
昨年9月22日は、下北沢から渋谷まで、京王電鉄井の頭線の新1000系の1779F(レインボーのラッピング電車)による急行渋谷行き🚃🌈に乗りました。
京王新1000系は、井の頭線の4ドア20m車(京王線系統と同じ規格)への移行に伴う3000系の置き換え用として導入された車両であり、1995(平成7)年から1998(平成10)までに掛けて製造された初期型(1751~1760F)、2003(平成15)年と2004(平成16)年に製造された中期型(1761~1765F)、2008(平成20)年から2010(平成22)年に掛けて製造された後期型(1771~1784F)に分かれています。
これらの編成のうち、日本車輌製造豊川製作所で製造されたのは、1755,1756,1758Fの3編成であり、他は全て東急車輛製造(総合車両製作所横浜事業所の前身)で製造されていました。
新1000系の営業運転が開始されたのは、1996(平成8)年1月9日のことであり、狭幅片開き車だった3000系の初期型の2編成(3751Fと3752F)が運用離脱されていました。
初期型の1751~1760Fは、2M3T(3号車はサハ)で、雨天時に空転や滑走等が多発していたという問題があった為に3M2Tだった3000系が優先して使われていたことがありました。
2003年に導入された1761Fからは、3000系と同じ3M2Tとなったのはその為であり、初期型編成に関しては、セラジェット噴射装置の取り付けにより凌いでいました。
初期型編成は、奇数編成が東洋電気製のGTOサイリスタ、偶数編成が日立製作所(HITACHI)製のIGBTとなっていたけど、中期型、後期型では、IGBTに統一されています。
新1000系のリニューアルは、2016(平成28)年から初期型、中期型を対象に行われており、初期型が3M2Tに変更され、全てIGBT化されていました。
井の頭線の1000系のことを新1000系と呼んでいる理由は、1984(昭和59)年3月まで活躍していた旧1000系列の電車と区別する為であります。
旧1000系列は、緑色一色で、京王グリーン車と呼ばれていた2000系列の井の頭線バージョンであり、最後の非冷房車でもありました。
1984年に旧1000系列の電車が全廃されたことにより、レインボーカラーの冷房車(当時は3000系が当たり前だった)に統一されていたけど、こちらは関東の大手私鉄で、冷房化率100%の第一号となっていました。
京王線系統から2000系列の電車(京王グリーン車)が引退したのは、同じ1984年の11月のことでありました。
1779Fは、2009(平成21)年に薄い水色(ブルーグリーン)編成として東急車輛製造で製造された、1000系後期車のうちの1編成であり、2012(平成24)年10月3日からレインボー帯(正面色は白色)🌈の特別ラッピングが施され、好評の為に現在も継続されています。
今年1月の全般検査出場の時にレインボーのラッピング電車の姿のままとなっていたので安心の声が聞こえていました。
井の頭線の車両の全般検査、重要部検査は、車体やパンタグラフが富士見ヶ丘検車区で整備され、取り外された台車や床下機器等が若葉台工場までトラックで輸送された上で整備されています。
このことは、東急電鉄世田谷線の300系の全般検査、重要部検査の時に、車体が上町車庫(雪が谷検車区上町班)で整備され、取り外された台車や床下機器等が長津田車両工場までトラックで輸送されて整備されていることと同様であります。
1779Fのラッピングは、1号車(吉祥寺寄り)がさくら🌸(赤色から紫色)、2号車があじさい(紫色から紺色)、3号車が神田川と鯉(紺色から緑色)、4号車が井の頭公園🏞️(緑色から黄色)、5号車(渋谷寄り)がハチ公🐶(黄色から赤色)と、井の頭線沿線の名所や魅力が表現されたステッカーが貼られ、側面の帯の色も前面と同様のグラデーションカラーとなっています。
渋谷寄りがハチ公🐶のステッカーとなっていることで渋谷らしさを感じているけど、吉祥寺寄りがさくら🌸のステッカーとなっているのは、井の頭公園の桜🏞️🌸との絡みもあります。
