
2018(平成30)年12月29日は、那珂湊から阿字ヶ浦まで、ひたちなか海浜鉄道湊線の37100-03号車(元三木鉄道の車両)による、勝田~那珂湊間の区間運転列車🚃に乗りました。
この時に乗った列車は、勝田 16時34分、那珂湊 16時50分発の那珂湊行きで、車窓及び阿字ヶ浦駅で夕景🌇を眺めることが出来ました。
ひたちなか海浜鉄道は、夕景🌇が似合う鉄道路線であり、パンフレットの写真にもその風景が使われています。
キハ3710形気動車は、新潟鐵工所(新潟トランシスの前身)製のロングシート車であり、茨城交通時代の1995(平成7)年11月1日(東京のゆりかもめの新橋~有明間の開業と同じ日)に、3710-01号車がデビューしていました。
1998(平成10)年7月に3710-2号車が、2002(平成14)年12月に37100-3号車がそれぞれ導入されたけど、3号車のほうは、ブレーキの二重化やドアの半自動化などにより改良された車両である為に、キハ37100形となっています。
これらの3両は、茨城交通色となっていたけど、2010(平成22)年1月までに曙光の大地塗装に変更されていました。
3710形の形式名は、湊(みなと)の語呂合わせであるので、あーにゃこと水湊あおひ氏😸を思い出します。
キハ11形の5,6,7号車は、JR東海及び東海交通事業(城北線)で活躍していたキハ11型の初期型(普通鋼製でトイレなし)が譲り受けられたものであり、2015(平成27)年12月30日に営業運転入りしていました。
5号車は123号車、6号車は203号車、7号車は204号車であり、201号車と202号車が部品取り用として那珂湊車両基地に置かれています。
キハ11形の初期型は、1988(昭和63)年から1989(平成元)年に掛けて、0番台(暖地向け)が10両、100番台(寒冷地対応)が23両製造され、0番台が名松線、参宮線、紀勢線で、100番台が高山線(岐阜近郊区間)、太多線で使われていました。
キハ11形の200番台は、1993(平成5)年の東海交通事業城北線の尾張星の宮~枇杷島間の開業(全線開業)の時に201~204号車の4両導入されたものであり、基本的に201号車と202号車が使われていました。
1991(平成3)年12月1日の城北線の勝川~尾張星の宮間の開業当時は、JR東海から所有キハ40形の2057号車と2112号車(トイレは使用停止となっていた)が借り入れられていました。
これらの車両(キハ11形の初期型)は、一部を除いたJR東海の211系と同様にトイレ🚻が付いていなかったので、高山線の長距離運用に使えなかったという問題がありました。
キハ11形の300番台は、1999(平成11)年に伊勢エリアに6両導入された、車椅子対応の幅広洋式トイレ(だれでもトイレ)🚻♿🚽付きのステンレス車であるので、キハ11の後期型と呼んでいます。
そのうちの301号車と302号車は、2015(平成27)年と2016(平成28)年に東海交通事業に譲渡されたけど、303~306号車は現在でもJR東海で活躍しています。
東海交通事業城北線に譲渡されたキハ11系300番台は、トイレが使用停止となっています。
ひたちなか海浜鉄道に譲渡されてからは、側面の帯がオレンジ1色となっているけど、部品取り用の201,202号車に関しては、城北線時代のままの姿となっています。
キハ11-5号車は、JR東海時代に123号車(100番台のラストナンバー)として美濃太田車両区に配置され、高山線や太多線で活躍していたので、ひたちなか海浜鉄道のキハ11形唯一JR東海出身の車両となっています。
一昨日(2月24日)の記事で紹介したキハ11-6号車と7号車は、東海交通事業所有だった200番台の203,204号車から改造されていたので、1993年製となっています。
キハ11-6号車は、あーにゃこと水湊あおひ氏😸の生誕番であります。
その他のキハ11形の初期型は、ミャンマー🇲🇲に輸出されていました。
ミャンマー国鉄🇲🇲は、日本で活躍していた気動車の寄せ集めとなっているので、インドネシア🇮🇩のKRLコミューターラインで、日本で活躍していた通勤型車両の寄せ集めとなっていることに似ている状態であります。
茨城交通湊線では、1995年11月にキハ3710形が導入されるまでの間、キハ20形タイプの旧型気動車の寄せ集めとなっていました。
