報告が遅くなりましたけど、今年8月23日は、南入曽での西武電車夏祭りの後、東京総合車両センター(旧、大井工場)で行われた夏休みフェアに行ってきました。
この時には、東海道線で使われているE217系のF53編成が展示されていました。
東海道線のE217系は、2006(H18)年3月に全廃となった113系で最後まで残った編成を置き換える為に、横須賀・総武快速線から、初期の3編成が転属してきたもので、11+4からE231系と同じ10+5に変更されています。
こちらは、湘南新宿ライン及び10両の単独での運用が出来ない為に、東京~熱海間の15両固定で限定運用されているし。
現在はF01+51編成が横須賀・総武快速線に出戻りしていたけど、来年3月の上野東京ラインの開業により、残っている2編成が横須賀・総武快速線に出戻りする予定となっています。
E217系は、今年12月3日にデビュー20周年を迎えるけど、1994(H6)年のデビュー当時は209系ベースの近郊型電車初の4ドア車として話題になっていました。
デビュー当初は、2編成のみで、運用が逗子~東京~千葉、成田空港間に限定されていたし。
E231系からは通勤型と近郊型の共通設計となったのも、E217系があるからこそ出来たことであります。
インバータ装置が更新される前は、E217のロゴがあったけど、209系と同様に東海道線用を含めてインバータ装置が交換され、JRのロゴマークに変わっています。
このイベントで東海道線のE217系を撮影することが出来て良かったと思っています。