吉祥寺寄りの先頭車(1号車)の運転台後部には、ハートの吊革♥️が取り付けられているのが特徴であり、こちらも撮影しておきました。
井の頭線の1000系の前面のカラーは、7色(レインボー)であり、ブルーグリーン(薄い水色)、アイボリー、サーモンピンク、ライトグリーン(抹茶色)、バイオレット(紫色)、オレンジベージュ、ライトブルー(濃い水色)であり、1962(昭和37)年から2011(平成23)年まで活躍していた3000系から受け継がれています。
ブルーグリーン 1701,1708,1715,1722F
アイボリー 1702,1709,1723,1730F
サーモンピンク 1703,1710,1724,1731F
ライトグリーン 1704,1711,1725,1732F
バイオレット 1705,1712,1726,1733F
オレンジベージュ 1706,1713,1727,1734F
ライトブルー 1704,1714,1721,1728F
レインボーラッピング🌈 1729F
井の頭線では、今日はどの色の編成に乗った?ということを自慢することが出来るという魅力があります。
井の頭線の下北沢駅の駅舎には、レインボーの帯も描かれているので、レインボーの井の頭線らしさを感じました。
京王井の頭線の路線
渋谷~神泉~駒場東大前~池ノ上~下北沢~新代田~東松原~明大前~永福町~西永福~浜田山~高井戸~富士見ヶ丘~久我山~三鷹台~井の頭公園~吉祥寺
急行の停車駅 渋谷~下北沢~明大前~永福町~久我山~吉祥寺
乗換駅🚃🔃🚃
渋谷 JR(山手線、埼京線、湘南新宿ライン(東海道線⇔高崎線、横須賀線⇔宇都宮線)、相鉄・JR直通線)、東急(東横線、田園都市線)、東京メトロ(銀座線、半蔵門線、副都心線)
下北沢 小田急線
明大前 京王線(新宿、京王八王子、高尾山口、橋本方面)
吉祥寺 JR(中央快速線、中央・総武緩行線)
永福町駅は、2面4線で、急行列車の待ち合わせも行われています。
明大前駅から上り列車で渋谷方面に向かう時に急行が混雑し、その後に来る各停が比較的空いているのは、井の頭公園、三鷹台、富士見ヶ丘、高井戸、浜田山、西永福の各駅からの利用客が永福町駅で急行に乗り換えることが多いからであります。
井の頭線では、今も昔も朝、夕夜間のラッシュ時に渋谷寄りの車両(4,5号車)の混雑が激しく、吉祥寺寄りの車両(1~3号車)が比較的空いていると言われていると言われています。
コロナ騒動により混雑を避けることが呼び掛けられているので、このことを話題にしました。
このことは、京王とは限らずどの鉄道会社でも同じであり、京王線系統では、座席指定の京王ライナー🚃💺🌃🌄も活用されています。
改良される前の井の頭線渋谷駅は、1面2線の島式ホームで幅が狭く、改札口がエンド側の1ヶ所(現在の中央口)しか無かった為に、ラッシュ時には地獄の状態でありました。
改良後の渋谷駅は、ホームの幅が広くなり、1番線側に降車専用ホームが設けられたことによって混雑が緩和されているけど、改札口のほうも、西口とアベニュー口が加わった3ヶ所と分散されています。
渋谷駅を出た後に入る渋谷トンネルの入口は、改良前に見えていたけど、改良によってそれが渋谷マークシティに覆われてしまった為に、半地下駅みたいな雰囲気の駅となっています。
元京王井の頭線の3000系から改造された8800形と8900形が活躍している北陸鉄道浅野川線(石川県)の北鉄金沢駅は、2001(平成13)年3月28日に地下化された時に1面2線の島式ホームの地下駅となったので、現在の井の頭線の渋谷駅にそっくりな状態(それを小さくしたような状態)であります。
8800形は前述の京王3000系の狭幅片開き車(3751Fと3752F)、8900形は3000系の広幅両開き車(3753からで3755F)から改造された車両であるので、北鉄金沢駅で渋谷駅を創造したくなります。
これらの車両は、営団地下鉄→東京メトロ日比谷線で活躍していた03系に置き換えられることになっているので、03系改め3000系が活躍している長野電鉄長野線(長野県)の長野地下区間と同様の地下鉄もどきの区間に化けることになります。
