独立したのは、2010(平成22)年7月5日のことであり、同年7月17日の成田スカイアクセス線の開業に備えていました。

独立前の金町線は、京成高砂駅の4番線から発車し、柴又まで複線区間を通っていました。

独立後は、京成高砂~柴又間が単線並列区間(旧下り線は高架ホームに接続、旧上り線は出入庫対応により地平ホームに接続)となり、早朝・深夜以外は2本運用で、柴又駅での交換シーンを見られるようになっています。

京成高砂駅で、金町線が独立した理由は、成田スカイアクセス線の開業による踏切の遮断時間の増加を防ぐ為でありました。

このことは、阪急電鉄の西宮北口駅(兵庫県西宮市、阪急西宮ガーデン前)で、今津線(今津南線、西宮北口~今津間)の5号線だけが独立した高架ホームで、阪急神戸線や今津北線(宝塚~西宮北口間)が地平ホームであることに似ている状態であります。

西宮北口駅の今津南線乗り場が高架化されたのは、奇しくも同じ2010年のことでありました。

西宮北口駅では、1984(昭和59)年まで、阪急神戸線と今津線の平面交差(ダイヤモンドクロス)があり、それが廃止されてからは、今津線が西宮北口駅で系統分割されていました。

阪急今津南線は、西宮北口駅を出た後、阪神国道、今津(同じ阪急阪神ホールディングス系の阪神電気鉄道阪神本線への乗換駅)の順に停車するので、京成金町線との共通点があります。

阪急今津南線での運用車両は、6000系のワンマン運転対応車の3両編成で、甲陽線(夙川~甲陽園間)と共通であります。

京成金町線は、単線で車掌乗務(ツーマン運転)

阪急今津南線は、西宮北口駅付近を除いて複線でワンマン運転であります。

京成金町線の中間駅である柴又駅(寅さんでお馴染みの柴又帝釈天⛩️の最寄り駅で、金町線で唯一京成が付かない駅)は、2面2線であり、並びを撮影出来ることから、3300形や3500形未更新車の末期には賑わっていました。

今から10年前は、3300形による3色リバイバル塗装が運転されていたので、あの頃が懐かしいです。

そのうちの青電塗装と初代赤電塗装は、宗吾車両基地(宗吾参道)にある保存車両で見ることが出来ます。

この日(8月31日)は、3668Fと3500形の3524Fが使われていたので、京成高砂から京成金町まで3524Fに乗ったのであります。

京成3500形は、1972(昭和47)年から1982(昭和57)年までの間に96両製造され、そのうちの1972年から1974(昭和49)年まで製造された初期型が、1996(平成8)年から2001(平成13)年までの間に車体更新され、1976(昭和51)年から1982年に掛けて製造された後期型が車体更新されることもなく廃車となっていました。

車体は、セミステンレス車で、未更新車には、オールステンレス車も含まれていたけど、それが、オールステンレス車体の3600形の導入にも結び付いていたのであります。

2016(平成28)年まで都営浅草線に乗り入れていたけど、更新車は、先頭車のM台車化が行われていた為に京急にも乗り入れていました。

3500形が都営浅草線乗り入れから撤退した後、京成線内の列車に使われています。

11月に入ってからは、3600形の6両編成だった3638Fが廃車となったので、残る3600形の界磁チョッパ車は、3658Fと3688Fの8連2本16両となってしまいました。

これらの2編成は、京急に乗り入れることが出来ない為に、京成上野駅や西馬込駅発着の列車に使われているので、比較的狙いやすい状態であります。

3668Fなどの京成の4連は、金町線と宗吾参道~芝山千代田間で運転されており、芝山鉄道にリースされている3540Fも使われることもあります。

今日は、西武鉄道の車両基地まつりin横瀬に行ってきたので、後程報告致します。

このように、2年間話題にしていなかった京成3600形の3668Fを話題にすることが出来て良かったです。

おまけの画像は、行きに乗車した3524Fです。






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