先月(11月)25日は、越生から坂戸まで、東武越生線で運用されていた8000系のツートンカラー編成である81107Fに乗りました。
このツートンカラー編成は、東武博物館の手によって動態保存されている8111F(イベント専用車)と同じ先々代の塗装であり、東上線開業100周年記念事業及び、来春の東上線の川越市~小川町間のATC化によって8111Fが東上線を走れなくことの穴埋めとして導入されたもので、今年3月にセイジクリーム塗装(先代塗装)にリバイバルされた81111Fに続くものとなっています。
この81107Fは、1981(昭和56)年に富士重工業宇都宮製作所(現在のエコ宇都宮工場)で製造されていたので、東上線の池袋~小川町間で活躍中の9000系試作車である9101Fと同期であります。
導入当時は、本線系統の春日部検修区(現、南栗橋車両管区春日部支所)所属だったけど、2004(平成16)年に車体更新、ワンマン改造されて東上線に移り、翌年の2005(平成17)年3月から小川町~寄居間で使われています。
ツートンカラーへの塗装変更は、南栗橋工場で、全般検査を兼ねて行われ、今年11月20日に森林公園検修区まで回送されていました。
秩父鉄道線での牽引には、昨日8560Fと一緒に廃車回送されていた8505Fが使われていたので、最後の牽引作業となっていたし。
今年3月の81111Fのセイジクリーム塗装への変更の時は、南栗橋工場で、重要部検査を兼ねて行われていたので、東上線の8000系のワンマン車が、川越工場ではなく、南栗橋工場まで回送されて行われていることが分かります。
ツートンカラー化された81107Fが営業運転入りしていたのは、先月(11月)22日のことで、小川町~寄居間の運用に入っていました。
この日は行かなかったけど、緑の豊かな区間で秋晴れであったことから絶好の撮影日和となっていたし。
この日(11月25日)は、Twitterのつぶやきにより、81107Fが越生線の運用に入っているということを聞いたので、行っておいて良かったと思っています。
この時には、100周年記念ヘッドマークが取り付けられ、車内には昔の東上線の写真が飾られていました。
川越市からは、30000系による急行で移動し、坂戸から越生まで、先月(11月)16日に森林公園検修区で行われた東上線ファミリーイベント2014で展示されていた81100Fで移動したけど、途中の川角駅で81107Fと交換していたので、越生駅に到着した後に81107Fの到着を待っていました。
この日は雨だったので待つのも一苦労していたし。
ツートンカラーと更新顔との組み合わせは、このようなリバイバル企画ならではだけど、更新顔の8000系にも似合っていると思います。
画像は越生駅で撮影。