一昨日(11月15日)、都営三田線の志村車両検修場(高島平)で行われた都営フェスタ2014in三田線では、定期検査入場中の6300形6330Fを見ることが出来ました。
こちらでは、東武鉄道の南栗橋工場などと同様に、台車が外された後にクレーンを使って移動が行われているので、黄色い固定器具によって固定されています。
6330Fは、2000(平成12)年9月26日の目黒延長及び東急目黒線との直通運転開始に伴う増備車として導入された編成であり、近畿車輛で製造された編成でもあります。
志村車両検修場は、開設当初、同じ敷地内でありながら、志村検車場と志村車両工場に分かれていたけど、2000(平成12)年の目黒延長を期に統合され、志村車両検修場となっています。
こちらは、今から10年前の2004(平成16)年に馬込検車場と馬込車両工場が統合されて馬込車両検修場となったことに準じているし。
馬込車両工場は、西馬込駅の馬込寄りにあった工場で、出入庫線には踏切が3ヶ所ありました。
馬込車両工場が馬込検車場側に移転されたことにより、その引き込み線が廃止され、都営地下鉄から踏切が全廃されていたし。
都営フェスタは、2004(平成16)年11月13日の馬込車両検修場(西馬込)を皮切りに行われ、翌年の2005(平成17)年に、三田線全線開通及び東急目黒線との直通運転開始5周年記念として志村車両検修場(高島平)で行われて以来、交互に行われていたけど、2010(平成22)年は都営地下鉄開業50周年記念、2011(平成23)年は都営交通100周年記念として2年連続で馬込車両検修場で行われ、一昨年は3年ぶりの開催となった高島平、昨年(11月2日)は西馬込と交互での開催に戻されたのであります。
2003(平成15)年11月1日には、当時1編成しか無かった東急5080系の5181Fによるくるっトレインが、浦和美園→白金高輪→高島平間で運転され、志村車両検修場で撮影会が行われていたので、あの時が都営フェスタin三田線の原点でもあったことも言うまでもないです。
因みに前回の志村車両検修場の都営フェスタ(一昨年11月4日に行われていた)で検査入場していた6303Fは、今回の都営フェスタで、都営フェスタ号並びに撮影会用車両として使われていたことは偶然であるけど、前回の志村(高島平)での都営フェスタで、こんなことがあったんだなと思ってしまいます。
あの時(都営フェスタ2012in三田線)は、記念硬券セットが売り出されていて、それを買ったので売上に貢献していたのであります。
このように、6330Fの検査入場シーンも見ることも出来て良かったと思っています。