こちらは、今年4月20日に、山形鉄道フラワー長井線(山形県)の終着駅である荒砥駅で撮影した、YR-880形DCのYR-887号車です。
行きに乗ったYR-882号車(一般客用のもっちぃ号)+団体客用の車両(番号未確認)が車両交換により入庫された為に、荒砥から赤湯までYR-887号車に乗ったことになりました。
荒砥駅は、山形県西置賜郡白鷹町の中心部にある1面1線の駅で、車両基地があります。
もっちぃ号は、あら、とっとと荒砥の車庫に入庫されてしまったよ!の状態でした。
荒砥駅の手前にある最上川橋梁は、明治期(1887年)にイギリスのメーカーによって製造されていた日本最古の長大鉄橋(ダブルワーレンス橋)で、土木学会推薦による土木遺産に認定されています。
山形鉄道フラワー長井線は、1日12往復のローカル線で、赤湯駅で山形新幹線つばさ号に接続しています。
このような新潟鐵工所製の軽快気動車は、同じ時期に導入された秋田内陸縦貫鉄道(秋田県)のAN8800形なども挙げられています。
同じ東北地方を走る秋田内陸縦貫鉄道のAN8800形は、トイレ付きのセミクロスシート車であることから、山形鉄道のYR-881~886号車と共通しているし。
秋田内陸縦貫鉄道のAN8808号車に関しては、現在お座敷列車に改造されています。
山形鉄道フラワー長井線の駅一覧
赤湯~南陽市役所~宮内(もっちぃ駅長の駅)~おりはた~梨郷~西大塚~今泉~時庭~南長井~長井~あやめ公園~羽前成田~白兎~蚕桑(こぐわ)~鮎貝~四季の郷~荒砥
国鉄→JR長井線の時代は、南陽市役所、あやめ公園、白兎、四季の郷の各駅がなく、宮内駅は宮内町駅、おりはた駅は西宮内駅と呼ばれていました。
南陽市役所駅は、1988(S63)年10月25日の第三セクターへの転換当日、白兎駅は、1989(H元)年12月16日、あやめ公園駅は、2002(H14)年6月9日、四季の郷駅は、2007(H19)年10月13日にそれぞれ新設されていました。
長井駅は、長井市の中心部にある駅で、山形鉄道の本社があります。
宮内駅のもっちぃ駅長の仲間は3羽で、白うさぎの「もっちぃ」は駅長、茶うさぎの「ぴーたー」と「てん」は駅員で、共に2010(H22)年8月1日にデビューしていました。
山形鉄道に乗ってみて、山並みなどの景色も良かったです。