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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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下今市駅でのSL大樹号(C11 207号機)

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一昨年4月8日は、東武鉄道の下今市駅で、鬼怒川線のSL列車である、SL大樹(C11 207号機)🚂を撮影しました。

SL大樹号は、土休日を中心に、蒸気機関車(SL)のC11 207号機🚂の牽引により、東武鬼怒川線の下今市~鬼怒川温泉間を3往復する列車であり、14系客車3両と、車掌車(ヨ8634号車)、ディーゼル機関車のDE10 1099号機との組み合わせで運転されているけど、現在はコロナ騒動の影響により、運休中となっています。

C11 207号機🚂は、1941(昭和16)年12月に日立製作所笠戸事業所(HITACHI)で製造されたC11型蒸気機関車(SL)のうちの1両であり、霧の多い北海道で使われていたことにより、2つのライトのカニ目🦀となっているのが特徴であります。

1974(昭和49)年6月の瀬棚線での運用を最後に引退し、静内町(現、新ひだか町)の山手公園で静態保存されていました。

2000(平成12)年10月7日には、SLニセコ号で復活し、C11 171号機と共に北海道のSL列車で活躍するようになっていたけど、JR北海道の財政難や、新型ATSの導入が困難であったことから、C11 171号機を残して北海道を離れることになっていました。

そんな中、東武鉄道でSL🚂を復活させようというプロジェクトにより、東武鉄道に貸し出され、2017年8月10日からSL大樹🚂として運転されるようになったのであります。

瀬棚線は、民営化直前の1987(昭和62)年3月15日まで、函館本線の国縫(くんぬい)駅(山越郡長万部(おしゃまんべ)町)と瀬棚駅(瀬棚郡瀬棚町(現在の久遠郡せたな町))を結んでいた路線であり、JR北海道の路線とならずに廃止、バス転換🚌されていました。

以前北海道では、ローカル線が網の目のようにあったけど、その大部分が廃止されていました。

最近になってからは、札沼線の北海道医療大学~新十津川間が廃止されたけど、コロナ騒動により、5月6日に最終日を迎えるはずが、4月17日に前倒しで最後を迎えていました。

昨年3月31日をもって廃止された石勝線の新夕張~夕張間(夕張支線)もそれに含まれています。

オホーツク海沿いを走る路線は、釧網本線の網走~知床斜里間が唯一残されています。

2016(平成28)年3月26日の北海道新幹線(新青森~新函館北斗間)🚅の開業により、江差線の残存区間だった五稜郭~上磯~木古内間が道南いさりび鉄道という第三セクター鉄道に転換された時は、2006(平成18)年4月20日に廃止された北海道ちほく鉄道ふるさと銀河線(旧、池北線、池田~北見間)以来10年ぶりに北海道の第三セクター鉄道が復活したことになりました。

ふるさと銀河線は、140Kmと、日本の第三セクターで最も長い距離となっていました。

現在日本で最も長い距離を走る第三セクター鉄道は、三陸鉄道リアス線(岩手県、盛~久慈間の163Km)であり、昨年3月23日に旧、山田線の宮古~釜石間の復旧並びに三陸鉄道への移管により、こうなったのであります。

ふるさと銀河線の足寄(あしょろ)駅のあった足寄郡足寄町は、シンガーソングライターである、松山千春氏の出身しても有名であります。

東武鉄道では、昨年12月1日まで真岡鐵道真岡線(茨城県、栃木県、下館~茂木(もてぎ)間)のSLもおか号の予備機で活躍していたC11 325号機🚂が譲受される予定であり、これによって2両体制となります。

SLもおか号🚂は、C12 66号機だけの体制に戻されていました。

車掌車であるヨ8000形は、ヨ8634、8709号車(前者は元JR貨物、後者は元JR西日本)の2両であり、東武形ATS(機関車と連動)が取り付けられているので、必ず連結されています。

SL(DL)大樹号用として東武鉄道に譲渡された元JR東日本のDE10型ディーゼル機関車は、1099号機と1109号機の2両であり、前者は原色のまま、後者は北斗星のDD51風の青色と金帯塗装となっています。

