続いては、今月8日に都電の荒川車庫で行われた路面電車の日のイベントで披露された、路面電車の日ヘッドマーク付きの8801号車と、都バス(都営バス)90周年記念リバイバル塗装(クリーム色に臙脂色の帯)のP-M190(練馬200か12-61)号車(いすゞエルガ)との並びです。
最初の段階では、8801号車と9000形の3つ並びも撮影出来ていたけど、残念ながら到着が遅れたので撮影することが出来なかったです。
このヘッドマーク付きの8801号車を撮影した後、9000形との並びを撮影しようとした時にヘッドが外され、下げられていたのでそのはずでありました。
その代わりに都バスとの組み合わせで撮影することが出来て良かったです。
2枚目の画像は、飛鳥山~王子駅前間(都電との併用区間)の草64系統(池袋駅東口~王子駅前、尾久駅前、日本堤経由~浅草雷門南間)、3枚目の画像は、東池袋四丁目での都02乙系統(池袋駅東口~東京ドームシティ、一ツ橋間)、新庚申塚での草63系統(池袋駅東口~巣鴨駅前、西日暮里駅、千束経由~浅草寿町間)、梶原での草64系統(いずれも都電との交差区間)を彷彿とさせます。
都営バスの草64系統は、1968(S43)年3月まで走っていたトロリーバス(無軌条電車)の104系統の流れを組む路線であります。同時に廃止された池袋駅~亀戸駅間の103系統は、一部が日暮里駅~亀戸駅間の里22系統(南千住自動車営業所所属)に継承されているし。
2008(H20)年6月14日の地下鉄副都心線の池袋~渋谷間の開業後も走り続けている都バスの池86系統(池袋駅東口~新宿伊勢丹~渋谷駅東口循環、早稲田自動車営業所所属)の前身は、池袋駅前~千駄ヶ谷~渋谷駅前~五反田駅前~品川駅前間を結んでいたトロリーバス102系統で、1967(S42)年12月9日に渋谷駅前~品川駅前間、1968(S43)年3月30日に池袋駅前~渋谷駅前間が廃止されて通常のバスに転換されていました。
渋谷駅前~大崎広小路間は、東急バスの渋41系統(渋谷駅西口~大井町駅間、現在は目黒営業所所属)、五反田駅~品川駅前間は、反96系統(五反田駅~品川駅高輪口、麻布十番駅、六本木駅経由~六本木ヒルズ間)に受け継がれているし。
トロリーバスの101系統は、1968(S43)年9月に今井(江戸川区)と上野公園を結んでいた路線で、通常のバスに転換された後も直通運転が行われていたけど、1990(H2)年7月に亀戸駅で系統分割され、今井~亀戸駅間が亀26系統(現在は臨海支所所属)、亀戸駅~上野公園間が上26系統(現在は青戸支所所属)となっています。
三ノ輪橋に発着する都営バスは草43系統(足立区役所、千住車庫~浅草雷門間、千住自動車営業所所属)だけだけど、里22、草63,64系統の大関横丁バス停からも歩いて行けます。
このイベントでは、8801号車が脇役となっていたけど、本当は7001号車や7022号車、都バスと並べて貰いたかったと思っています。