茨城交通の時代には、新型気動車(キハ3710形)と旧型気動車が完全に共通運用となっていたけど、2008(平成20)年4月1日にひたちなか海浜鉄道となってからは、新型気動車と旧型気動車の運用が分けられ、旧型車両がイベント中心で使われるようになっています。
ひたちなか海浜鉄道のキハ205号車は、唯一残された旧型気動車(元水島臨海鉄道(岡山県)のキハ20形の210号車、元をただせば旧国鉄キハ20形の522号車)であり、2018年12月当時は色褪せていたけど、現在は再塗装されて綺麗になっています。
こちらは、サブエンジン式の冷房付きであることにより、夏場でも動かすことが出来ます。
それが茨城交通入りしていたのは、1996(平成8)年のことでありました。
現在基本的にイベント等の時しか走らなくなってしまったので、動態保存車と言える車両であります。
水島臨海鉄道では、2017(平成29)年までキハ20形の205号車(旧国鉄キハ20の321号車)が活躍していたけど、こちらはワンマン運転非対応となっていました。
これにより、現在でも営業運転が行われているキハ20系列の気動車が、ひたちなか海浜鉄道のキハ205号車だけとなっています。
キハ11型の導入により置き換えられた旧型気動車は、キハ22形のキハ222号車、キハ2000形のキハ2004号車と2005号車であり、3両共に茨城交通入りする前に北海道(222号車は羽幌炭嚝鉄道、2004号車と2005号車は留萠鉄道)で活躍していたので、北海道育ちの気動車でありました。
2012(平成24)年4月18日にリリースされた℃-uteの「君は自転車 私は電車で帰宅」のPVには、ひたちなか海浜鉄道の阿字ヶ浦駅とキハ2004号車が出てきていました。
℃-uteのほうは、2017年6月11日に解散したハロプロ系グループであり、そのうちの鈴木愛理氏はソロの歌手として活躍中であります。
「君は自転車 私は電車で帰宅」は、スマイレージ(現、アンジュルム)にもカバーされていました。
キハ2004号車は、国鉄準急色だった車両であり、自分(しゃもじ)もそれに乗ったことがありました。
現在は、キハ2004号車が平成筑豊鉄道の金田駅(福岡県田川郡福智町)で、キハ2004号を守る会の手によって動態保存され、時々運転体験会も行われています。
当初は、動態保存が可能なキハ20タイプの車両を探していた状態となっていたので、このキハ2004号車に白羽の矢が立てられていました。
キハ222号車(スカ色)とキハ2005号車(島原鉄道風の赤ヒゲ塗装)は、阿字ヶ浦駅構内に疎開留置されているけど、どちらも色褪せた状態となっていました。
これらの車両に関しては、鐵道神社化プロジェクトに伴う再塗装が検討されています。
以前キハ201号車と221号車が阿字ヶ浦駅構内に置かれていたけど、海風により痛みが激しくなった為に解体されていたので、キハ222号車と2005号車がこのことの二の舞にならないことを願っています。
そのうちのキハ201号車は、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線で活躍していた旧国鉄キハ20型からの改造車(キハ200形)の4両のうちの1両だった車両でありました。
キハ203号車は、引退後にタラコ色に変更された上で湊機関区(那珂湊車両基地)で静態保存されているけど、側面の番号が、種車時代のキハ20 429となっています。
キハ2004号車も解体される運命であった車両で、キハ2004を守る会(平成筑豊鉄道)に引き取られたので、捨てる神あれば拾う神ありならぬ、捨てる車両あれば拾う車両ありの状態でありました。
国鉄準急色は、かつて九州地区にあった準急ひかり号を彷彿とさせるものであるので、キハ2004号車が選ばれたのもそのはずであります。
ひたちなか海浜鉄道のキハ205号車に冷房が取り付けられていることで、辛うじて残されたきっかけとなっています。
ひたちなか海浜鉄道湊線の路線
勝田~工機前~金上~中根~高田の鉄橋~那珂湊~殿山~平磯~(美乃浜学園、3月13日開業予定)~磯崎~阿字ヶ浦…(2024年春に国営ひたち海浜公園付近まで延長される予定)
本社や車両基地は那珂湊駅構内にあり、交換可能な駅は、金上駅と那珂湊駅となっています。
