続いては、昨日(10月5日)、都電の荒川車庫で行われた荒川線の日イベントで展示された6086号車(保存車両)です。
この時には、行先表示や系統板が随時変えられていたけど、中に目を引いたのは、27系統時代に使われていた表示でした。
町屋一は、現在の町屋駅前電停のことであり、以前は町屋一丁目と呼ばれていました。
赤羽は、1972(S47)年11月11日に、27系統の王子駅前~赤羽間が都心部で最後まで残されていた城東地区の路線と一緒に廃止されるまで使われていた行先で、当時の赤羽電停は、国鉄(現、JR東日本)の赤羽駅前ではなく、北本通りの路上(現在東京メトロ南北線と埼玉高速鉄道線の赤羽岩淵駅のある場所)にありました。
6086号車が展示されたのは、一昨年の6月10日の路面電車の日イベント(黄色い都電揃い踏み)以来でありました。
6086号車は、かつての6152号車とは異なり、自力で走ることが出来ないので、スタッフによる手押しで展示場所まで移されていました。
今回このような形で6086号車を撮影することが出来て良かったです。