先月(7月)27日は、阪急梅田から阪急大宮まで、長岡京市在住の友人と一緒に、阪急京都本線の新車である1300系の1301Fによる準急河原町行きに乗りました。
この日は、友人と、阪急梅田駅付近にある新梅田食道街のマクドナルド(マック、関西ではマクドと呼ばれている)で過ごした後、阪急梅田から友人の地元である長岡天神(特急停車駅でもある)まで阪急京都線に乗って帰ることになっていたけど、京都まで行くから一緒に乗って帰ろうとしていたら、な・ん・と、新型の1300系の1301Fによる準急河原町行きが止まっていたので、万々歳の状態でした。
友人は、長岡天神まで特急で帰ることも可能だけど、やはり比較的空いている準急に乗って帰ったのであります。
準急は、梅田を出た後、十三、南方、淡路、上新庄、南茨木、茨木市、高槻市と高槻市より先の各駅に停車していました。
大阪市営地下鉄堺筋線直通の堺筋準急は、天神橋筋六丁目(天六)~淡路駅で、柴島(くにじま)駅のみ通過となります。
1300系は、今年3月30日に、1300Fが京都線でデビューし、その1ヶ月後の4月30日には、1301Fも加わったけど、営業運転開始早々初期故障に遭っていました。
1301Fは、初期故障を乗り越えた編成でもあります。
阪急京都線は、1928(S3)年1月16日に、淡路~高槻町(現、高槻市)間が、新京阪鉄道によって開業したのが始まりで、同年11月1日に京都西院(現、西院)まで延長されていました。
当時は、天神橋(現、天神橋筋六丁目)駅が大阪側のターミナル駅として使われていたし。
新京阪鉄道は、京阪電気鉄道の傘下だったけど、1930(S5)年9月15日に、京阪電気鉄道と合併されて、天神橋~淡路~京都西院間が新京阪線となっていました。
1931(S6)年3月31日には、関西初の地下区間として、西院~京阪京都(現、大宮)間が開業。同時に京都西院駅が地下駅に移転されて西院駅となっていました。
1943(S18)年10月1日には、阪神急行電鉄(神宝線)と合併されて京阪神急行電鉄となり、1949(S24)年12月1日には、現在の京阪線部分が、現在の京阪電気鉄道として分離され、京阪神急行電鉄として残った新京阪線が、現在の京都本線に改称されていました。これにより、京都本線、千里山線(現、千里線)、嵐山線が阪急の路線となったし。
1963(S38)年6月17日には、河原町まで延長されて現在に至っています。
京阪神急行電鉄から現在の阪急電鉄に変更されたのは、1973(S48)年4月1日のことで、同年11月23日には、阪急梅田駅が、現在の場所に移転・拡張されていたし。
西院~西京極間の地下トンネルの出入口には、天人併其功の文字と鷲のエンブレムがあるけど、当時京阪電気鉄道によって作られた関西初の地下区間という記念でこのようなメッセージが入れられていたし。
京阪でも、天満橋、淀屋橋、中之島の各駅でメッセージがあるので、受け継がれていることが分かります。
阪急京都線の駅のうち、21世紀に入ってから開業した駅は、洛西口駅(2003(H15)年3月16日)、摂津市駅(2010(H22)年3月14日)、西山天王山駅(昨年(2013(H25)年)12月21日開業)の3駅で、洛西口駅は、1946(S21)年2月1日に開業し、1948(S23)年3月1日に廃止された物集女(もずめ)駅の跡に出来た駅であり、昨年10月26日に上り線(京都河原町方面)が高架化されています。
このように、阪急京都線で、新型の1300系に乗ることが出来て良かったです。
画像は、高槻市駅と桂駅で撮影。
桂駅で並んでいた6300系の6351Fは、9300系の導入後、6352Fや6353Fと共に、京都本線の特急運用から追われ、2ドア車のまま嵐山線に転用された編成であります。