当初は1099号機だけだったけど、予備車が必要になったことにより、北斗星風塗装の1109号機も導入されたのであります。

SL大樹号に使われている14系客車(座席車)🚃💺は、JR四国(その前はJR東海)で活躍していた車両であり、レトロな感じを醸し出す為に、製造当時のデザインが復元されたリクライニングシート車(青いモケット)となっています。

大樹号に使われている元JR四国の14系客車(全て1972(昭和47)年製)は、オハ14形の1号車、スハフ14形の1号車と5号車、オハフ15形の1号車の4両であり、そのうちのスハフ14-5号車は、JR東海時代にユーロライナーと同じ塗装のユーロピアとして使われていました。

ユーロライナーは、国鉄時代の1985(昭和60)年に12系客車から改造された欧風客車で、JR東海に継承された後、2005(平成17)年まで活躍していました。

ユーロピアは、その増結用として14系座席車から改造された車両でありました。

国鉄時代に継承された欧風客車のうち、ユーロライナーとサロンエクスプレス東京(JR東日本に継承され、後にお座敷客車ゆとりに再改造されていた)は廃車となったけど、JR西日本に継承されたサロンカーなにわは、現在でも活躍しています。

大樹号の客車の製造元は、トップナンバーの3両が新潟トランシスの前身である新潟鐵工所製で、前述のスハフ14-5号車は、自分(しゃもじ)の大好きな富士重工業宇都宮車両工場(SUBARU(スバル)のエコ宇都宮工場の前身)製の鉄道車両であります。

富士重工業宇都宮車両工場で最後に製造された鉄道車両は、甘木鉄道甘木線(福岡県、佐賀県)のAR300形のAR303号車🚃が最後でありました。

2004(平成16)年から2006年に掛けて導入されたAR304~307号車🚃は、受け皿となっている新潟トランシス製であります。

2002(平成14)年に、前述の真岡鐵道🚃🚂(茨城県、栃木県)向けに導入されたモオカ14形気動車🚃の初期型(1号車と2号車)は、関東向けで最後に導入された富士重工業製の鉄道車両となっています。

オハ14-505号車は、新潟鐵工所製のオハ14-154号車から改造された車両であります。

案内放送では、国鉄型客車でお馴染みのハイケンスのセレナーデのチャイム曲も使われています。

トイレ🚻のほうは、1号車と3号車にあり、どちらも洋式化🚽されているけど、洗面台は、昔の国鉄スタイルのままであります。

昨年4月13日からは、夜行急行はまなす号(青森~札幌間)で活躍していたドリームカーのオハ14-505号車(元JR北海道)も2号車に連結される日も設定されています。

こちらは、夜行急行はまなす号に転用される前に夜行急行まりも号(札幌~釧路間)で使われていた車両であり、グリーン車(キハ183系気動車のキロ182形)のお下がりのリクライニング角度の深い座席となっています。

ミニロビーのほうもそのまま使えるけど、はまなす号の時代には、青函トンネル通過中のひとときを過ごす場所として使われていました。

SL大樹号🚂は、全車指定席💺🈯で、料金は、760円(小児は380円)掛かるけど、DL大樹号で運転される場合には、520円(小児は260円)となります。

真岡鐵道のSLもおか号🚂は、50系客車は、3両編成でトイレ🚻が付いているけど、座席はセミクロスシートのままとなっています。

SLもおか号の乗車には、SL整理券500円(小児は250円)が必要で、自由席となっているけど、こちらもコロナ騒動の影響により運休中の状態であります。

SL🚂の運用には欠かせないSL転車台(ターンテーブル)は、下今市駅と鬼怒川温泉駅にあり、下今市駅のは、長門市駅(山口県長門市)、鬼怒川温泉駅のは三次駅(広島県三次市)から移設されたものが使われています。