ひたちなか海浜鉄道湊線が通っている茨城県ひたちなか市は、1994(平成6)年11月1日に、勝田市と那珂湊市の合併によって出来た市であり、勝田、日工前、金上、中根駅は旧勝田市、那珂湊、殿山、平磯、磯崎、阿字ヶ浦駅は旧那珂湊市に位置しています。
勝田駅は、2面4線の駅であり、1番線がひたちなか海浜鉄道湊線、2番線と3番線が、常磐線の上り列車(水戸、土浦、上野、品川方面)と水戸線直通列車、4番線が常磐線の下り列車(日立、高萩、いわき方面)となっています。
下り列車(上野、水戸方面)から湊線に乗る場合は、階段を上がり、反対側のホームに移る必要があります
。
1993年9月までは、元東急旧6000系(6104,6003号車)による、日立製作所水戸事業所への従業員専用列車が運転され、専用ホームから発着していました。
現在従業員専用列車のホームの跡地は、日立の樹(この木なんの木)のCMでお馴染みの日立グループ(日立ライフ)のビジネスホテルであるライフイン勝田駅西となっています。
こちらは勝田のランドマークとなっており、これをバックに撮影したくなります。
日立ライフによるビジネスホテルは、勝田駅西のほか、ライフイン土浦駅東口、ライフツリーひたち野うしく、ライフツリー上野もあるので、常磐線沿線に纏められています。
日立の樹は、ハワイ(アメリカ・ハワイ州)のオアフ島のモアナルア・ガーデンにあるモンキーポッドのことであり、日立市にある日立総合病院(日立製作所の系列の病院)の診察券にもデザインされています。
工機前駅は、工機ホールディングス(元日立工機の電動工具メーカー)の勝田工場の前にある1面1線の無人駅であり、1962(昭和37)年4月1日に日工前駅開業した当時は、日立工機の従業員の専用駅で、朝の上り1本、下り1本に限られていました。
一般客にも開放されたのは、1998(平成10)年12月8日のことで、全列車が止まるようになっています。
一昨年(2019(令和元)年)10月1日には、日工前駅から工機前駅に変更されていました。
金上駅は、ホーム上に駅舎のある1面2線の島式ホームであり、列車の交換も可能となっています。
下り線は一時的に使用が停止されていたこともあったけど、2010(平成22)年9月1日のダイヤ改正での勝田~那珂湊間の区間列車の増発により使用が再開されていました。
勝田~金上間の乗車券は、ひたちなか海浜鉄道の勝田駅と那珂湊駅で売られている縁起のいい切符(150円)でお馴染みであり、金上(金運を上げる)に勝田(勝った)ということで、その名の通りの縁起のいい切符であります。
周辺には、長者ヶ谷津温泉山田屋(八食七変化の湯)♨️があります。
中根駅は、1面1線の無人駅であり、周辺に虎塚古墳や、中根の湯 はこや旅館(ラジウム温泉)♨️があります。
高田の鉄橋駅は、2014(平成26)年10月1日に開業した、1面1線の無人駅であり、国道245号線に面しています。
この駅が出来る前は、那珂湊駅まで出なければならなかったけど、出来てからは利便性が向上されていました。
現在は、金上~中根間(3Km)が湊線で一番長い駅間距離だけど、高田の鉄橋駅が出来る前は、中根~那珂湊間(3.4Km)が最長でした。
高田の鉄橋駅が出来た理由は、利便性向上だけでなく、高田の鉄橋のイメージアップの為でもあります。
那珂湊駅は、車両基地(湊機関区)のある交換可能な2面3線の駅であり、1913(大正2)年12月25日の開業当時から使われている駅舎が特徴であります。
駅周辺には、那珂湊おさかな市場、那珂湊天満宮⛩️、反射炉跡、アクアワールド・大洗、湊公園など、見所が沢山あり、レンタサイクル🚲️、パーク&ライドのサービスも行われています。
レンタサイクルで自転車🚲️を借りて撮影ポイントへと向かうことも可能であります。
那珂湊の車両基地にあるケハ601号車などの保存車両は、私設応援団体であるおらが湊鐵道応援団の手によって整備されています。
那珂湊は、那珂湊焼きそばも名物であります。
那珂湊駅には、茨城交通(茨交バス)の那珂湊営業所🚌があるけど、かつて同じ会社となっていました。
那珂湊を出ると、海岸沿いに進路を変え、1面1線の無人駅である殿山駅へ。
殿山駅周辺には、姥の懐マリンプールという海中プールがあります。
平磯駅は、1面1線の無人駅であり、以前スーパーマーケットが併設された駅となっていました。
周辺には、平磯海水浴場🏖️があり、クジラの大ちゃんという海上滑り台があることで有名であります。
