続いては、今月(5月)25日に、京急ファインテック久里浜事業所で行われた京急ファミリー鉄道フェスタ2014の撮影コーナーで展示されていた600形606Fによる京急ブルースカイトレイン(BLUE SKY TRAIN)、ANAのラッピング電車です。
この編成が、車両撮影コーナーで展示されたのは、一昨年の5月27日以来であり、前回(昨年5月26日)は、京急久里浜駅への送迎電車に使われていました。
以前はJAL(日本航空)やアメリカン航空などが加盟しているワンワールドのラッピングが施されていたけど、現在はANA(全日本空輸)のラッピングが施されています。
ブルースカイトレインは、京急ファミリー鉄道フェスタでの撮影会展示の常連であり、一昨年は、606Fと2157Fの両方、昨年は、2157Fが展示されていました。
この時に披露された行先表示は、エアポート快特成田空港で、実際に使われている表示であります。
エアポート快特は、京急蒲田に停車しなくなったという問題が発生した為に、日中の本数が20分間隔→40分間隔に変更されていました。
エアポート快特の表示も従来の快特と同じ緑色からオレンジ色に変更されていたし。
都心と成田空港を成田スカイアクセス線経由で結んでいるアクセス特急のうち、京急久里浜線直通もあるけど、現在三崎口発着は三崎口発成田空港行き(平日、7時58分 土休日 5時06分,7時22分発)のみで、成田空港発は京急久里浜行き(平日 16時04分 土休日 7時14分,7時55分発)となります。
一昨年10月の改正までは、成田空港発三崎口行きの列車もありました。
JR横須賀線⇔総武快速線でも、久里浜~成田空港間の列車(E217系によるエアポート成田、こちらのほうが本数が多い)もあるけど、三浦半島と成田空港を乗り換えなしで結ぶ列車であることに共通しています。
逗子(新逗子)からは、羽田空港へは京急(エアポート急行)、成田空港へはJR(エアポート成田)を使えば乗り換えなしで行けるし。
京急イエローハッピートレインがアクセス特急として成田空港まで乗り入れてくれれば面白いけど、残念なことに、600形や新1000形の10次車以降の8連にあるような停車駅予報装置が取り付けられていない為に他の新1000形の9次車以前と同様に通常時のアクセス特急に入らないことになっています。
600形の606Fには、青帯の航空会社であるANA(全日本空輸)のラッピングは、ブルースカイトレインに似合っているし、羽田、成田の両空港を結ぶ列車に相応しいと思います。
以前ANAの飛行機に全日空と描かれていたけど、中国語で一日中空っぽという意味でマイナスなイメージがあることや、ANAの愛称が定着していることから、全日空の表示から606Fにも描かれているANAのロゴマークに変わっています。
1057Fのイエローハッピートレインは、今月27日に、新逗子と羽田空港を結ぶエアポート急行の11D運用に入っていました。
このように、イエローハッピートレインは、ブルースカイトレインの606Fと同様に、大師線を除いた京急全線での運用が可能であることが分かります。
今回も、先月11日に続いてイエローハッピートレインとブルースカイトレインの両方を撮影することが出来て良かったと思っています。