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Channel: よしちゃん@しゃもじのパワフルフル寄り添い隊ステーションワールド♪
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京王バスの諏訪・岡谷線

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こちらは、今月(9月)3日に新宿高速バスターミナルの28番乗り場で撮影した、京王バス東永福町営業所所属の61410(練馬200か29-10)号車の日野ニューセレガ(QRG-RU1ASCA)による中央高速バス諏訪・岡谷線の岡谷駅18時発のKO3822便です。

中央高速バスの新宿到着の時、26番乗り場(明治安田生命新宿ビル前)に到着するけど、左に曲がったところにある28番乗り場(新宿~土気線と共通)に到着することもあります。

これらの車両は、中央高速バス諏訪・岡谷線の京王便の一部で永福町営業所(隣接する京王電鉄バス高速バスセンターとは別)に移管された為に導入された61410,61411,61412号車の3台のうちの1台で、後部トイレ付きの38人乗りスイングドア仕様となっています。

諏訪・岡谷線は、1日17往復、京王バス東(永福町営業所または世田谷営業所)、フジエクスプレス(富士急グループ)、アルピコ交通諏訪支社(旧、諏訪バス)、山梨交通、JRバス関東(中央道支店諏訪営業所)による運行で、うち2往復は茅野駅発着、3往復は岡谷インター経由上諏訪駅行きで、他は全て諏訪インター経由岡谷駅行きとなっています。

京王バス東は6往復(うち下り1本は茅野駅行き、下り1本、上り2本は岡谷インター経由上諏訪行き)、フジエクスプレスは1往復(全て諏訪インター経由)、山梨交通・JRバス関東はどちらも2往復(全て諏訪インター経由)、アルピコ交通は、6往復(うち、下り2本、上り1本は岡谷インター経由上諏訪行き)となっているけど、金曜日と土曜日を中心とした特定日には、新宿 22時発諏訪インター経由岡谷行きの3825便(京王バス東とアルピコ交通による交互運用)も運転されています。

諏訪・岡谷線は、諏訪インター経由の場合、新宿を出た後、初台ランプで首都高→中央道に入り、中央道三鷹、深大寺、府中、日野、八王子の各バス停で乗車扱いが行われ、中央道昭和(山梨県中巨摩郡昭和町)へ。

この区間にある高速バス停は全て通過となるので、鉄道で言えば急行運転に相当するし。

その後双葉東バス停に停車し、隣接する双葉サービスエリアで10分間の開放休憩が行われた後、中央道の韮崎、明野、須玉、長坂・高根、八ヶ岳、富士見、原、茅野の各バス停に停車し、諏訪インターで高速を降り、諏訪インター前へ。

ここから一般道を進み、赤羽根に停車し、諏訪湖及び上諏訪温泉の最寄り駅である上諏訪駅へ。

ここからは下諏訪、長地(おさち)、岡谷市役所前に停車し、終着駅の岡谷駅前(ララオカヤ前)へと向かうことになります。

茅野駅行きは、諏訪インター前からそのまま茅野駅前へ。

1日3往復の岡谷インター経由便は、中央道茅野を出た後、中央道有賀バス停に停車し、岡谷ジャンクションから1区間行ったところにある長野道の岡谷インターで高速を降り、今井、岡谷市役所前、岡谷駅に停車し、諏訪インター経由とは逆のルートで長地、下諏訪に停車し、上諏訪駅へと向かうことになっています。

上諏訪駅の乗り場では、諏訪インター経由の場合は道路を渡ったところにあるスワプラザ前から、岡谷インター経由の場合は上諏訪駅側から発車するので注意が必要であります。

中央道富士見、原、茅野、諏訪インター前、赤羽根の各バス停には、高速バス乗換専用の無料駐車場(パーク&バスライドシステム)があり、そこに車を止めて高速バスに乗り換えた上で新宿方面に向かうことが出来ます。