鬼怒川温泉駅前にある足湯♨️である鬼怒太の湯は、SL転車台の近くなので、足湯に浸かりながらSL転車台が動くシーンを見ることも出来ます。

鬼怒川温泉♨️は、高級温泉ホテル♨️🏨が建ち並んでいるというイメージが強いけど、鬼怒川公園岩風呂♨️(鬼怒川公園駅付近)などの日帰り温泉♨️を楽しむことの出来る場所もあります。

鬼怒川温泉にある鬼怒川観光ホテル♨️🏨は、塩原温泉郷♨️にあるホテルニュー塩原♨️🏨、ホテルニュー岡部(静岡県伊東市)♨️🏨と同様に、岡部ホテルチェーンとなっていて、テレビCMでも盛んに宣伝されていました。

これらのホテル🏨は、ミドルウッドキャピタルジャパンを経て、大江戸温泉物語に買収されたけど、伊東ホテルニュー岡部では、岡部グループだった頃の名残があります。

大江戸温泉物語♨️は、東京お台場にある温泉テーマパークでお馴染みであるけど、現在は様々な温泉地のホテル♨️🏨の買収によりエリアが広がっています。

鬼怒川温泉エリアの大江戸温泉物語系列のホテルは、鬼怒川観光ホテル♨️🏨と、ホテル鬼怒川御苑♨️🏨の2ヶ所となっています。

きぬ川スパホテル三日月♨️🏨🌙は、房総半島(勝浦、鴨川(旧、小湊)、龍宮城(木更津))に3ヶ所あるスパリゾートホテルである、スパホテル三日月♨️🏨🌙の系列であり、♪ゆったりたっぷりの~んびり、旅ゆけば三日月~ホテル三日月~と歌われているCMでもお馴染みであります。

きぬ川ホテル三日月♨️🏨🌙は、2009(平成21)年に鬼怒川ホテルニュー岡部(鬼怒川観光ホテルとは別)から譲り受けられたものであり、ホテル三日月グループが、房総半島以外の地域である鬼怒川温泉♨️にも進出していました。

ホテル三日月♨️🏨🌙は、ベトナム🇻🇳のダナンにも進出することが決まっており、来年(2021年)にオープンする予定となっています。

今日は5月の第2日曜日で母の日であり、お母さんに感謝する日でもあります。

東京ステーション♪の小麦ぱんこ氏🍞も母の日のことを話題にしていたので、小麦ぱんこ氏の母親の誕生日が3月28日と、自分(しゃもじ)と同じであることを思い出しました。

もちろんあーにゃこと水湊あおひ氏😸や旭莉子氏🐻などの推しメンの母親にも感謝しています。

旭莉子氏にもこのブログを見てくれたことにより、大好きな熊🐻の絵文字にしておいて良かったと思っています。

猫😺のアイコンは色々あるけど、あーにゃこと水湊あおひ氏を表す時にはスマイル猫😸の絵文字を使うようにしています。

この日は510ということで、後藤の日、五島の日と言われているけど、東急電鉄田園都市線の宮崎台駅付近にある電車とバスの博物館で展示されているモハ510号車を思い出しました。

こちらは、五島の語呂合わせでもあるので、東急グループが五島家によって設立されたことの縁もあると思っています。

東武鉄道などの東武グループは、根津家によって設立されたものであり、東京都港区南青山(表参道駅付近)にある根津美術館には、縁の作品が展示されています。

SL大樹号🚂は、2017年3月26日に南栗橋で行われた撮影会イベントで撮影したけど、下今市駅で撮影したのは、今回が初めてとなりました。

一昨年4月8日に、宇都宮から日光まで、JR東日本(JR日光線)のいろは号🚃🍁に乗った後に下今市まで行ったのは、6050系🚃や会津鉄道のAIZUマウントエクスプレス🚃⛰️に乗る為のほか、SL大樹号🚂を撮影する為でもありました。

下今市駅の転車台では、100系スペーシアの日光詣編成(金スペ)🚃💺🥇も撮影することも出来ました。

早くコロナ騒動が落ち着き、SL大樹号🚂が再び運転されることを願っています。

このように、下今市駅で、SL大樹🚂を撮影することが出来て良かったです。




















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