磯崎駅も1面1線の無人駅であり、1924(大正13)年9月3日の開業当時は終着駅でした。
駅周辺には、酒列磯前神社⛩️、中生代白亜紀層、ホテルニュー白亜紀(日帰り温泉あり)♨️があります。
こちらは、干し芋🍠の産地として有名であります。
このことで、「干し芋が欲しいも」、「干し芋を食べて欲しいも」という言葉が思い付きました。
阿字ヶ浦駅は、1928(昭和3)年7月7日に開業した1面2線の終着駅(無人駅)であり、周辺に阿字ヶ浦海水浴場🏖️があることで有名であります。
国営ひたち海浜公園へは、バスまたは徒歩で行くことになるけど、2024年を目処に湊線が延長される予定となっています。
阿字ヶ浦には、風水がテーマの日帰り温泉施設である阿字ヶ浦温泉のぞみ♨️があり、入浴のほか、食事も楽しむことが出来ます。
冬場には、名物のあんこう鍋🍲も味わうことも出来ます。
国営ひたち海浜公園は、1991(平成3)年10月に、アメリカ軍水戸対地射爆撃場の跡地に開設された国営公園であり、スイセン、ネモフィラ、コキアなどが咲き誇ることで有名であり、毎年8月には、日本最大の野外ロックフェスティバルであるROCK JAPAN FESTIVALが行われています。
その周辺には、自動車安全運転センター安全運転中央研修所があり、研修を受けることが出来ます。
国営ひたち海浜公園のネモフィラはかなり有名であり、シーズンには阿字ヶ浦駅から臨時バスも運転されています。
3月13日のダイヤ改正では、平磯~磯崎間に、美乃浜学園駅が開業する予定であるので、2014(平成26)年10月1日の高田の鉄橋駅以来の新駅開業(ひたちなか海浜鉄道となってからは2度目)となります。
美乃浜学園は、4月に開校予定のひたちなか市立の小中一貫校🏫であり、平磯・磯崎・阿字ヶ浦の各小学校、平磯・阿字ヶ浦の両中学校の統合によって出来ることになります。
勝田駅と那珂湊駅で売られているひたちなか海浜鉄道の1日乗車券(湊線1日フリー切符、900円(小児は450円))は、土休日限定であったけど、現在は毎日使うことが出来ます。
一昨日は、あーにゃこと水湊あおひ氏😸のSHOWROOM配信に参加することが出来たことで幸せを感じていました。
自分(しゃもじ)🐰は、あーにゃ😸のアバターを使っているので、あーにゃ😸のアバター着てくれてありがとうと言われました。
あーにゃ😸がSHOWROOMイベントをやってくれたお陰で助かっています。
このことで、あーにゃ😸に那珂湊駅のキーホルダーをプレゼントした時のことを思い出しました。
昨日は、あーにゃのSHOWROOM配信に参加出来なかったのが残念でありました。
昨日の夜には、れんてつの軌条あさま氏🍳のSHOWROOM配信に参加出来たので幸せを感じていました。
今日は、東京ステーション♪の高橋みう氏🌹のSHOWROOMに参加出来たことでも幸せを感じています
本当に緊急事態絶望嫌がらせ宣言が解除され、しゃもじ復活🐰の時が来ることを願っています。
自分(しゃもじ)🐰が参戦したアイドルの現場も、富士山🗻が見えることに例えたくなります。
自分(しゃもじ)🐰も倍返しによりリベンジしたいです❗
茨城交通の時代は、湊線の廃線問題に揺れていたけど、ひたちなか海浜鉄道に移管されたことで嬉しく思っています。
今日の東京メトロ17000系は、平日39Sの前半(朝の運用)に入り、和光市~新木場間で1往復していました。
ひたちなか海浜鉄道湊線が出ているJR常磐線の勝田駅へは、東京駅から約1時間18分で行くことが出来、全ての定期特急が停車しています。
E531系による普通列車でも、品川、東京、上野の各駅から勝田駅まで乗り換えなしで行くことも出来ます。
今回37100号車には、一昨年行われていた茨城ゆめ国体のラッピング列車となっていました。
土休日の車両の運用は、ひたちなか海浜鉄道のホームページの週末列車のところで調べることも出来ます。
那珂湊から阿字ヶ浦まで移動した時に見た夕景🌇が綺麗だったので、撮影しておきました。
ひたちなか海浜鉄道湊線は、乗れば幸せになる路線であり、自分(しゃもじ)も乗ってみて幸せを感じました。
コロナが落ち着いたら、またひたちなか海浜鉄道湊線に乗りに行きたいと思っています。
このように、ひたちなか海浜鉄道のキハ37100号車に乗り、話題にすることが出来て良かったです。