井の頭線で、渋谷駅を出て渋谷トンネルに入り、そこを抜けた後に神泉駅に到着し、その後にもう一つのトンネルである神泉トンネルに入るのは、谷底となっている地形の関係であり、神泉駅がトンネルとトンネルの間に挟まれた駅となったのは、その為であります。
神泉駅が橋上駅舎化されてからは、明かり区間が駅前の踏切だけとなっています。
改良前の神泉駅は、7月23日に復旧予定の箱根登山鉄道の塔ノ沢駅(トンネルとトンネルの間に挟まれた2面2線の相対式ホームの駅)に似ているところがありました。
東急東横線で代官山駅を出た後にトンネルに入ることも谷底の地形の関係であり、2013(平成25)年3月16日に渋谷~代官山間が地下鉄副都心線に接続する地下新線に切り替えられてからは、代官山駅がトンネルとトンネルの間に挟まれた駅となっています。
渋谷は若者が集まるイメージが強いけど、その名の通りの谷底に開けた街でもあります。
神泉の由来は、神と泉の名の通り、仙人によって周辺の湧水が生かされた不老不死の薬が練られたと言われています。
高井戸駅付近には、高井戸温泉美しの湯♨️があるけど、駅近で便利であります。
自分(しゃもじ)も行ったことがあるけど、その露天風呂♨️では、東京杉並区の環八通り沿いにあるとは思えないほどの大自然のような安らぎの空間に魅了されていました。
高井戸温泉美しの湯のお食事処では、室内栽培無農薬野菜が使われているのが特徴であり、それが使われたサラダを味わうことも出来ます。
井の頭線の吉祥寺駅は、2面2線の頭端式(櫛形)ホームであり、2本並ぶことで有名だけど、正面から並びを撮影出来るポイントに売店(K-SHOP)が設置されたことにより、それが出来なくなってしまいました。
改札内に売店を設けるスペースがここしかなかったから仕方がないけど、撮影する人たちから惜しまれていたのも言うまでもないです。
ホームと改札口は、地上3階部分にあるけど、かつて券売機が2階部分にあったので、東武鉄道の浅草駅みたいな状態となっていました。
吉祥寺は、武蔵野市の繁華街となっているので、井の頭線は、繁華街同士を結ぶ路線でもあります。
昨年12月21日は、西永福駅近くにある西永福JAMで行われたホワイトキャンパスⅢが出てきた対バンライブに行き、あーにゃこと水湊あおひ氏😸を見たので、あの頃が懐かしいなと思いました。
あーにゃ😸も、西永福駅から近くて便利であることを語っていたのであります。
ホワイトキャンパスⅢの旭莉子氏🐻と初めてチェキ撮影した場所も西永福JAMでありました。
今日と明日もれんてつかふぇで、森あんぱん氏の浴衣姿👘が披露されるけど、自分(しゃもじ)🐰は残念なことに仕事で行かれないのが残念であります。
このことも、東海道新幹線で、N700Sの運転予定がN700A(ラージA編成またはスモールA編成)による代走となってしまったことに例えたくなります。
N700S新幹線は、残念ながら初期故障が多発しているので、代走がよく見られています。
れんてつの1推しは、軌条あさま氏(福井県(越前)出身)🍳だけど、ライブメンバー以外では、森あんぱん氏が推しメンであります。
ぶどう党🍇の佐倉苺花氏💙🍓は、早くみんなに会えますようにと願っていました。
本当にコロナ騒動が収まることを願っています。
HIGHSPIRITS(ハイスピ)のさやぽんこと葉月沙耶氏🐶も、しゃもぽんにあいたいと言っていたので、その気持ちはよく分かっています。
さやぽん🐶だけでなく、れんてつのミュースカイ氏からも、しゃもぽんと呼ばれています。
明日のN700S新幹線🚅は、のぞみ379,453,457,338,422号に使われる予定だけど、相変わらず東京~新大阪間ののぞみ号に使われている状態が続いています。
井の頭線には、佐倉苺花氏💙🍓のメンバーカラーである、水色の電車🚃も走っています。
井の頭線の朝ラッシュ時には、渋谷~富士見ヶ丘間を入庫なしで往復する区間運転列車があるので、東急池上線の朝ラッシュ時に五反田~雪が谷大塚間の区間運用があることに似ているなと思いました。
この日の1779Fは、平日22運用(朝のみの運用)に入っていたけど、渋谷~富士見ヶ丘間の区間運用も含まれていました。
このように、井の頭線の1779F(レインボー編成)🚃🌈を撮影し、話題にすることが出来て良かったです。