諏訪・岡谷線の運賃は、今年7月14日からゾーン運賃制となり、2回回数券も新設されています。

大人片道の場合、新宿~茅野間 2900円、新宿~上諏訪、岡谷間 3200円

岡谷市は、諏訪湖の西側にある工業都市であり、うなぎの産地でもあることから、寒の土用の丑の日にもうなぎを食べる習慣があります。

岡谷駅は、小野、辰野経由の旧線(飯田線直通を含む)の分岐駅でもあり、南側にコンテナ集配基地である岡谷オフレールステーションもあるし。

諏訪湖は、天竜川の水源でもあり、釜口水門が岡谷市側にあります。

後は、山中湖のところで紹介したように有名なわかさぎの産地であり、冬場にはわかさぎ釣りが盛んに行われています。

上諏訪駅は、諏訪湖及び上諏訪温泉への最寄り駅でもあり、1番線側に足湯があることで有名です。

足湯は以前通常の露天風呂として使われていたけど、狭いことや水質などの問題があったので2002(H14)年に足湯に変わったのであります。

足湯のほうが電車の待ち時間でも気軽に入ることが出来るし。

2011(H23)年2月に閉店したまるみつ百貨店には、温泉浴場があり、百貨店唯一の温泉として親しまれていました。

上諏訪の日帰り温泉施設は、国の指定重要文化財に認定されたレトロな建物の片倉館が有名であるし。

8月15日には諏訪湖祭湖上花火大会、9月の第一土曜日(今年は9月6日に行われていた)には全国新作花火競技大会(諏訪湖二大花火大会)が行われているけど、どちらも上諏訪駅構内が賑わうことになり、西口の臨時改札(下り線専用)の開放、普段中央快速線や青梅・五日市線で使われているE233系による出張臨時電車も運転されることになります。

このことは201系の時代でも見られていたし。

中央高速バスの諏訪・岡谷線が登場したのは、1986(S61)年11月1日のことで、当時は新宿~茅野間の茅野線として3往復(京王と富士急の隔日運用、山梨交通、諏訪バスの1往復ずつによる運行)で運転されていました。

翌年の1987(S62)年7月1日には、上諏訪、岡谷方面まで延長されて諏訪・岡谷線となり、JR東日本バス(関東自動車事業部、JRバス関東の前身)が参入し、現在に至っています。

JR東日本のバス事業(JR東日本バス)がJRバス関東とJRバス東北に分離されたのは、JR東日本のスタートから1年後の1988(S63)年4月1日のことで、国鉄バス(関東地方自動車局)から受け継がれていたJR東日本のバス事業は1年間の期間限定でした。

現在は、気仙沼線や大船渡線の一部区間のBRT(バス高速輸送システム)で、JR東日本バスが復活しているし。

2往復の茅野駅発着は、2010(H22)年7月1日に新設されたもので、中央高速バス茅野線の復活とも言えます。茅野市に高速バスを受け持つアルピコ交通諏訪支社の茅野営業所があるという縁もあるし。

諏訪・岡谷線の京王便は、1999(H11)年10月1日に京王電鉄のバス事業(現、京王電鉄バス)から京王バス(後の京王バス東)に移管されていたので、移管第一号でもあります。

その翌年の2000(H12)年10月1日には甲府線も京王バス(当時)に移管されていたし。

諏訪・岡谷線の一部の永福町営業所への移管により、先代の三菱ふそうエアロバスの50265(練馬200か27-80)号車も使われていることを確認しています。

永福町営業所担当便は基本的に3台のニューセレガが使われ、2002年式のエアロバスは、予備及び増車用として使われていると思われます。

後は永福町営業所担当便に世田谷営業所所属の車両が使われることもあるし。


セレガーラは前面のブラックフェイスが特徴であり、ここにKEIOのロゴがでっかく表示されています。

京王のニューセレガは、京王バス東の調布、世田谷、永福町の各営業所、京王バス中央の府中営業所に配置されているけど、今のところ京王電鉄バスや京王バス南には入っていないです。

永福町営業所所属のセレガは、京王バス 東の社名表示と練馬ナンバーの組み合わせで一目瞭然でありるし。

京王バス中央の府中営業所は、JR武蔵野線の北府中駅前(東芝の府中事業所)にあり、5月に府中町1丁目から移転されてきたばかりの京王電鉄バスグループの本社もあります。

このように、京王バスの練馬ナンバーのニューセレガを撮影することが出来て良かったと思っています。

おまけの画像は9月4日に撮影した61411(練馬200か29-13)の諏訪・岡谷線の同じ便です。411は真野ちゃんこと真野恵里菜氏、Tokyo Cheer2 Party(チアチア)のしょこりんこと澤翔子氏の誕生日の番号なので真野しょこ番と呼んでいます。

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